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でんぱ組.inc

でんぱ組.inc ONE-MAN LIVE「Dear☆Stageへようこそ2021」

2021/05/22 (土) @豊洲PIT (東京都)

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Fさんのレビュー

空野さんと同系統のテーマカラーを帯びるでんぱ組.incメンバー藤咲さんとの初共演を果たしたTIF2017ソロアイドルキュレーションステージでは、言葉を発するよりもHSHSする方が早いくらい、同じ空気を吸う喜びに打ち震える極めて自然体な振る舞いで会場を沸かせていました。それから4年の間に、取り巻く環境は目まぐるしく移りゆきます。
2021年2月の豊洲PITで新メンバーとして初披露曲の歌い出しを務めた際には、緊張する様子を微塵も見せない満面の笑みで、ステージに立つこととなりました。この新曲は、新しい仲間たちを迎えた同盟の栄えある構成員として、新しい夢を目指して自らの手で道を切り拓くとの所信表明ともいえる作品であり、歌割の構成も振付も深い考察に耐える強さを誇っています。なお何の予告も無く何の素振りも見せないままに電撃的な瞬間を迎えたことから、会場も配信先もタイムラインもそれぞれに多大な衝撃を受けたことは言うまでもないですが、それはまた別のお話。
その直後からしばらくの間、配信イベントやラジオ等で祝福の声を共演者から受ける度に、現実として充分に咀嚼しきれていない様子を見せることがしばしばで、そんな困惑した姿を見せること自体が珍しい事柄でした。

そして3ヶ月が経ち、5月22日の同所豊洲PITにて、でんぱ組.incによるワンマン「Dear☆Stageへようこそ2021」が有観客・配信の両チャネルにて開催されました。
公式発表によると1000名超と多くのファンが集まったその会場では、ディアステージ所属の各ユニットによる持ち歌が待機BGMとして流され、知っている曲に出会うたびにそこかしこで密かに沸きあがる様子が印象的です。
定刻となり、最初に披露されたのは「Dear☆Stageへようこそ♡」。楽曲というよりもスケッチに近いこの作品は、疲れた社畜戦士が導かれるがままにディアステージ店舗に出会い、キャストのステージパフォーマンスに癒されると共に夢中になる旨の筋書きとなっており、これがそのままライブとして再現されています。空野さんを初めとするキャスト役は、店舗制服を改修したアルティメット仕様となっており、制服をベースにしながらも着る人それぞれの個性を反映した作りとなっています。
続けざまに「破!to the Future」(2016)・「Future Diver」(2011)と未来を冠する楽曲を披露し、”Dear☆Stageへようこそ”と呼びかけての自己紹介となります。店舗制服を身に纏い、歓迎の意を客席へ告げるわけですから、れっきとした一員と言っても過言ではないでしょう。なおこのご発言で皆さんに共通していることとしては、名乗りと意気込みが簡潔にまとまっているもので、口上の類は今回特に見られませんでした。
最強の自分たちを観て貰いたいとの締め兼曲振りに呼応するのが「ちゅるりちゅるりら」(2014)。ハングリーに勝ちにゆく旨を歌う本作では、コミカルな中にも力強さと目ヂカラをアピールする振り付けが印象的です。続いての「VANDALISM」(2013)で綺麗なトレインが決まります。なおさらに続く「ファンシーほっぺ♡ウ・フ・フ」(2014)をはじめとする幾つかの楽曲では、今回からの試みとして楽曲毎に異なるメンバーがセンターを務めることになっているとのことです。「あした地球がこなごなになっても」(2015)までは全員で構成され、その次からはこれまた新しい試みが実行されます。

ユニット内ユニットとして”ねもぺろ from でんぱ組.inc”が発足していましたが先日”チャペの泉”という新規スピンオフユニットも発足。今回さらに相沢さんと空野さんとのコンビも登場します。正式な名前は公になっていないため、ここではあくまで便宜的に”あおもりランド”と仮称することとします。
あおもりランドのお二人により、会場・配信先のオーディエンスへの感謝・オールスタッフへの感謝が綴られ、新しい風を吹かせた原動力でもあり、でんぱの青空になると誓った空野さんからも近況が語られます。様々な活動を経験したあおもりランドお二人による原点回帰として、ゼロから新しいストーリーを作り上げたいと宣言して「Truth of the ZERO」(2016)。スマートフォンゲーム「ファントム オブ キル」を主題とするコンセプトフィルム「ファントム オブ キル -ZEROからの反逆-」主題歌で、先日6.5周年イベントにゲスト出演なさったり、運営会社から会場へ祝花が出ていたりと、本作とでんぱ組.incとの絆を感じさせる選曲となっています。

ユニット曲が明けると全員で「プリンセスでんぱパワー!シャインオン!」(2021)。ここからは衣装が変わり、愛☆まどんなさんによる各自の似顔絵入りセーラーとなります。お披露目時・音源・MV・定点カメラと既に様々なバージョンがある本作は、1名休職による変更にも拘らず、錬度の高さを感じさせるパフォーマンスとなっています。
ミュージカル仕立ての本作から一転して「惑星★聖歌 ~Planet Anthem~」はダンスナンバーの色彩が強く、「ファンファーレは僕らのために」・「でんぱれーどJAPAN」・「愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ」・「プレシャスサマー!」と文字通り駆け抜けて、いったん終了。

アンコールに応えて改めて全員集合し、今日の感想をそれぞれに披露。まとめ方に各自の個性が如実に反映されているものの、今後への意気込みが感じられる共通項があります。
アンコールで披露されるのは、リリースしたばかりの両A面シングルのペア曲「千秋万歳!電波一座!」。ステージでは勿論初めてとなります。古き良き演芸を思わせるモチーフを取り混ぜつつ、でんぱ曲らしいアップテンポな楽曲と目まぐるしく変化する振り付けが特徴です。
新しいお知らせとして、6月に主催フェスを開催することが告知されます。本イベントは、兼任先ユニットが総出演することとなりますので、メンバー・ファンともに相乗効果が期待されるところです。
最後は「イツカ、ハルカカナタ」。サヨナラを思わせるような手を振る場面もありますが、あくまで振り返ることなく道を進むことを歌い上げる作品ですので、次への含みを持たせる締めくくりとしてはピッタリ。諦めはしないと歌い終わりのフォーメーションから歌い終わりまで、空野さんがセンターポジションに就いていたことが、個人的なハイライトとなります。

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  • 2021/05/24 (月) 23:44

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