まず、あらかじめ座る人が定められた席が「指定席」、特に席が定められておらず誰が座っても良い席が「自由席」です。新幹線と一緒ですね。
「アリーナ席」は一般にステージ周辺の席で、2階や3階の固定席が「スタンド席」です。「バルコニー席」というのもありますが、これは文字通り2階や3階のバルコニーに配置された席です。
必ずしもアリーナ席が一番見やすいとは限らず、アリーナ席の中でもステージから近い席や見やすい席を「VIP席」「プレミアム席」といった特別な名称で、通常より価格を高めに設定して売り出すこともあります。ローリングストーンズの東京ドーム公演では、花道周りの8万円の席が話題になりましたね。
それとは逆にステージが少し見にくい席を「見切れ席」と言い、元々機材を設置する予定だった席を「機材解放席」などと言います。公演日間近もしくは当日に発売されることが多いです。
また、席ではないのですが立ったままで見る「立見席」というのもあります。
その他、カップルシートや音しか聴こえない席などユニークな席を用意している公演もあるようです。チケットを購入する際に、ちょっと気にしてみると楽しそうですね！