キーワードで表すなら「ヒストリー」と「リバイバル」。
この言葉に集約されるのではないかと思います。
「100」のアルバムコンセプトである「POPSという名のノンジャンル」に因んでか,これまでのw-inds.のPOPSの歴史を盛り込んだ選曲だったり,過去のライブで披露された楽曲パフォーマンスをリバイバルしたような演出だったり,古参も新規も幅広く楽しめるセットリストになっていました。
モンスター級にレンジの広いボーカルパフォーマンスはもはや言うまでもなく。
今回はバンドサウンドに重点を置いてるためかサポートダンサーをつけずダンスも控えめ。
福岡市民会館は比較的音響が良いホールなのでその効果もあってか,アルバムで特に拘っている奥行きのあるサウンドが生バンドで見事に再現されていた楽曲もあり,一方では大胆なFUNK風味にアレンジされた楽曲もあったり,非常に心地よいサウンドを全身で体感できるライブでした。
ファンの年齢層は今や30代が中心になってるようで,親子連れも増えてきました。
未だ男女比としては少数とはいえ昨年から男性ファンが急増しており,w-inds.の客層もずいぶん大きく変化したなと実感しています。