サザンオールスターズ のライブレビュー (365件)

サザンオールスターズ

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Southern All Stars

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ロックポップス

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サザンオールスターズ 真夏の夜の生ライブ ~海の日SP~

2004/07/18 (日) @ ディファ有明(東京都)

ジンチョさん

長文失礼致します。 このライブももう14年前ですか。私が19のときです。 連休の長距離ドライブのお供にかなり久々にこのライブ映像を流してみました。 当時出始めの、テレビチューナー付きのパソコンを家族共用のパソコンとして買いまして。それで録画したライブ映像です。当時はダビング10のようなデータ規制もなかったので市販のDVDに焼いたのがちゃんとカーナビでも観れました。 今でも覚えてます、サザンを好きになって頻繁に楽曲を聞いたりライブ映像をあさったりし始めたのは高1の頃。このライブを放映したのは19のときなのでサザン大好き真っ盛りの頃。ワクワクしながら留守録した番組を観たら、確かバレーボールの試合が延長した為最初の数曲は録れておらず…。 私が持ってる映像も『欲しくて欲しくてたまらない』から始まります。 それにしても改めて、当時の桑田さんはバッキバキだな。 この前40周年のキックオフライブ(ライブビューイング)を観てここに「昔と比べると落ち着いたな」といった内容の感想を書いたら、「桑田さんが歌っている姿を観れるだけで感謝」といったお叱りのようなお返事をいただいてしまいました。 でも私が10代だったというのもあるかもしれませんが、この頃の桑田さんのパフォーマンスやMCは、ほんと、私の想像を超えるものばかりだったんですよね。 このライブに関しては、まずなんといっても神セトリ。バラードも、一般向けセトリなら『真夏の果実』や『涙のキッス』を入れるのでしょうが、民放で放映しているにも関わらず『SEASIDE WOMAN BLUES』や『メロディ』ですからね(ここの畳み掛けが私としては涙がちょちょぎれるほどレア)。〝セメ〟の姿勢を感じちゃいます。 それぞれの楽曲の前に奏でるSEもかなり凝ってましたね。とくに、『愛する人とのすれ違い』のSEのハープのハーモニーは改めて聴くと最高。 『欲しくて欲しくてたまらない』や『汚れた台所』のボーカルテクも興奮もの。シャクリ、ガナリ、これが桑田ボーカル!といったバッキバキのパフォーマンスでした。 そしてお決まりの桑田ジョークも満載。おどろおどろしい雰囲気になったと思ったらくわっちょのMC。稲川淳二風の喋り方で金縛りの話。金縛りにあってパッと観たら可愛い女だけど顎が長くてアントニオ猪木に似てるとのこと。その人が股間を触るとのことから「おんな猪木に玉触られて」の一言(笑)。ワンテンポ置いてオーディエンスが大歓声。そこからの『そんなヒロシに騙されて』がスタートしたときは大爆笑です。ベンチャーズの十番街の殺人のイントロも入れちゃって。 この想像を超えるギャグセンスとファンを沸かせる持っていきかた。私の中でもう天才以外のなにものでもないです。 他にも『君こそスターだ』は当時のアテネオリンピックの応援ソングでした。その曲前のMCでも「バルセロナでやらせろな、アテネでヤッてね」って(笑)アホか(笑) 真骨頂の『マンピーのG★SPOT』のマンヅラとダンサーはなんなんだよ(笑) やっぱり私の人生を楽しくしてくれたのはこの人たちだったなと思わせる映像でした。 お年を召された皆さん。私の中でサザンは〝世間が「国民的バンドと呼ばせて」と頭を下げる永遠のキワモノバンド〟です。そんなバンドが今年40周年で活動をスタートさせました。もちろんご本人もファンの皆さんもお年を召していくので、昔と全く一緒のパフォーマンスを求めても仕方がないですが、でも私の中での桑田佳祐は、まさにこの映像で見たようなセメとアオリと爆笑のロックミュージシャンです。 春のツアー、楽しみにしてます!!絶対行きたい!! (私の予想、絶対名バラードを復活させる。あまりにもあの曲自体のテレビ露出増えてるし、ベスト盤の一曲目って…)

サザンオールスターズ スタジオライブ

2018/07/27 (金) 19:00開演 @ NHK放送センター 101スタジオ(東京都)

ジンチョさん

テレビで観ました。 なんだこれ!贅沢すぎ! NHK太っ腹! 40周年で民放に出まくってるのを片っ端から見てましたが、「ん?これは音源流してるのか?」なんて思うところが多く「サザンは演奏力あるんだから生だろー」なんて思うことが多々ありました。 「この後サザンの生ライブ!」なんて言っても結局はプロモーションの場で新曲を披露するのみなどばかり。 そんな中のこのライブ! もちろん放映されたのは、実際スタジオで生で楽しまれた方のセトリの一部でしたが、それでも茅ヶ崎から始めて、YOUだのシーサイドだのミスブラだの。ほんといつものサザンライブで楽しませてもらってることをそのままテレビで観れました。 新曲の2曲やそれ以外の楽曲でも、CD音源よりもちょっとテンポを早めてたのもライブ感があって贅沢!ホテパシで「茅ヶ崎生まれのいくみちゃん♪」と適度に替え歌入れたのも贅沢!みんなのうたの前にあの日からをやったのも贅沢!「もっとこんかぁ!」とがなった桑田ボイスも贅沢!勝手にシンドバッドのラララのコール&レスポンスでムクちゃんのソロラララも贅沢!ライブの定番曲のミスブラやって、間奏部分も今年のアレンジバージョンをちゃんと放送したのも贅沢!桑田さんの喉の調子もよかったのも贅沢! 今回の放映曲はヒット曲が多かったけど、海のオヤー以外の曲があったのでほとんどプロモーション感がありませんでした。いつものサザンライブが放映されてたって印象です! 桑田さん、もう仕事しないでいいすよ笑 タモリ倶楽部でタモさんが好き勝手やってるみたいに、ファンは桑田さんの好き勝手についていきますよ! ありがとうサザン!ありがとう天下のNHK!

ジンチョさん

ライブビューイングで参加しました! 参加したてホヤホヤでライブレポです。 ど平日にライブ観たい人って、やっぱりコアファンですよね?笑 なのでコアなこと、率直なこと書きますね。 まずはワクワクドキドキの一曲目。 ずっと仕事しながら、「40周年の一曲目にふさわしいのはなにかな」と考えてました。 『茅ヶ崎に背を向けて』はこりゃ歌詞的にも一曲目にふさわしいですね! そしてメンバーの皆さん。やっぱり歳とりましたねー。 コアファンからすれば桑田さんのテクニックボーカルや客のあおりがなくて大人しい印象だったかと。 『みんなのうた』の「あ〜つぅ〜いなぁ〜みぃ〜が…」のコーラス部分もファルセットでは歌えてなかったですしね(いらんこと言わなくていいか汗) セットリストについても多分コアファンからしたら物足りなかったのでは? なんてったって〝真骨頂〟が聴けなかったですもんね。(でも艶色の不意打ちは上がったし、女呼んでブギは復活してからやってなかったし、みんなのうたの「もっとこんかぁーっっ!」はやっぱり鳥肌ものでしたよ。これが桑田ですよ!) でもね、キックオフですよキックオフ。楽しみなのは今日じゃなくてこれからです!!今日は喉ならしです!今日はやり切る日じゃないんです! まずはロックインジャパン! 今時の若い連中に是非ともサザンオールスターズの真骨頂をぶちのめしてやって下さい! 桑田さん、「歳とりまして」とか「還暦で」とかジジイっくさいことはMCで言わなくていいですよ。ガンガンわけーやつらあおって音楽業界のぶち壊し方をションベンくさいバンドと客達に見せつけてやって下さい!! 40周年!みんなで応援していきましょう!!

5年ぶりの復活ライブ。5年前も同じ場所でサザンオールスターズを見たが、その時とは感情が違うのは全サザンファンの感想だと思う。なんと言ったってあのサザンが帰ってくるのだから。単刀直入に感想を述べるとするなら、サザンオールスターズは永遠に不滅と思わせてくれる最高のライブだった。演出で最高に憎かったのは3曲目でデビュー曲の勝手にシンドバッドというジョーカーを切っても余りある楽曲の層の厚さ、それから5年前最後に歌ったYa Yaが2日目は1曲目で歌った点、及び1日目の1曲目はライブ前日にオンエアされたsongsで1曲目に歌った海を持ってきたこと。全てにおいて憎いけど、最高すぎる演出だったと思う。5年前は有名だと言われる曲やファン投票で上位に入ったいとしのエリーやTSUNAMI、真夏の果実をまとめて泣かせに行くようなセットリスト、言わば最強カードを永遠に切って切って涙が止まらないセットリストとするなら今回は定番曲はもちろんだが、王道バラードと対をなしてサザンのキャラとも言える社会風刺などのブラックな側面を持つ歌を歌い、まだまだ俺らは現役であることを示すと同時にまた再スタートを切る意思表示とも取れるセットリストだったと言えるだろう。 5年前、この地でI AM YOUR SINGERを聞いた時もうこの歌声をこのメンバーの演奏のもとで聞くのは最後なのかもしれないと幼心に思っていた。5年も経てばいろんなことがある。東日本大震災もあった、人それぞれに抱えてる事情、問題様々にある。ただ活動休止の際、桑田佳祐は最後のMCで「みんな死ぬなよー!」と叫んでいた。実際、サザンは復活した。それで悲しい人々の心が完全に満たされるとは思っていない。ただ救われた人がいるのも事実であった。だいぶライブからは逸れてしまったが、サザンオールスターズは今生きてる幸せをファンに噛み締めさせてくれる最高のライブをしてくれたと思う。もちろんメンバーもいい年齢なので昔のように年中活動し続けるのは難しいだろう。ただ、サザンは生きている、どんな時でも形として帰ってきてくれる、そうファンに思わせてれる最高のライブだったと言えるだろう。

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