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男性が多め
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年齢層:
40代~50代中心
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グッズの待ち時間:
10分~30分
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ライブレビュー (2件)

4.2

ゲストさん

VOW WOW圧倒的なライブサウンドに7000人が酔った!今月末、急遽追加公演決定! 1月16日、VOW WOWが有明の東京ガーデンシアターにて『The 40 Years of VOW WOW Ⅲ Celebration』と銘打たれた公演を開催し、約3時間に及ぶ濃密な熱演を繰り広げ、会場を埋め尽くしたオーディエンスは至福のひとときを過ごすことになった。 VOW WOWは1984年、BOW WOWの発展形として世界的視野を伴いながら生まれ、メンバー個々の技術力の高さに裏打ちされた高品質なハード・ロックで独自の地位を確立したが、1990年に解散。その後、幾度かの限定的な復活の機会を経てきたが、2024年6月、VOW WOWとしてのデビュー40周年を記念し、同時に前年5月に他界したドラマーの新美俊宏への追悼の意を示す形で、CLUB CITTA’ KAWASAKIでの二夜公演を実施。さらに昨年1月には東京ドームシティホールにて『THE RETURN OF THE KING』と題された二夜公演も開催されているが、これらの公演はすべて瞬く間にソールドアウトとなっており、至高のバンドの帰還を待ち焦がれていたファンがどれほど多かったかを強く印象づけることになった。 そうした流れを経ながら、今回はちょうど1年ぶりの降臨となったわけだが、前々回の公演時から会場規模が倍々ゲームのごとく拡大され続けている点にまず驚かされる。VOW WOWとしての活動は年間を通じてコンスタントに展開されているわけではなく、新曲などがリリースされているわけでもない。いわば沈黙の時間が期待感と需要を高めているのだ。それは当然ながら、これまで行われてきた各公演において、彼らが他では味わうことのできない圧倒的ライヴ・パフォーマンスを披露してきたからに他ならない。そして実際、今回もそれが繰り返されることになった。 1月23日には大阪公演も控えているだけに、この場では具体的な演奏曲目などについては触れずにおく。公演タイトルが示す通り、1986年1月にリリースされた第3作『VOW WOW Ⅲ』の40周年を記念しての公演であるだけに、同作からの楽曲が要所要所に配置されていたが、当然ながら他のアルバムからの代表曲たちや意外なレア曲も網羅され、さらには山本恭司(g)、人見元基(vo)、そして厚見玲衣(key)のソロ・パートもたっぷりと盛り込まれた、歴史と実力あるバンドならではの構成がとられていた。また、本稿冒頭に「約3時間」と記述したが、公演は二部構成がとられており、途中に25分間の休憩時間が設けられていた。ただ、それでも各ソロ・パートとアンコールも含めれば全20曲に及んだその演奏内容は、あまりにも濃密かつ劇的で、まさに時間経過を忘れさせるものだった。 そして今回、ベースは前々回、前回の公演時と同様に永井敏己が務め、ドラムについては初めて山本真央樹が起用された。このリズム・セクションはサポート・メンバーという形になるが、真央樹は山本恭司の実息にあたり、ステージ上でも明かされていたとおり現在33歳で、『VOW WOW Ⅲ』発表時はおろか、かつての解散時にすら生まれていなかった。 超絶な演奏と圧倒的な歌唱。選りすぐられた楽曲と、ハイ・クオリティな爆音。この夜のライヴを構成していたすべての要素が完璧に噛み合い、今回もVOW WOWはこのバンドの格の違いを見せつけていた。とはいえ、威厳に満ちてはいても威圧的なわけではなく、完璧主義でありつつも観る者に緊張感ばかりではなく笑みをもたらすような余裕があり、絶妙なスキと色気を持ち合わせている。そんな稀有なバンドがここ日本に存在し、こうして対峙することのできる幸運さに、筆者自身も感謝の念を抱かずにはいられなかった。そしてステージ上のメンバーたちも、東京ガーデンシアターを埋め尽くした観衆に対する感謝を幾度も口にしていた。 そしてこの夜のアンコール時、ステージ上から届けられたのは、1月31に急遽、追加公演が行なわれるとの朗報だった。会場はVOW WOWにとって復活の聖地ともいうべきCLUB CITTA’ KAWASAKI。チケットは今回の公演翌日、つまり1月17日より販売開始となっている。この記事が読者の目に届く頃には完売に至っている可能性が高いが、この貴重な機会を逸したくないところだ。また、今回の東京ガーデンシアター公演の模様は、3月にWOWOWにて独占放送されることが決まっている。 そうした告知に加え、人見の口からは、すでに2027年に向けて次なる新たな舞台が準備されつつあることも明かされたが、それが何を意味するかについては、然るべき時が来るまで待つしかないだろう。繰り返しになるが、帰還を果たしたVOW WOWの活動ぶりはコンスタントなものとはいえない。ただ、こうして1年のうちの限られた時期に降臨の機会が巡ってくるというのも、彼らなりの継続のあり方なのである。それはどこか、さまざまな条件が合致した時にだけ起こり得る奇跡的な現象のようでもある。伝説的なバンドと形容されることの多いVOW WOWだが、そのレジェンドは今も現在進行形のままであり、こうして更新され続けているのだ。そしてもちろん、これからも。

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