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松任谷由実

Time machine tour Traveling through 45years

2019/03/13 (水) 18:30 開演 @日本武道館 (東京都)

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larryleepatさんのレビュー

武道館6デイズの最終日に行ってきました。

今回のツアーは、
舞台装置が円形状ホールに合わせたセンターラウンドステージ仕様なので、
まさに武道館でのライヴをイメージしたエンターティナーショーでした。

2階北スタンドでの観覧でしたが、
通常のコンサートではステージの真裏で未販売席になります。
しかし、今回は円形ステージなので東西南北の4面どれもが正面となります。
円形ステージは、中心部分と同心円の外側部分が回転するので、
ぐるっと360度回るようになっています。
またステージングでも、ユーミン自ら360度を意識して歌っているので、
東西南北どこも正面となります。

このステージは、舞台装置の化け物みたいなもので、
高さが目測で2m半はあると思います。
アリーナからだと下から見上げる感覚になるので、
全体を鳥瞰してステージングを楽しむなら、
屋根もなく開放的な2階席がおすすめです。
ユーミンと同じ目の高さが1階席あたりだと思います。
ステージ側に設置された照明が四方に昇っていくので、
アリーナ席も照明の照射エリアとなっています。
つまり照明演出全体を見ることができるのは1階か2階になります。

円形ステージは、
目隠しにもなる半透明な円筒形スクリーンが度々降りてきて、
東西南北4面からプロジェクションマッピングで、
イメージ映像が映し出されるようになっています。
その映像とセンターで歌うユーミンがシンクロして、
幻想的な演出となっています。
ドラムソロの時はこのスクリーンにドラマーのアップ画面が映し出されました。
マグネシウムのファイアー演出も装備されています。
また、シルク・ドゥ・ソレイユのエアリアル用の仕組みも装備されています。
ユーミンやダンサー達が素早く出てこれるように、
円形ステージには、中央部分が上下に昇降して、
下から装置や演者を出現させたり、ユーミンを高い位置まで上げたり、
外延部分には大きな奈落階段が装備されていて、
普段は電飾パネルが下から蓋のように隠しています。
また、東西南北にもいくつか小さな奈落階段があって、
そこからも出入りして演出のスムーズさに一役買っています。

ミュージシャンは、
北に浜崎賢太さんのベースブース。
北西に武部聡志さんのキーボードブース。
南に遠山哲朗さんのギターブース。
南東に小田原豊さんのドラムブース。
東に伊勢賢治さんのサックスブース。
南西が佐々木詩織さん、亜美さん、今井マサキさんのコーラスブースでした。

各座席には、
無線制御式LEDライト「フリフラ」が置いてあり、
これを各人が腕に装着して照明演出に参加することになります。
ひと昔前のペンライトやサイリウムライトの代わりですね。
演出側の無線で一斉に様々な色に光るので大変綺麗でした。
この中でエアリアル・フープやエアリアル・シルクの演技が披露され、
まさしくサーカスを観ているようでした。

ということで、行く前に懸念していた「どこが正面」問題は杞憂に終わり、
ライティングとプロジェクションマッピングによる華麗なショーでした。
ご参考になりましたでしょうか。

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  • 2019/03/14 (木) 00:50

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