ライブレポート

T.M.Revolution正月武道館公演で15年前のあの衣装で大ヒット曲「HOT LIMIT」を披露!!

2014/01/06



大晦日に水樹奈々と共にNHK紅白歌合戦へ出場したばかりのT.M.Revolutionが、2014年1月1日、2日の2日間、 5年連続となる正月武道館公演を開催した。

『T.M.R. NEW YEAR PARTY '14 LIVE REVOLUTION』(以下NYP’14)と銘打ったこの公演は、正月の2日間、日本武道館で行われるスペシャルなライブ。今年で5回目を迎え、ファンの間でも初詣ならぬT.M.R.詣でとでも言われる恒例行事として、毎回話題を呼んでいる。

神社を想わせる鳥居を基調としたステージセットや、ステージ上の巨大LEDとTwitterを駆使した開場前の盛り上げ企画など、新春ならではの仕掛けも施されている。

今回でこの正月武道館公演は一区切りというアナウンスがされた今年、2日間で20,000人のファンが来場。武道館周辺には、開場前から着物や袴で着飾ったファンがグッズを求め長蛇の列をなしていた。

正月らしい荘厳な獅子舞のパフォーマンスに続いて黒い衣装に身を包んだ西川が現れ、新曲「Count ZERO」のイントロを歌い出すと、会場は一気にヒートアップ。「戦国BASARA4」オープニングテーマとして、2月12日にSCANDALとのスプリットシングルに収録されるこの楽曲、リリース前とは思えない盛り上がりを見せ、その期待度が伺えるようだ。

続いて、「蒼い霹靂」「LEVEL4」「Albireo –アルビレオ-」と、昨年リリースされたセルフカバーベストアルバム第2弾「UNDER:COVER 2」から、人気の楽曲を畳みかける。

中盤には水樹奈々をナビゲーターに迎えた「2013年T.M.Revolution振り返りVTR」が流れ、昨年のT.M.R.の活動をダイジェストで振り返るという、贅沢の映像もOA。TV番組でカヴァーを披露した水樹奈々の人気楽曲「Pray」、盟友・河村隆一の名曲「Love is…」のカヴァーを贅沢に歌いあげた。続いてライブでは久々となる1st~3rdアルバム楽曲を交えたパートに突入、ここでは10年来のファンからは驚きにも似たどよめきが起きる。配信限定の「HEAVEN ONLY KNOWS ~Get the Power~」もライブ初披露され、本編は「HIGH PRESSURE」「WHITE BREATH」の大合唱で締めくくられた。

興奮収まらない観客が「turbo」コールで迎えて始まったアンコールは、この公演の為だけに準備された「お年玉」企画。昨年、一昨年ときゃりーぱみゅぱみゅ、AKB48に扮した「かくし芸」を披露した西川が、なんと今年は自身の大ヒット曲の数々を15年前当時のインパクト溢れるあのお馴染みの衣装でメドレー歌唱するという、ファン垂涎の内容だ。
LEDに映し出されるミュージックビデオを背に、ステージには「Burnin’ X’mas」の衣装を纏った西川が登場。超満員の武道館には悲鳴にも似た歓声が上がる。ワンコーラスを歌いあげると、ダンサーに囲まれて衣装を早着替えし、曲は「WILD RUSH」に切り替わる。ジャングルをワイルドに駆け抜けるビデオから飛び出したアニマル柄の衣装に「カワイイ!!」「懐かしい!!」の声が飛び交っていく。コミカルだが野性味溢れるその衣装を着こなせるのも西川ならではの魅力だろう。

続いて曲は「HOT LIMIT」へ。シングルのジャケットもミュージックビデオも“ガムテープ”とも揶揄されるほど強烈なインパクトを持つこの曲のビジュアルはリリース当時も話題になったが、15年の時を経て再びこの衣装を身に付けても衰えるどころかむしろ当時より鍛え上げられたその身体は、もはやさすがとしか言いようがない。自らを思い切りパロディで見せる振り切った演出に、満員のオーディエンスはこの日一番の歓声と拍手を送った。

昨年、アニメファンのみならず音楽ファンに大きなインパクトを与えた水樹奈々との革命的コラボ「Preserved Roses」「革命デュアリズム」の2曲で観客を更に熱く盛り上げた後、ラストのMCでは「この日が迎えられて、また新しいスタートです。こうやって続けてきた武道館公演も一区切り。この先20周年に向けてどんなことを積み上げて行けるのか、一緒に悩んだり一緒に考えたりして行ければと思いますので、ひとつよろしくお願い致します!!」と2014年の抱負を語り、来るべき2016年のT.M.Revolutionデビュー20周年イヤーに向けてのカウントダウンを告げる。

最後はアコースティックギターを手に「LIGHT MY FIRE」を熱唱、このライブの大団円を迎えた。

T.M.Revolutionは2月12日にSCANDALとのスプリットシングル「Count ZERO | Runners high ~戦国BASARA4 EP~」をリリース、同日には伝説的なライブとも呼び声の高い「T.M.R. LIVE REVOLUTION'13 -UNDERⅡCOVER-」の模様を収めたLIVE DVD & Blu-rayもリリース。
2014年も攻めの姿勢のT.M.Revolution、更なる飛躍の年になりそうだ。



<リリース情報>
発売中 ※2013年10月9日発売
ANIME COLLABORATION ALBUM「GEISHA BOY –ANIME SONG EXPERIENCE-」
【初回生産限定盤A】2CD+豪華ブックレット ●ESCL-4123~4125 ¥4,200(税込)
トールサイズ三方背BOX、デジパック仕様、アニメ6作品「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」「機動戦士ガンダムSEED/機動戦士ガンダムSEED DESTINY」「ソウルイーター」「戦国BASARA」「BLEACH」「革命機ヴァルヴレイヴ」
オリジナル描き下ろしイラストカード封入、「リスアニ!」編集部監修 豪華64P特典ブックレット封入
各アニメのオンエア当時に使われたアニメサイズ音源、8曲を収録した特典CD付

【初回生産限定盤B】CD+DVD ●ESCL-4126~4127 ¥3,800(税込)
「HEART OF SWORD ~夜明け前~」から「Preserved Roses(Short Edit)」まで、ミュージックビデオ全10曲を収録したDVD付

【通常盤】CDのみ ●ESCL-4128 ¥2,800(税込) ¥2,667(税抜)

2014年2月12日リリース
T.M.Revolution | SCANDAL
「Count ZERO | Runners high ~戦国BASARA4 EP~」
■初回生産限定盤(CD+DVD)
品番:ESCL 4156-7
価格:¥1,714+税
【DVD内容】
・戦国BASARA4のオフィシャルムービー
・ここでしか見られない!!T.M.RevolutionとSCANDAL撮り下ろしオリジナル番組
■通常盤(初回仕様限定盤)
品番:ESCL 4158
価格:¥1,165+税
【初仕様のみ】
T.M.Revolution・SCANDALそれぞれの絵柄ステッカー2枚組で封入
【収録曲】初回生産限定盤・通常盤共通
01. Count ZERO
・「戦国BASARA4」オープニングテーマ
02. Runners high
・「戦国BARASA4」エンディングテーマ
03. Count ZERO (Instrumental)
04. Runners high (Instrumental)
※ジャケットは初回生産限定盤、通常盤、それぞれ絵柄が異なります。
※収録内容の表記は変更になる可能性がございます。ご了承ください。


●同時発売
T.M.Revolution LIVE DVD & Blu-ray「T.M.R. LIVE REVOLUTION'13 -UNDERⅡCOVER-」

セルフカバーベストアルバム第2弾「UNDER:COVER 2」を引っ提げて行われたツアー「T.M.R. LIVE REVOLUTION'13 –UNDER Ⅱ COVER-」から、東京最終公演となった2013年8月25日の両国国技館公演を収録。
コンセプチュアルな映像、楽曲、ステージが織りなす、ライブ映像という概念を超越したエンタテインメントムービー。

■初回生産限定盤DVD 
品番:ESBL-2347~2348
価格:¥5,524+税
DVD2枚組
豪華三方背BOX+28Pフォトブックレット付き 

■初回生産限定盤Blu-ray 
品番:ESXL-40
価格:¥6,476+税
豪華三方背BOX+28Pフォトブックレット付き 

【収録曲】
全20曲収録

【ボーナス映像】
Official YouTube Channel にて24時間限定公開した“幻のフルサイズ映像”
●T.M.Revolution×水樹奈々「Preserved Roses」MUSIC VIDEO (Director’s Cut)
ミュージックビデオ制作の裏側に迫る“画コンテ付きイメージボード集”
●T.M.Revolution×水樹奈々「Preserved Roses」MUSIC VIDEO (Storyboard Ver.)
公演中のLEDで流れる撮り下ろし映像を存分に楽しめる
●マルチアングル仕様・日英字幕付き


【T.M.Revolution プロフィール】
1970年9月19日生まれ。滋賀県出身。
 1996年5月、西川貴教のソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてシングル『独裁−monopolize−』でデビュー。
 キャッチーな楽曲、見る者を魅了する完成されたステージ、圧倒的なライブパフォーマンスに定評があり、「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」「INVOKE」など大ヒット曲を連発する。ジャパニメーション・ファン層を中心に海外での評価も高く、2003年8月「OTAKON2003」(@米国メリーランド州ボルチモア)を皮切りに、2004年5月「Paciffic Media Expo」(@カリフォルニア州アナハイム)、2008年4月「New York Comic Con」など全米屈指のアニメコンベンションにおいて大規模なライブを開催、2012年11月には日本のポップカルチャーを広く紹介する東南アジア最大級のイベント「Anime Festival Asia Singapore 2012」のメインアクトとして招聘された。
 故郷滋賀県から初代「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、県初の大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を主催、地方自治体の協力のもと、毎年滋賀県にて開催している。
2013年2月、多数のゲストアーティストを迎え、リクエストセルフカバーベストアルバム第2弾「UNDER:COVER 2」をリリース。10月には海外での先行リリースを受けて、アニメとのコラボレーション楽曲を集めたアルバム「GEISHA BOY –ANIME SONG EXPERIENCE-」の日本盤を発表、2年連続でシンガポールでのアニメフェス「Anime Festival Asia 2013」へ出演した。
 2013年最大の話題となった水樹奈々とのコラボレーションは、”史上最強、革命的”と大きな反響を呼び、5月15日リリースの「Preserved Roses」、10月23日リリースの「革命デュアリズム」は共に大ヒットを記録。年末には『第55回輝く!日本レコード大賞』「企画賞」を共同受賞、通算4回目となる『第64回NHK紅白歌合戦』への出場を果たした。


【T.M.Revolutionオフィシャルサイト】
http://www.tm-revolution.com/
【T.M.RevolutionオフィシャルTwitter】
http://twitter.com/tmr15
【T.M.Revolutionオフィシャル Facebook】
http://www.facebook.com/tmrevolutionofficial



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■ Live Fansのアーティスト情報ページ
[T.M.Revolution] https://www.livefans.jp/artists/127

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