25年間SMAPとして、エンターテイメントのトップランナーとして走ってきた香取慎吾の本格的ソロライブ。1時間30分強、ほぼノンストップで濃密なエンターテイメントショーを繰り広げた。 ライブは昨年リリースされたアルバム「20200101」の曲が中心。このアルバムは多くの新進気鋭のアーティスト達とコラボしたもの。それに加え新曲の「Anonymous」、ミュージカルオーシャンズ11で歌った「FATE　CITY」、出演中のCM曲、彼がYouTubeでカバーした曲と、多彩な曲を豊かな表現力で歌い踊り、エンターテイナーとしての実力を見せつけた。 また曲ごとの映像、照明、ダンサーの演出が見事だった。優れた演出家としての彼の実力も改めて確認した。 特に後半の「Neo」から「Anonymous」の4曲は圧巻。さらに伸びやかになり凄みを増す歌声。赤を主体とした映像と照明。その迫力のパフォーマンスに圧倒された。