体調不良か？途中で咳き込んだり、水分補給と。予定既存セットリストからすると、曲数がすくなかったかな？ 少し残念なライブに感じました。

コステロの奥さんの歌を一度聴いてみようと、初日に行ってきました。 最新作から演奏したのは２曲だけと新聞のレビューで知ったくらいですから、 前方の席では申し訳ないので２階席で。 この演奏技術と歌唱力、日本は負けちゃうなあと思いました。本当に。 スタンダードな曲が多いのに、若い子も来ていて感心したり。 いや、失礼。

どうも東京の終盤から風邪をひいたようで日本公演中では大阪は演奏曲目は最も少なく、本人も「damaged voice」と言っていたとおり高音が苦しそうで、発声に無理が無いように旋律を変えて歌っていて、残念ながら物足りないコンサートだったと言わざるをえません。残念な事に「Fly me to the moon」も「Desperado」も聴く事が出来ませんでした。私が20歳過ぎてからの40年間で参加した100本以上のコンサートではヴォーカリストが風邪をひいていたのは初めてでした。 そのぶんAnthony Wilsonが頑張っていました。でも優しい観客たちは大きな拍手をおくっていました。あと一つ残念だったのは東京では３公演とも完売だったのに大阪は当日までチケットが残っていた事で、私が若い頃はJazzでもRockでも大阪の観客はノリが良く、盛り上がることで有名だったんですけどね。

11年ぶりとなる日本公演でしたが、ツアー後半は風邪のせいか喉の調子を落として演目もやや少なめとなりました。それでもツアー初日となる昭和女子大人見記念講堂では１８曲をいつものトーンで軽快に奏で、途中、10歳になる双子の子供やハズバンドであるコステロの近況にも触れ、終始観客を魅了しました。グッズは各種Tシャツや女性用のトップス、ネーム入りのフルートグラス、トートバッグ、目録はノーマルが2000円、直筆サイン入りが5000円でした。アンコール最終ではスタンディングオーベーションにて拍手が鳴り止みませんでした。