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sumika @ 横浜スタジアム(神奈川県)

2023/05/14 (日) 16:00開演

14th May 2023 sumika 『Ten to Ten to 10』@Yokohama Studium このライブを、あえて一言で言うなら 『雨と共に最高の仲間と音楽の神様が降りてきたライブ』だったと思う。 思いもぐしゃぐしゃのままに、書きたいことを書いていきます、お許しください。 開演前、まずはグッズの列がすごかった、もの凄かった。 8時半くらいには並んだけど、1200人も並んでた。それくらい参加者は気合いも入れて準備してきていたのだと思う。 あえて序盤で言っておくと、今回は運営に対しては、あまり良い評価とは言えない。 グッズの準備個数も少なければ、点数制限もしてなく、会場入りの動線もお粗末。ここは今後のためにも、よりsumikaが大きくなっていくためにも改善して欲しい。 とまぁ、小言はこの辺までで。 本降りの雨が降り頻る、16時20分。 開演予定より20分遅れで、彼らはやってきた。 sumikaの4人が、過去と今を比較するムービーが流れた後、待ち望んだ1曲目。 フィクションかな?Loversかな?answerかな? その想いは、今日のこの曲の前には敵わなかった。 「雨天決行」。 雨まで演出なのか、それとも今日のsumikaには何か付いているのか。 モニターがメンバーを縦に4分割しており、 隼之介がいるべき場所には、彼のギター。 あぁ、ダメだ、もう涙が止まらない。 sumikaは、4人でsumikaだし、これからもそれは変わらぬ事実なんだと、変えなくて良い事実なんだと思うことができた一瞬だった。 オーディエンスを涙と雨の渦に巻き込んだ後は、流石のsumikaワールド。 Lovers→フィクション→ふっかつのじゅもん。 悲しみを含みつつ、一気にフルチューンの最大級のポップソングで飛ばしていく。これだよ、sumikaって。 ふっかつのじゅもんでは、間奏を隼之介のギターを片岡さんが弾いていた。あー、あのギターの高さ、隼ちゃんだ、そう思った人も多いのではないのだろうか。 MCも語りたいことは多いのだけど、一旦割愛。雨が降ってて寒いからいっぱい曲やるって。何それ、期待しちゃう。 その後は、1.2.3..4.5.6→ソーダ→Porter→惰性のマーチ。1.2.3…は個人的には歌わないと思ってた。煽り役がいないから。でもそこは伊達に10年重ねていない。小川さんがカバー。このスタイルも悪くない。 その後MCを挟むが、今までのsumika史上、1番多い曲数持ってきたって。またまた期待しちゃう。 イコール→enn→わすれものへ。小川さんボーカルの曲が続くが、それもまたいい。 緩急がすごく良くて、心地よい。 New World→Strawberry Fields→No.5→秘密→透明へ。 透明もまた、手書きの歌詞がモニターに映り、強くなってくる雨と相まって、涙の量も増えてくる。愛してる、それだけのことだけど、すごく難しいこと。でもストレートに丁寧に、紡いでいく。 ここからcamp sessionへ。このペースでやっていると、どんなに文字数があっても足りなくなってくるので、本当にごめんなさい、少し割愛。 雨で想定外なことも多かったけど、焚火を囲んで、ゆっくり聞かせてくるスタイルもまた、ライブならでは。 そこから後半戦。 絶叫セレナーデ→Flower→マイリッチサマーブルースは、もう定番。周りもだいぶ暗くなってきたが、半径1キロのエリアでは1番暑かったんじゃない?ここが。個人的な思いだけど、マイリッチは毎回歌って欲しい…。 そしてここから、なんとメドレーを。 やりたい曲が多いからって、おいおい可愛すぎだし嬉しすぎかよ。 The Flag Song→チェスターコパーポット→KOKYU→ライラ→Jasmine→Late Show→Lamp。 もう圧巻、サビを中心にワンコーラスずつのメドレーだったが、こんなに楽曲の数があったのかと、改めて感動。なんだかんだ、KOKYU聴けたの嬉しかったな…Familiaのアルバムからハマった身としては。 さぁ、ラストスパート。 ファンファーレ→明日晴れるさ→Shake&Shake。明日晴れるさは、確か隼之介が作った曲。歌詞と今日が本当にリンクして、今日のための曲なのではないかと思うくらい。明日晴れるかな。 本編最後は、オレンジ。 ただいま、おかえりと、少しお休みしていたsumikaだけど、ファンへ住処と言うくらいのバンドらしい、最高のフィナーレだった。 さぁ、アンコール。声出しも解禁になり、 en1曲目は、新曲のStarting Over。花火の演出と観客の合唱が、横浜の雨空を駆け抜けていった。 願いから、最後はやはりこの曲、伝えたいの5文字に乗せた、伝言歌。 色んな人へ伝えるために。そして、隼ちゃんへ。今までで1番の伝言歌だったのではないだろうか。 伝言歌終了後、意外とあっさりとハけて行った。もう終わり?ここまでやって?? その期待は、裏切りとして返ってくることなく、彼らはまたステージへと戻ってきた。 最後の最後は、雨天決行(第2楽章)。 今までのsumikaは残しつつ、これからのsumikaの想い、決意、そして形を見せてくれた。 3時間半、メドレーも全部カウントしたら実に40曲。 涙を隠すための悲し雨だった雨も、途中から嬉し雨に変わっていった気がした。個人的には、おそらく今年一、いやここ数年で1番のライブだったと思うし、それくらい伝説的な語り継がれるライブだったと思う。 観客として、この瞬間に立ち会えて、本当に良かった。こんなに泣いたライブはなかった。 どこまでも住処としていてくれるからこそ、少しお休みしてもいい、少し系統が変わっても良い。でもずっと居てくれる、そんな家みたいな存在だからこそ、10年愛されてきたのだろう。そしてこれからも愛されて行くのだろう。 ファンはどこまでもついて行く、だからこそいつまでも、どこででも居て欲しい、そしてその決意を感じる夜だった。 この10年、ファンが知らない悲しみや辛さがあったのだと思う。でも、それを乗り越えて、悲しみや辛さも一緒に楽しい曲へと落とし込んできたsumika。 今日歌わなかった曲もある、それくらいこの10年の歴史は厚みがある一方で、まだまだ旅の途中。 これからもっとすごい、素敵な景色を、ファンに見せてください。 取り止めもなくごめんなさい。 最後までありがとうございました。

桑田佳祐 @ 東京ドーム(東京都)

2022/12/11 (日) 17:30開演

桑田佳祐ライブツアー「お互い元気に頑張りましょう」@東京ドーム 今回の感想をあえて一言でまとめるなら、桑田ソロの集大成かつ今後の活動に対するファンへの期待感の煽りだった。 と言ってみたものの、あまり慣れないことをしたので、ここからは、いつも通り自分の感情のまま書いていきます。 今回も長く、ネタバレも多くごめんなさい。良かったら読んでください。 すっかり冬本番の今日この頃。 なんかサザンって夏のイメージだけど、桑田ソロは冬のライブって感じがするのは僕だけだろうか。あ、個人的に2022年ライブ納めなんだけどね。 17:30、定刻過ぎ、SEからのミニ演劇。冒頭早々に郁実さんが出てくると思わなかったけど。 みんなが期待した1曲目「こんな僕で良かったら」。演劇の演出と、何しろ桑田さんの登場の仕方が憎い。あんなのカッコいいに決まってるじゃない。 2曲目、「若い広場」いいね。桑田のライブってこんな感じの、ストレートに言うならスロースタートな感じ。思い出してきた。 朝ドラのタイアップ曲をライブの2曲目にやる楽曲の厚さたるやだけど。 3曲目、コーラスが来た。やばい、泣きそうだ。あの曲が来る。「炎の聖歌隊[Choir]」前回のツアーと同じ3曲目だけど、なんかここのおさまりがいいのと、やはり「開演お待ちどうさん、ご来場大変ご足労さん」がもう、なんか自分がライブの主人公になった気分がして。勿論桑田さんが主人公なのは承知してるけど、桑田さんのライブ来たんだな、と思う1曲。 MCを挟んで4曲目、ベルのSEから「MERRY CHRISTMAS IN SUMMER」個人的に今回のライブの1曲目はこの歌だろうと予測してたけど、ここで来た。もう盛り上がるしかないイントロだよね。 5曲目、個人的なMVP「可愛いミーナ」今まで桑田ソロのライブは3回程度行かせて頂いたものの、一度も生で聴けずで、生で聴いてみたかった曲。最高だった。ラスト大サビの「帰らぬ夏の思い出に〜」のところが大好きなんだけど、誰か共感してくれる人いません? 6曲目「真夜中のダンディー」え?ここで来るの?ダンディーが。もう終わるの?このライブ。と思うくらい前半で来た。今回のセトリすごくないか?と。相変わらずカッコよかったけど。 次、「明日晴れるかな」本当にもう終わるんじゃない??まだ1時間やってないけど。って不安になりそうなくらい、不意をつかれたセトリだった。久々に聴いた気がしたけど、やっぱりこの歌は良いし、この歌を聴くとプロポーズ大作戦を見たくなる。そんなことどうでも良いか、脱線が多くてすみません。 「いつも何処かで(I FEEL THE ECHO)」からの、第2の個人的MVP、「ダーリン」。良いねぇ、最高。 ダーリンも生で聴いたことがなく、聴きたかった曲の一つ。あのメロディがまた冬にマッチして最高。 やばいこのペースでやってるとキリがないので少しテンポアップしようか、このレポ。 そこから「NUMBER WONDER GIRL〜恋するワンダ〜」→MC→東京音頭からの「SMILE〜晴れ渡る空のように」。SMILEもまぁライブ映えするよねぇ。好きだけど。 そこからアコースティックコーナー。「鏡」→「BAN BAN BAN」→「BLUE〜こんな夜には踊れない」。BAN BAN BANがアコースティック調になると思わなかったし、BLUEがまたカッコよかった。めちゃくちゃカッコよかった。 そこから新曲ゾーン、「なぎさホテル」→「平和の街」。齢66で、まだ新曲生み出せるってやっぱりすごいなと。どちらもCMタイアップソングだけど、曲調はまるで違くて。でもなんか根っこの部分は、こんな年齢でも、日常を切り取っているポップソングな気がして。そんな日常を歌ってくれるから、いつまでも寄り添ってくれる感じがして、付いて行きたいと思うのだろう。 ここから後半に向けて盛り上がるのかと思いきや、「現代東京奇譚」→「ほととぎす[杜鵑草]」。まだ歌ってくれるの、元気すぎない?こちらの後期高齢者。(失礼な言い方、許してください、すみません。) 現代東京奇譚サビの「寂しくて寂しくて 魂に死化粧」とか、メロディ含めめちゃくちゃカッコよくない? さぁ終盤。「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」→「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」→「ヨシ子さん」→(真赤な太陽)波乗りジョニー。 はい、誰がなんと言おうと優勝です。これで最高の2022年のライブ納めができる。そんな気がして。 ライブで聞く悲しい気持ちって、最高すぎるのよ。あの、大サビ前のチャンチャンチャンチャンでギター2人と桑田さんが斜め向くところとかイントロ最後でクルって回るところも含めて。あぁ、今思い出しても最高だ。 あの盛り上がりこそ、桑田ライブたらしめるポイントだと思うし、確かにサザンとパターンが似てると言う人もいるかもしれないけど、あの多幸感がなければ、桑田ライブに行く気はない。そう思う部分なんだと思う。 さぁ、満足感も高いものの、まだあの曲を歌っていない。白いやつね。 en1「ROCK AND ROLL HERO」。あ、この曲もあった。またライブの空間を桑田色に染め上げた。2曲目「銀河の星屑」。唯一今回のライブでワガママを言うのであれば、やっぱりこの曲は、金原さんいて欲しいなぁ。バイオリンが入ってる良さを知ってるからこそバンドアレンジも悪くないけど…次回はぜひ! 3曲目、SEから「白い恋人達」。来た。正直歌って欲しかったけど、でも歌わないのではないかと思ってた。だってこの曲…難しすぎない?キー高いし。 歌っていてキツそうなところも正直あったけど、66歳の白い恋人達、めちゃくちゃ泣けた。本当に。 その後、桑田さんがよくわからないMCを。「腕前なバンドメンバーが生演奏でお届けします。」いや、今までもそうだったじゃん。でもイントロでわかった。あー、そう言うことか。 「100万年の幸せ‼︎」。確かに少し前のツアーで途中から演奏放棄して楽しんでたわ。そして今回も。 この歌のなんかハッピー感ってすごいね。 もう今はちびまる子ちゃんのエンディングでは無くなってしまったけど、この歌の時、よく観てたなぁ、なんて少し昔を思い返してみたり。 しっとりと終わらせずに、あえて盛り上げて終わらせるところが、サザンライブとは違うところかもしれない。 そんな27曲、2時間半は幕を閉じた。 もう正直、言いたいことはそれほどない。 と言うか、あの空間にいれて幸せだった、その一言に尽きる。 思いたくもないけど、彼がいなくなったら自分の人生はどうなってしまうのだろうか、と思う日もたまにあるけど、楽しめる今を心の底から楽しんでおくしかないのだと思う。 ベストアルバムの曲が大半を占めるという、桑田佳祐のライブのセトリとしては珍しいのかもしれないけど、「TOP OF THE POPS」の異名に負けないライブだった。 また行きたい、叶うとするなら。 そんな最高な時間でした。本当にありがとう。 そして音楽の神様に乾杯。 また明日からも頑張ろう。 間違えた、桑田さんの曲と共に、今日も生きよう。 長文読んで頂き、ありがとうございました。

Official髭男dism SHOCKING NUTS TOUR 29.10.2022 @日本武道館 今回も、個人的な思いが多いと思いますが、お許しください。 ヒゲダンとしては3年ぶり?の日本武道館公演。3年前は武道館公演が追加公演扱いだったけど、今やツアー内に4Days(30日公演は延期もしくは中止)。売れたね。多分今日本で1番売れてるバンドの1組なんだろうな、と勝手に思ってたり。 前回はお目当てのグッズが買えずショック過ぎたけど、今回はめちゃくちゃスムーズで。そんなところまでパワーアップしてるの、流石すぎるじゃん。 そんな話はどうでもいいか。 17時を5分ほど過ぎて開演。映像などはないもののSEが流れ、皆が待ち望んだ1曲目、Pretender。ここで間違いなく確信した、このライブは今までを振り返る最高のライブになると共に、彼らは日本のトップバンドの1組になったのだと。 最大のヒットソングをライブの1曲目に持ってくるのって、やっぱりなかなか難しい。デフォルトだと、勿論後半、何なら終盤。もしくはアンコールの1曲目とかな気がするよね。たまに3曲目とかでやる時もあるけど、でもツアーのセトリであんまり聞いたことない。 やはり1曲目って、そのライブを物語る曲にもなるし、オーディエンスをOff→Onにしないといけない。でも前半で歌ってしまうことで、後半の盛り上げに欠けることはあってはならない。そんなこと言うまでもないだろうけど。 だけど、この曲のおかげで、一気に武道館の空間を隅から隅までヒゲダン色に染め上げた、そんな気がした。 そこから、I LOVE…→イエスタデイ。惜しげもなくヒットチューンを投下していく。何なら今までのアルバムやツアーの軸となってた歌だけど、彼らにとっては数ある名曲の中のあくまで1曲として、だけど丁寧に丁寧に紡いでいた。 MCで昔の曲も今の曲も歌うなんて言うから、期待しちゃうよね。 4曲目、コーヒーとシロップ。 この歌はいつ聴いても泣ける。もう4年前?とかになる就活とかを思い出して、あの時に励まされた曲。 ごめんなさい個人的な話を。 PVも頑張れ!って女の子を応援したくなるような曲で。とりあえずブラックコーヒーを飲みたくなる曲。その後は、個人的なハイライト、犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!。この歌は有難いことに何回か聞いてるけど、ライブ映えする。早3年、は何度聴いてもやりたくなる。毎回歌ってほしいよ、本当に。 脱線が多くてすみません。 バッドフォーミー→相思相愛。今回はこんなにEscaparadeの曲をやってくれるのですかと。もうたまらなく良かった。もう、本当に一つだけワガママを言っていいなら、発明家もいつか聴きたいけど。 MCを挟んで、新曲の風船。これはまた明るく、でも歌詞はなんか底抜けにただ明るいわけではない、今のヒゲダンが作る新たなポップソングだなと。また売れるんだろうなぁー。 そこからChoral A→夕暮れ沿い→Subtitle。夕暮れ沿いはすごい聞けて良かったんだけど…これは好みだから全然異論出ていいのですが、アレンジではなくオリジナルの方も聴きたい…少しだけそう思う。でも良いんだけどね、大前提として。 Subtitleもここで来るのかと。なんならアンコールでやると思ってたら、新曲という立ち位置ではなく、彼らの持つ曲の1つという扱いになっていて。なんか特別感を変に持たせない、そこがすごく心地よくて、セットリストにもすごくハマっていた。曲としても勿論ね。 さぁ、後半戦。parade→Anarchy→Cry Baby→Stand By You→宿命。 もうなんか流石の一言。盛り上げる面も勿論だけど、楽曲の厚み、これだけ曲のカードが切れるというのがヒゲダンという一大ムーブメント的な人気を作っているのだと。もう満足でしかなかった。途中、腕取れそうなくらいクラップしてたけど。 本編最後はやっぱりこの曲、ミックスナッツ。 Subtitleもあるからなんとも言えないけど、今年のヒゲダンを語るなら、やはりこの曲なのではないかなと。まぁ至る所で聞いたけどライブで聴くミックスナッツは最高だった。幸せな胃がもたれてる感覚。 アンコール、何が来るんだろう。 待ち侘びたen1曲目はUniverse。あ、この曲もあった。もう代表曲が多すぎて。 そして個人的に最大のハイライトは、2曲目の日曜日のラブレター。聴けた。土曜日だったけど聴けた。もう本当にこの曲については、語りたいことだらけだけど、本当に良かった。イントロで腕を上げたくなるところも、サビで腕を振るシーンも。昼下がりという時間ではないけど、他人から見たらとても小さな幸せかもしれないけど、自分の中ではそれは大きな幸せで、かけがえなのない時間で。そんな素敵な思い出を運んできてくれました。 最高の2時間半、最後は、破顔。しっとりと、でもゆっくりと確実に終わりへと向かう。楽しい時間はあっという間だけど、また明日から頑張ろう、そう思えるライブだった。 勿論、このライブに対して意見もあった。 銀テ、貰えなかった皆さんにも貰えますと言っていたのに、貰えなかったりとか。そこはすごいショックだったけど…。運営さん、そこだけはどうか改善を! ノーダウト歌わないんだ!とか。 でも、そんな意見もあるけど、最高な2時間半であったことは変わらないし、あの場に居合わせることができたことが本当に幸せなんだと、改めて感じている。 さぁ、今というこの一掴みの奇跡を噛み締めていきながら。今日もまた、頑張ろう。 今回も個人的な思いが多くて、ごめんなさい。 長文読んで頂きまして、ありがとうございました。

TUBE @ 横浜スタジアム(神奈川県)

2022/09/03 (土) 18:30開演

TUBE AROUND SPECIAL 2022 Reunion @Yokohama stadium 今回も熱量高めで少し長くなったらごめんなさい。 9月に入ったものの、まだまだ残暑厳しい今日この頃。昨日も相変わらず暑かった。 初のTUBEライブ、人生で一度はライブに行ってみたかったアーティストの1組。 昔から横浜スタジアムのTUBEは熱い!と聞いてはいたものの、なかなか行けずに…そしてコロナに…。 今年は奇跡的に、チケット発売日の前日にライブの存在を知り、迷うことなく申込。3年ぶりとは知らずではあったものの、無事にチケットを獲得し、当日へ。 横浜スタジアムへの入場はめちゃくちゃ混んでいたけど、ほぼ定時からのスタート。個人的に少し早めに行って正解だったよ、これ。 定時から始めるアーティストは個人的にすごく好き。時間に厳しい日本人っぽくて良くない?? 今年7月まで回っていたライブツアーのセトリを見て、ごめんなさいですけど、俄ファンの僕にとって、あんまり知ってる歌が多くなく不安だった気持ちもありつつ、その反面、この横浜スタジアムでは、ものすごいセトリをかましてくれるのではないかと期待の気持ちもありつつ。 18:30、3年ぶりの横浜スタジアムライブスタート。 皆が待ち望んだ1曲目、だって夏じゃない。いいね、最高。なんか少し良い感じのセトリを期待してしまう。 アリーナ後方の花道から出てきて自転車乗っちゃうあたり、ホーム感満載だよね。 そしてこの後、まさかあんな伝説的なセトリになるとは、おそらくみんな思ってなかったと思う。 2曲目、ガラスのメモリーズ。おいおい、マジかよ。個人的に1番好きな曲来ちゃったよ。気合い入りすぎてない?大丈夫?後半知ってる歌やらないとかやめてよ? 3曲目、さよならイエスタデイ。はい個人的に2番目に好きな曲来た。もう帰っても良いくらい満足しちゃったよね、これで。 やばい、テンション高くて思い出してて分量長くなりそう。 3曲終わってMCへ。出来なかった35周年を祝うために、有名な曲ばかり並べてきました、と。まだ期待して良いの?と思いながら、次へ。 夏だね→湘南My Love。陽が落ち、涼しくなる時間帯だったけど、横浜市中区の横浜公園だけは間違いなく、1番暑かったんじゃないだろうか。 神曲の連発。これはすごいことになりそうだ。 TUBEの有名な曲を全部やろうとすると、8時間かかる。その後のMCで前田さんが言ってたけど、そりゃそうだよね。35年の月日はそれくらいの重みや厚みはあるのだろう。 だからメドレーで繋げてきましたと。最高かよ、いいとこ取りしていいの??そんな期待を裏切らないメドレー編成。 夏を待ちきれなくて→ゆずれない夏→SUMMER DREAM→夏を抱きしめて→Beach Time→Only You 君となく夏の日を。 知らない曲ないんじゃないだろうか。Amazon musicで有名な曲順に再生したら、この順番で流れるであろう、くらいの有名曲のオンパレード。多分、TUBEをそんなに知らない人でも、聞いたことある曲ばかりではないだろうか。 その後、TikTokのコーナーへ。男性2人組デュオとニジカちゃんという女性が、シーズン・イン・ザ・サンを熱唱。後半は完全に前田さんが食ってたけど。ぜひ2組も頑張ってください。 そして、こんな感じでシーズン・イン・ザ・サン消化しちゃっていいの。 花道中央のサブステージみたいなのところへ移動し、夏祭り→風立ちぬ。 だんだん観客も落ち着いて着席した頃、Remember me。個人的には昨日のライブのハイライトはこの曲だった。噴水の演出、その中で歌うTUBE。これぞ見たかったTUBEのライブだった。TUBEは盛り上がる系だけではないことを思い出させてくれた。 君となら、も良かった。 そこからメンバー紹介とインストパートへ。 さぁ、本編もラストスパート。 ジラされて熱帯→真夏のピュ〜!→傷だらけのhero→You'll be the champion。傷だらけのheroもすごい良かった。炎の演出と相まって熱量は最高潮だった。 本編終わり、アンコールへ。ウェーブ作ってたね。久々にアンコール待ちのウェーブやった気がする。やっぱり良いよね。 本編でもう大満足だけど、まだ歌ってない歌が1曲あるよね、あれよあれ、ムーチョだよ。 アンコールは海の家から始まり、アンコール2曲目、恋してムーチョ。最高、もう最高。聞きたかった。あの歌の盛り上げ感は多分頭2つくらい抜けてる。それくらい盛り上がってた。 オーラスは、あー夏休み。良いね、最高のライブだ。 最高の夏をありがとう、そう思わせてくれるライブだった。 多分、他のアーティストもだけど、今年の夏は2年間の悔しさを晴らすアーティストが多いと思う。 TUBEはその最たる例だった気がする。2年間ホームの横浜スタジアム公演が出来ず、悔しい思いをしてきたのだと思う。 王道の直球ど真ん中ストレートなセットリストをライブでできるというのも、有名な曲を生み出してきたアーティストでしか出来ないこと。 昔からの数多くライブに来ているファンからしたら、有名な曲ばかり…と思うかもしれないけど、個人的にはもうこんなライブの観客としていられたことが幸せでしかなかった。本当に行って良かった。 35年以上、歩み続けて、原曲よりキーを下げて歌ってるけど、良いじゃない。 生で歌ってくれて、それが聞けてる幸せを感じる、最高の2時間30分だった。 来年、再来年と、また横浜スタジアムで出来ることを祈って。次は声を出せるライブになることを祈って。 音楽の神様に乾杯、TUBEの未来に乾杯。 最高の夏をありがとう。 長文を読んでくださって、ありがとうございました。

2020年12月12日、土曜日、さいたま新都心。 この日がこんなに感動できる1日になると誰が予想しただろうか。 ※自分の思いと久々に書いたということで、めちゃくちゃ読みづらいかと思いますが、許してもらえると嬉しいです。すみません。文句は全然受け入れます、改筆はしないけど。あと相変わらず長い。2000文字くらいある、大学のレポートかよな。 あいみょんライブツアー「ミート・ミート」@さいたまスーパーアリーナ 定刻は19時。1年ぶりのあいみょん、個人的に生ライブは1月以来11ヶ月ぶり。ライブの楽しみ方ってなんだっけ?ライブ前どんな感じにしてたっけ?どんな格好してけばいいんだっけ?そんな思いが交錯していたけど、確実に楽しみな思いは湧き上がっていた。だって生で見れるんだもん。みんな生好きだよね? ちょっとふざけたけど、それくらい楽しみだった。 入場時間は決められてるし、隣の席は間引かれてるし、キャパは本来の半分以下。会場から250キロ以内のファンしか来れないけど、でもライブなんだ。そういう思いを持って新都心の駅を降りた。グッズに着替えて写真も撮って、思いつく準備は万端。 検温をして、消毒をして無事定刻に入場し19時5分過ぎ、暗転。彼女は出てきた。 注目の1曲目は、「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を」。ギターの音、息遣い、会場の音を出さないなりの熱量、全てがライブをライブたらしめていた。正直予想は朝陽だったけど…。でもあえてこの曲から始めたことで、その場のファン全員があいみょんのライブに来たと思わされたであろう。スイッチが入った。 そして2曲目、「ハルノヒ」。奇をてらわないアルバム通りの曲順だったが、なぜか涙が溢れてきた。たぶん生で聴けていたからだと思う。本当に心の底から涙が溢れた。去年横アリで聴いたこの曲とは明らかに違う情勢、心持ちだったけど、あいみょんの曲は変わらずに僕らに小さく、でも確かな幸せを届けてくれた。 今回のセトリは新旧織り交ぜている意識があった。特に青春のエキサイトメントのアルバムが多く、個人的にそのアルバムからハマった分、当時の思いと今の思いが掛け合わさって最高のセットリストだった。「マトリョーシカ」や「風のささやき」聴けると思わなかったもん。あと何気に「from四階の角部屋」も熱かった。あれ好きなんだよね。 ただ今回はあえて歌わない曲も多かった。「生きてきたんだよな」や「空の青さを知る人よ」、翌日は歌っていたけど「真夏の夜の匂いがする」、あとは「青春解剖純恋歌」。これはあくまで不満ではなく、あいみょんがそういう歌を歌わなくてもセトリが組めるくらいに楽曲の厚さがあるという証拠でしかないし、あえて声が出せないライブに合わせた配慮という思いが感じられたような気がした。勘違いだったらごめんなさいだけど… 多分もっと聴きたい歌はあるし、(ら、のはなしとかめちゃくちゃ好きだからね、聴きたいよ?)何歌ってもセットリストに意見はあるだろうけど、今ライブをやる意味を考えた最大公約数にして最小公倍数のセットリストなんだろうと思う。声出せないのに「ふたりの世界」や「夢追いベンガル」はしっかりやってたし。多分あいみょんももっとやりたい歌はあるだろう、でも今じゃなくてもいい。来年もしくはもっと先でもいい、ずっと着いていけばいい、いつか歌える時が来るはずだから。そう思える幸せな時間だった。 最後は「さよならの今日に」…ではなく、「そんな風に生きている」。弾き語りで締めた。本当はラララ〜のとこ歌いたかったよ、肩でも組んでみんなで歌いたかったよ、でもまた出来る日が来るから、その時あいみょんは必ずまた歌ってくれるから。あいみょんにこの文章が届くとは微塵も思わないけど、ファンの戯言だと思って聞いて欲しい。それくらい今このライブをやった意義は大きかったと思う。そしてこのライブに参加できた意味って大きかったのかなと参加した後なおさら思う。 何気にキャリア初SSAやったしな。(ただMCのことだけど、さいたまスーパーアリーナの略し方ってSSAが主流だと思ってたの俺だけ?)これからもっと大きな会場で次は声も出せる、ハイタッチもできる環境で楽しめる日を楽しみにしてる。だからまた必ずファンの前で歌ってください。ずっと待ってます。 なんかレビューってこんな感じでいいんだっけ?でもとりあえず言いたいことは言えた。ネタバレ多くてごめんね、今更だけど。あと句読点も多かったよね、ごめん。でも、これでいいと思う。書きたいこと書けたから。次のライブ楽しみだな。少しずつ楽しみが増えていって欲しい。こんな感じで終わりにするね。読んでいただきありがとうございました。 よし、お腹空いたから美味しいパスタでも食べに行こうか。 P.S.「マシマロ」はとりあえず可愛すぎた。

令和2年1月12日、日曜日。 僕の今年のライブ初めはofficial髭男dismであった。 半年前に友人がチケットを取ってくれてから楽しみに楽しみにしていた。Travelers。今年初の旅行はどこに連れてってくれるのだろうか、何から始まるのか、どんな景色を見せてくれるのか、ワクワクで胸が踊っていた。 前回の日本武道館公演ではグッズが全然買えず後悔したので、早めに参戦。無事にグッズも買え、並んでいる時に友達もでき、ライブ前は完璧。 そして、5時を5分ほど過ぎた頃、幕が上がる。Overtureがかかり、全員期待の1曲目、イエスタデイ。アルバム通りではあったけど、あのイントロでテンションは最高潮、ワクワクに応えてくれたスタートであった。 個人的な前半のハイライトは、犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう。新しい曲で盛り上がる曲が増えてきている今、この歌がなかなか聴ける機会が少なかったのだが、念願叶い聞くことができた、最高だった。ときめかされ続けて早3年の3ポーズはたまらなく楽しかった。 アルバム曲を主体に、ブラザーズやノーダウトで盛り上がるところは流石。だんだん円熟味すら感じられてきて、大きな会場でも映えるアーティストになってきていた。 本編最後はもちろんラストソング。この歌は個人的にアルバムの歌で1、2位を争うくらい好きな歌でやはり生で聴く良さを感じつつ、あっという間の時間の余韻に浸っていたが、この後の景色をまだわかっていなかった。 アンコール、ファンが待ち望んでいる。さぁ、何の歌が来るのだろう。新しい曲なのか、古めの曲なのかいろいろ考えていたが、この歌に敵う曲はなかった。 日曜日のラブレター。心の底から聞きたかった1曲。3年間、3回目のライブであったが1度も生で聴けず自分の運を恨んでいた曲。ライブの最後にかかるだけで聴ける日が来るとは思っていなかった。あのイントロがかかり、隣で〜と歌い出した時、涙が止まらなかった。この歌を聴きながら腕を振れる。どれほど待ち望んでいたことか。どんな言葉でも語り尽くせないけど、本当にこのライブに行けてこの瞬間に立ち会えてよかった、心の底からこの時間にこの空間に、そして友人に感謝した。日曜日といういつもなら憂鬱な曜日だけど、今日ばっかりは最高だった。 正直そこからの記憶は曖昧だったところもあるけど、異端なスター、宿命と最高の時間を過ごすことができた。前の方のファンの方が銀テープまでお裾分けしてくれて最高のプレゼントだった。 グッドミュージックを奏でるとずっと言い続け、昨年紅白に立った彼ら。まだまだいろんな景色を見せてくれると信じてる。まだまだ旅の途中だ、僕らTravelersをまだ見ぬ世界へ誘って欲しい。 最高のイエスタデイをありがとう。 そして、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

令和元年12月18日。 自分にとって2019年最後のライブはあいみょんだった。 確か昨年のライブ納めもあいみょんだったっけ。 今回のコンサートはチケットを取ってから10ヶ月後。最初は取った実感なんてなくて、あいみょんから離れた時もあったっけ。もうすっかり年の瀬、空気も寒くなった中の横浜アリーナだった。 長めの前振りはこれくらいにして、本編へ。 19時、定刻スタート。 少し自慢すると、1曲目は当たった。このイントロしかないと思ってた。ら、のはなし。あのイントロほど映える歌は彼女の歌ではないと自負できるほどイントロが綺麗。まるで澄み渡った冬の星空かのような演出のもとあいみょんとバンドメンバーが現れた。もうそこからはあいみょんワールド。普通のアーティストは3曲そこそこで最初のMCを挟むのだが今回のツアーのあいみょんは気合が違った。何か音楽の神を携えてるような、そんな雰囲気さえ感じさせ、5曲ぶっ通し。自身最大規模のキャパでこの肝の座り方はなかなかない。今夜このまま→ふたりの世界→愛を伝えたいんだとか→真夏の夜の匂いがする、と主役級の歌を続々切っていく。もう心地いい、耳が喜んでいた。歌詞忘れはご愛嬌。 MCを挟みアルバム曲へ。二人だけの国→わかってない→ハルノヒ→ひかりものへ。個人的にひかりものがとても好きでイントロの光加減、そして歌の儚さ加減の押し引きの塩梅がたまらなかった。 そして弾き語りコーナーへ。生きていたんだよな→Tower of the Sun→恋をしたからと緩急の緩の部分へ。歌詞の一つ一つを大切に歌いかける、紡ぎかけるようにオーディエンスへ届ける。照明も彼女しか映していない、それでいい。あいみょんの真骨頂であった。小休憩を挟み、彼女らしい1曲、どうしてもこの大きな会場で歌いたかったという曲、おっぱい。男の自分からしたら正直わからない感情の部分もあるけど、なぜだろうなあいみょんが歌うと変ないやらしさを全く感じないのは。 さぁ、緩やかなコーナーも終わり、ライブは後半戦へ。from 四階の角部屋から一気にギアはフルチューンへ。鯉→夢追いベンガル→青春解剖純恋歌〜死ね〜→マリーゴールド。今回のセトリの個人的な肝はここな気がしてる。もちろん盛り上がりもそうだが、マリーゴールドを変に引き伸ばさずちゃっちゃっと演奏したのが良かったと思う。 そしてファンへの感謝を伝い忘れず、最新曲、空の青さを知る人よへ。この歌は彼女を肉眼で見るのも良かったけどそれ以上にモニター越しに見たほうが感動できた気がする。大サビの青いバックライトとの共鳴は爽快、圧巻。素敵という感想しか出てこなかった。それから満月の夜なら。まるでダンスフロアのような小気味良いリズムにカラダを乗せラストスパートへ。君はロックを聴かない、横浜アリーナのキャパでの大合唱は気持ちいいだろうなぁ。自分があいみょんを知ったきっかけの歌でもあるが、何度聴いても良い歌だし、何度でも歌いたい。改めてまたこの場に来たいと思わせてくれる歌であった。 さぁ、2時間のライブもあっという間。彼女が最後の歌に選んだのは、GOOD NIGHT BABY。彼女らしい終わり方。変にしおらしくしない、続きを感じさせ、期待させるフィナーレだった。 2019年のライブ納めになんの文句の付けようもないライブ。この場に居合わせた12000人は良い年越しが迎えることでしょう。 また来年も素敵なライブ、アーティストに出会えることを音楽の神様に願って、GOOD NIGHT BABY。

※非常に長いレポートです、ごめんなさい。 もし読んで頂けたら幸いです。 外もめっきり涼しくなってきた今日この頃。1年越しの想いを馳せてきたSHISHAMOのワンマンライブに参加した。昨年7月、台風の影響で中止となった等々力陸上競技場公演。いち早くチケットを取っていた自分は延期になったショックは大きかったものの、次のライブに期待していた。今回のライブもちょうど知った時に最初のオフィシャルサイト先行をやっていた。運良くチケットをゲットし本日、遂に参戦してきた。 ベストライブだ、期待は嫌でも高まる。そして席はアリーナ。文句なし。最近の歌も聴いてきた。予習は十分だった。 定刻、16時5分過ぎ、SHISHAMOの3人が出てきた。さぁ、待ちに待った1曲目。予想は「僕に彼女ができたんだ」であったが、正解は、「恋する」。メジャーデビュー1stアルバムの最終曲だ。フェスでは最終曲を担うこともあるこの歌を最初に出してきた。5年前の歌とは思えないくらいの現役感だった。印象的なイントロと共にスリーピースガールズバンドとは思わせない重く深く大きな音で観客を飲み込んだ。気づいたら手を振り叫んでいた。 そこから「ねぇ、」、「僕に彼女ができたんだ」とイントロからオーディエンスを引き込み自分の空間にしていった。もちろん今までで自身最大規模のキャパの会場である。ビバラなどで会場の経験はあるものの、ワンマンは初である。緊張しないわけがないが、その緊張も音楽に素敵な色を付けていた。 そこからMC。お得意の煽りはSSAでも健在。腕振り早くて初見殺し感は否めないけどね。 さぁ、掴みが終わり少しトーンダウンするのかと思いきや、フルスロットル。こんなに名曲が多かったのかと改めて思わされる楽曲層の厚さ。「きっとあの漫画のせい」、「タオル」、「BYE BYE」と主役級の曲を惜しげもなく投入していく。もう既にベストアルバムのライブに恥じない内容だった。 その後は、ややしっとりと聴かせるコーナーの「君の大事にしてるもの」、「夏の恋人」、「夢で逢う」へ。個人的には「夏の恋人」が生で聴けたのは本当に嬉しかった。この曲の絶妙なメロウ感は何にも変えがたい。間奏の「もう1人の私が私を〜」の部分が好きなんですけど、誰か同士いません?すみません、脱線しました。 そこからセンターステージへ。新曲披露から「熱帯夜」、「恋」、「ロマンチックに恋して」。アットホーム感のあるアコースティック編成。メンバーは変わらないのにこんなに雰囲気は変わるもんなんだなぁと思い、一つ一つに聴き入っていた。 さぁ、しばらくスローテンポが続いた。メインステージに戻り、イントロ勝負の切り札に出したのは、「水色の日々」。これは予想できたが、やはりこの歌の圧倒的水色感(語彙力不足ですみません)、圧倒的イントロ感はSHISHAMOの楽曲の中でもなかなか強い存在感を出していると思う。そこから「ほら、笑ってる」と緩急をつけていく。この緩急は聴き手として心地良かった。 さぁ、終盤だ。観客と作り上げたいと彼女達が鳴らしたのは「OH!」。爽のCMソングとしても大いに活きているこの歌は、大きな会場では映えていた。 そこからの「量産型彼氏」→「ドキドキ」→「君と夏フェス」→「君とゲレンデ」の流れは圧巻、文句のつけようがないほどの流れだった。「これだ、これを聴きに俺は来たんだ」と改めて思わされたのは本編が終了後。聴いてる最中は付いていくのに精一杯で楽しみすぎていた。 さぁ、初のSSAワンマンの本編最後はやはりあの曲だろう。「明日も」。ホーンのアレンジもある原曲だが、もちろんライブではスリーピース編成。ただそれでも有り余る楽曲の強さを感じ、心の底から来て良かったと思えた。 もちろん、「好き好き!」や、「メトロ」、「サボテン」、「魔法のように」など聴きたい歌は他にもあったが、今のSHISHAMOを表すには最適解なセットリストであり、どの観客も文句のつけようのない、いわば神セトリと言える内容であった。 そして、アンコール。ワンマンライブツアーは聞いていたが、重大発表でリベンジ等々力公演は驚いた。もうやらないのではないと思っていたが、やはりファンや参加者以上に本人達は悔しかったのだと思わされた。ぜひ、このレポを読んで少しでも興味を持った方は行ってみてください。 そして、最後の歌はNHK合唱コンクールの課題曲にもなった「君の隣にいたいから」。 バンドテイストはやはり強い。そして彼女達の想いが伝わる。合唱ももちろん良いのだが、個人的な好みとしてバンドだなぁと思った。 花道を一周したメンバーを見届け、3時間弱のライブは幕を閉じた。 思ったのは、彼女達の楽曲層の厚さはもちろんだが、技術力であった。もちろん伸び代はあるだろう。大きな会場で使うモニターや演出はいくらでも改良点は挙げられるかもしれないが、堂々とした佇まいと技術力は、一見甘く見える彼女達の怖い点である。一筋縄でいかないバンドだと思わされた。なんの自慢でもないが、今年それなりの本数のライブや音楽フェスに参加したが、それでもこのライブは相当上位の満足度にしてくれた。 そして、もう一つ言いたいのはファンのマナーの良さである。飛び道具などを争うことなく譲り合い、いろんな人に行き渡るように配り合っていた光景はなかなか他のアーティストでも見れない。年齢層は比較的低く感じる(自分も二十代前半なのでその仲間に入りたいが…)が、この規模感でこのマナーは素敵だなぁと思った。これからもどうか続けてください。 さぁ、素敵な楽曲に包まれながら秋の夜長に浸るとするか。 長めのレポでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

初参戦。 初心者の戯言かつ、個人的な意見を多く含んだレビューなので、あまり深く読まないでください。 初ポルノワンマンライブ。20周年かつツアータイトルからして、ボルテージとハードルはマックス。5日前に怪我した足もこの日の為に死ぬ気で治した。おそらく有名曲のオンパレード。胸の高鳴りを感じながら、東京ドームに向かった。25周年のミスチルのように、30周年のサザンのように。神セトリだけを期待して。 定刻16時半、スタート。ファンファーレのようなものに乗って出てきたメンバー。下馬評では1曲目アポロ。それで来たら熱いなぁと思いつつ…満を持して1曲目は「プッシュプレイ」。正直ノリはいいけど拍子抜けを食らった感じ。ただVSとの歌詞の対比を考えたら十分あり得るスタート。 2曲目、3曲目は流石。ロッキンを彷彿させつつ、さすが観客がホームなだけあって、盛り上がりは段違い。そこから長めのMCを挟み、メドレーへ。ここで「ミュージック・アワー」を切ったのは意外だったが、なかなか重量感ある流れで満足度も高かった。ただそこから自分の期待してたハードルを必ずしも超えてくれなかった。 「愛が呼ぶほうへ」などでの満足度は高かった場面はもちろんあったが。 2日目があるのは十分理解しているが、それを引いても例えば「今宵、月が見えずとも」や、「ワンモアタイム」、はたまた「ジョバイロ」や「サウダージ」、大穴ではあったけど「2012spark」などを期待してた自分は少し満足感が満たされ切れてない感じのままラストスパートへ。「Mugen」→「ネオメロドラマティック」→「ハネウマライダー」→「アゲハ蝶」は圧巻。そうなんですよ、今回はこれを期待してたんですよ。 本編最後はツアータイトルのように「VS」。壮大なフィナーレは20周年以降の活動に期待を持たせてくれるものであった。 アンコール。ジョバイロやサウダージがステージから聞こえることはなかった。アンコール1曲目は「オー!リバル」。そして、ポルノグラフィティ十代最後の歌は「ライラ」であった。 個人的感情が強い文章で、気分悪くされた方やイラっとした方、本当に申し訳ないです。ただ期待してたのは事実であり、それを良い意味で裏切ってくれることを願っていました。踏み絵的なライブだったことが本当に残念でした。だからこそ言わせてもらいました。 ただ、つまらなかったわけでは決してなく、ボリュームも多く、楽しませてもらいました。もっと勉強すれば良いじゃねぇかって話なんですよね、すみません。 明日のセトリがきになるところです。 以上、最後まで読んでいただけた方へ。 本当にありがとうございました。 あと、最後に一つ…タオル売り切れるの早すぎませんか⁉︎

SEKAI NO OWARI @ ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019

2019/08/03 (土) 18:05出演 @ GRASS STAGE at 国営ひたち海浜公園(茨城県)

エンターテイナーとして、シンガーとして、「セカオワここにあり」と言わんばかりのセットリスト、パフォーマンスだった気がした。 1曲目、スターライトパレード。セカオワをここまでの知名度に伸し上げた楽曲の一つ。時間帯も良かったが、そこから語り継がれるライブになることを予想していたのはステージの4人だけだっただろう。 そこからヒット曲のオンパレード。個人的には4曲目の眠り姫。私自身、1度もワンマンには行ったことがなかったが、あまりライブで歌わないイメージを勝手に抱いていた。ロックバンドにありがちな敢えて有名な歌を歌わないセトリを予想していただけに心の底から酔いしれた。 次の個人的な山場は炎と森のカーニバルからMCを挟みムーンライトステーション。当時ハマっていた私にとってはたまらなかった。高校時代の私に寄り添ってくれていた楽曲がまるで当時を蘇らせてくれたように思い出と共にフラッシュバックしてくれた。インスタントラジオで本編終了。 ここまで圧巻だったが、あの歌を歌っていない。アンコールでスマホのライトを使ってファンが煽る。暑かった1日が終わる。アンコールの1曲。令和初のロッキンのトリはRPG。自分と同世代の人達で歌えない人はいないだろう。会場全員の合唱はエモいの一言。エモいの定義がイマイチわかっていなかった自分にとって、初めてこれがエモい瞬間なんだと思わされた。歌詞がモニターに映っていないのにみんなが歌えているシーン。感動、圧巻どの言葉を取っても足りないくらい素晴らしい瞬間だった。永遠に語り継がれるべきライブだったと思える。時間も熱量も雰囲気も全てが彼らの音楽をメロウにし、ファンを酔わせた。あの場に居合わせることができて良かったと思えた85分だった。

令和元年7月8日 Official髭男dism one-man tour 2019 at日本武道館 今の日本の音楽シーン。ポップミュージックの担い手として沢山のアーティストが存在するが、sumikaそしてこのヒゲダンは外すことのないバンドだと思う。ポップミュージックの定義って広くて、「これが厳密なポップや」というものが存在しないものだけど今の世界線、時代線に合った耳馴染みのいいメロディに人間のちょっとした毒や苦味をちりばめた歌詞を紡げるアーティストとしてこの2組は外すことがないと思う。 その中でも最近成長著しいヒゲダン。まだ完全にみんなが名前を知っていなかった少し前から飛躍的に知名度を上げ嬉しい限り。そんな彼らのキャリア初武道館ライブ。正直ライブ前は低評価。あまりにもグッズの売り切れが多すぎるよー。悲しみ。ただライブではそんな悲しみも吹っ飛ばしてくれたのかな。 1曲目から自分的に飛ばしてた。「115万キロのフィルム」。僕がハマったきっかけの唄。ヒゲダンのライブに来た感があったね。そこから今日のハイライトは「コーヒーとシロップ」。ここ7ヶ月、大切な時の前にずっと聞いてたある意味特別な曲。PVをね、見てもらえれば意味がわかってもらえると思うよ。 「Rolling」から新曲「宿命」までの畳み掛けは圧巻。最近のキラーチューンも加わって流石としか言えない流れ。まぁみんなここが聴きたくて来てるんだろうから思う存分楽しめたと思います。 アンコールも2曲ではあったけど良い意味で余韻を残してくれるフィニッシュ。初の武道館ライブは十分成功と言えるのではないでしょうか? 確かに少しマイナーな曲をせっかくならやって欲しかった気もするけど、それは今度のお楽しみにしておきます。 2012年7月7日に初ライブを行ったヒゲダン。そこから7年と1日の月日をかけ今日のステージに立った4人の姿は本当にカッコよく、これからのポップミュージックシーンを担ってくれる覚悟を感じた気がした。ヒゲダンの曲に出会えて良かったと改めて思えた2時間だった。次はひたちなかで会えることを心待ちにしてます! 今回は短めのレビューでした。読んでいただきありがとうございました。

間違いなく2019年1番のライブだった。過言ではない。やはりアリーナ席はイヤでも雰囲気違う。周りがガチな人ばかり。まぁ、それは置いといて。 誰も待ってはないだろうけど、勝手にライブレポ書いていきます。ツアーが終わったので多大なるネタバレと自分語りを含みます。また、ファン以外を置き去りにします。それくらい熱量が高いですが、バカにしないで、それくらいガチです。 2019年6月16日 梅雨の候いかがお過ごしでしょうか?という時候の挨拶から行ってみようか。3月末から始まった全11会場22公演のツアーの千穐楽。北は北海道から南は九州まで。そして東京2日目。チケットが取れた1月末から4ヶ月あまり。どれほど心待ちにしていたことか。西武ドーム公演にも行っただろというのはごめんね。ただ嫌でも最終日は思い入れが深くなりますよね。 17時。客電がかかり、イントロ。幕に映された5人の姿。手を掲げ、声をあげ、心のスイッチは入った。東京VICTORY。今までの公演ではそれぞれの会場に替え歌バージョンで歌っていたが、歌詞通り。そりゃそうだよね、東京だもん。正直この歌あんまり好きじゃなかったんです。ライブ前までは。ファンの人にしか通じないだろうけど、マチルダ→ミスブラの流れが見たいのに、ミスブラの前にこの歌来ちゃうんですもん。ただ、この1曲目という演出には度肝も心も抜かれた。この歌でこんなに鳥肌立つと思わなかった。そして、壮年JUMP。まさか最新アルバムのリード曲2曲をここで使い切り。3曲目、希望の轍。はいもう最高。イントロクイズで出題されたら瞬殺ですよね。ふざけましたけど、やっぱりライブのこの歌の役割は大きい。一瞬にして空気感を変え、55000人をサザンのモードへ切り替えたはず。そこからMC。本当は言いたいことあるけど、割愛します。闘う戦士たちへ愛を込めて→SAUDADE→彩→神の島遥か国と最新アルバムからの披露。個人的には彩が聞けたのが本当に嬉しかった。初めてサザンで買ったCD。こんなに良い歌があるのかとずっと聴いてた時を思い返していた。まぁ言うて小1の時だから15年ほど前だけど…いやもうそんなに経ってるんだな。レポへ戻ろう。そこから青春番外地→欲しくて欲しくてたまらない→Moon Light Lover→赤い炎の女→北鎌倉の思い出。Moon Light LoverはプチトマトをCDコンポに突っ込んで壊した時に救出されたCDに入っている歌。正直その事件の記憶はもうないのですが、深層心理に刻まれてるのでしょうか。いや、おそらくこれはトラウマですね。そして個人的にこのライブ最大の出会いが、欲しくて欲しくてたまらない。KAMAKURAに入ってる歌で、正直聴かず嫌いをしていた歌でもあったけど、前の公演で一瞬でハマった。そこからヘビロテ。やや中毒性があるのがKAMAKURAなのかな。今くらいの年齢になって少しずつ良さに気付けているのかもしれない。メンバー紹介もごめんなさい、字数の関係で割愛します、ラッパー、良かったよ。古戦場で濡れん坊は昭和のHero→JAPANAGGAE→慕情。慕情は、これまた思い出があるんです。保育園に通っていた時、将来の夢を桑田佳祐のような歌手になることと書いた私は、好きな歌を担任の先生に聞かれたんですね。その時に答えたのが、慕情。知ってて当然という幼心満載で答えて、先生がキョトンとしていた顔が今でも思い浮かびます。おそらく私が1番最初に好きになった歌はエロティカセブンなんですけど、その次が慕情だと思います。Happyのディスク3を聴きまくっていた影響ですね。このHappyのディスク3は昔乗っていた車のCDチェンジャーに挟まれて今となっては永遠に聞けなくなってしまった心の底から1番好きだったCDでした。さぁ、寄り道ばかりのレポでごめんなさい。戻ります。新曲。愛はスローにちょっとずつ。雰囲気は桑田さんのソロっぽいけど、どこか葡萄の曲っぽさも。サビのOh yeahのところがすごく好きなメロディですね。早く円盤化してほしいものです。ゆけ‼︎力道山→CRY 哀 CRY→HAIRは完全に初見ファンはキョトンですよね。まぁ恒例のお休みタイムですかね。個人的に良かったですけどね。Hey!Ryudo!あたりも歌ってくれたら最高でした。ここからエンジンかかり始めますよ。当たって砕けろ→東京シャッフル→DJ・コービーの伝説。これはたまらなかったですね。即プレイリストにしたいくらいの流れ。やっぱりイントロ強めの歌はライブ映えしますわ。コービーすごい良かった、本当に良かった。さぁそこからわすれじのレイド・バック→思い過ごしも恋のうち→はっぴいえんど。アップテンポとミディアムテンポのナンバーをうまく織り交ぜ、絶妙な緩急だと素人目にもわかる。これなんだろうな、長く活躍している秘訣というのは。さぁここからはお家芸。シュラバ☆ラ☆バンバ→マチルダBABY→ミス・ブランニュー・デイ→イエローマン→マンピーのG★スポット。もう正直語ることないよね。この流れ見てもらえれば。確かにボディスペとか聞きたかったという思いもあるけど、まぁそんなに無理しなくても…と思う自分もいますよね。もう酸欠でした。さぁここからアンコール。1曲目I AM YOUR SINGER。1番聞きたかった。最後に聞いたのは2008年。自分が好きな曲は?と聞かれていたら長くこの歌を選んでいました。それくらい好きだった歌。だけどこの歌には良い思い出がない。そりゃそうですよね、活動休止前の歌なのだから。ただ11年前のあの時とは違う。今目の前にある姿が事実であり、この歌が悲しみと共に思い出になることはない。ちょっと言い回しがクドいかもしれないが、それくらいこの歌が今聞けて良かった。今回を逃したらもう聞けないかもしれないと思う曲でもあるしね。ただ、一つだけ残念だったのがなんで11年前のダンスを廃止しちゃったんですか!あのダンス好きですごく踊ってたのに…まぁいいや。この歌は本当に聞けて良かった。嬉し涙でした。そこからLove Affair→栄光の男。まぁ盛り上がりますよね。栄光の男は多分、桑田さん好きなんだろうな。頻繁に歌っているイメージしかないです。さぁ、銀テープの出番ですよ。勝手にシンドバッド。この歌41年前の歌なんですよ。まぁそうは思わないほど、色褪せない名曲。ファンという色眼鏡を掛けているけど、それでも名曲。ラララに存在意義をもたらした曲ですよね。そしてこれにはパーカッションが欠かせない。楽しかったなぁ。おかげで脱水症状だったけど。アリーナ編はロックンロール・スーパーマンだったらしいけど、やっぱりこの歌は映える。特にドーム規模ではまぁ映える。そして締め。エリーかな?Ya Yaかな?その思いはこの歌の前に打ちひしがれた。毎日違う顔に出会う〜。まさかこの歌詞が聞けると思わなかった。今のサザンが旅姿六人衆(今回は旅姿四十周年)を歌うと思わなかった。人生で唯一変わらないもの。これからも音楽の神様が微笑んでくれますよう。今の想い、永遠なる想いを最後に告げてこのレポートを締めさせていただこう。サザンが目の前にいるならいい。ステキな今宵を分け合えりゃ。読んでいただきありがとうございました。

sumika @ 横浜アリーナ(神奈川県)

2019/06/09 (日) 18:00開演

非常にネタバレ要素を多く含みます。特にこれから参戦される方、今までの公演を見て、大阪城ホール公演に参戦される方などは見ないようにすることを強くオススメします。セットリストが変わっているなどの可能性がある為。 それでは前置きはこれくらいにしておいて。 令和元年6月9日 於横浜アリーナ 私自身、イベントで見たことはあったのですが、sumikaのワンマンライブは初参戦でした。DVDは自分で言うのもなんですが、磨り減るほど見てる為勝手にイメトレだけは完璧で臨みました。 参戦前から1曲目のパターンを何通りも考えていました。アルバム通り来るのか、はたまたアルバムと逆で来るのか、はたまたアルバム収録曲とは違う路線で来るのか。 答えは、アルバム通り。 10時の方角 。言わば予想通り、王道のスタートでしたが、やはりライブで聴くのとCD越しで聴くのでは訳が違う。1曲目を予想できていたはずなのに、もう心を掴まれている自分がいました。2曲目、 フィクション 。Starting caravanでは本編最後の曲。今回は敢えての2曲目。sumikaのここ2年での楽曲の厚さが物語っているようなライブスタート。3曲目からライブの定番曲のオンパレード。意外だったのは5曲目に ふっかつのじゅもん を持ってきたこと。フェスなどを除いてはライブ後半でやっていたイメージが強かった分、新鮮でかつsumikaのライブに来たことを強く印象付けてくれた1曲でした。 私の今回の一番印象深く、かつ聞けて良かったと思えた曲が6曲目の MAGIC 。やっぱり、パッとなるからグッとなるから〜がやりたかったんですよ。良かったなぁ、やれて。そこからソロプレイも混ぜつつの楽曲。メロディメーカーとしても、プレイヤーとしても力を蓄えていることを印象づけた楽曲の数々。MCではあだ名が欲しかった片岡さん。これからライブでは『けんちゃん』と呼ばれることに決まりました。そこからバンドマンの顔は再びシフトチェンジ。 ホワイトマーチ から ファンファーレ とタイアップ曲を中盤で惜しげも無く披露して、一旦座ってみようコーナーへ。バラードでは横浜アリーナの音質の良さと片岡さんの声、メンバーの優しいメロディがオーディエンスを包み込む。静かに、だけど確かに伝える。一つ一つの言葉を丁寧に紡ぐように。それがsumikaの良さであり、今評価されている大きな点なのかもしれない。 さぁ、ここから後半戦。一度参加したことある人はご存知だろうが、sumikaのライブは後半戦に定評がある。DVDでも聞いたフレーズだ。さぁ、バラードを聞いて満ち足りた心と裏腹に体が疼いている。後半1曲目、 Lovers 。正直意外だった。MAGICを歌った為、歌わないと思っていた。やはりキラーチューン。一瞬で場の空気を変え、テンションぶち上がりの局面へ。そこから Flower へ。これは自分が一番聞きたいと思っていた曲でもあった為、遠くからではあるが、声を張り上げ腕を振り上げ、今だけは現実から離れるかのように魂を込めて叫んできた。そこからは文句なしの後半戦セットリスト。 ペルソナ・プロムナード → 伝言歌 → Familia はもう伝統のお家芸の域。後半戦に定評があるという文言に一つの偽りもない楽曲の数々。6月上旬の初夏。素晴らしい思い出の1ページ。感動の本編終了であった。 アンコール。新曲の披露、 イコール 。sumikaらしいポップスではあるものの、どこかミスチルや他のアーティストのテイストも感じられるメロディにsumikaの成長の片鱗を感じた。まだまだ成長段階、発展途上だと自分に言い聞かせ、ファンについて来させる曲であった。横浜アリーナがホームグラウンドと言えるくらい、出身が神奈川の人が多いsumika。 Amber からラストの 雨天決行 は今までのsumikaの歴史とこれから作る歴史、そして感謝や覚悟全てを見せつけられた気がした。雨天決行で記憶を語る場面は非常に多いが、それでも今回の思いや片岡さんの表情は今までと少し違ったのではないだろうか。やはり横浜アリーナの神、そして音楽の神が微笑んだ瞬間だったのかもしれない。 一つだけ、小言のようなものを言わせてもらうのならファンファーレの置き所だけ。ホワイトマーチをあの聞かせる演出にするなら、せっかく盛り上がるファンファーレは序盤、またはLoversの後、またはせめてホワイトマーチの前に置けばもう少しメリハリのあるセットリストになったのかなと素人なりに思ってしまった。最後にこんな文句のようなものを本当に申し訳ないです。 そんな満足したあっという間の2時間半。素敵なsumikaの歴史の1ページに偶然にも出会えた。その運に感謝したい。これからも音楽の神が微笑みますように。ロッキングオンジャパンのライブレポ並みに長くなったが、これにて今回のレポートを〆させてもらおう。これからもsumikaらしく、ファンの住処として活躍してください。ここまで読んでくださってありがとうございました。

サザンオールスターズ live tour 2019 「”キミは見てくれが悪いんだからアホ丸出しでマイクを握ってろ ︎”だと ︎ふざけるな ︎」 ※一部ネタバレのようなものを含んでいますので、これから参戦等する方でご覧になりたくない方はお気をつけください。 最初、ツアーネーミング意味わからなすぎて、とうとうおかしくなったな、と思う自分がいました。だってわからないですよね、このツアータイトル。 ただ、最初の3曲を聞いて、この意味が少しわかった気がしました。もちろん桑田さんお得意の照れ隠しではありますが、あくまでサザンはバンドなのです。いくら国民的と言われようが、アイドルではなくバンドなのです。その真髄に触れることができるライブだったのではないでしょうか。サザンファンはご存知かもしれませんが、あまり参加したことない方にお伝えすると、サザンはあえて知らない曲を1曲目に持ってきます。好きなんです、そのスタートが。おそらく、アニバーサリーツアーなどで過去に固執することが嫌いなのかもしれないですね。話が若干逸れましたが、とにかく、〜周年ライブでも有名な歌を1曲目に持ってくるのはレアです。そう考えると、今回のライブはレアケースに含まれるのかもしれませんね。恐らく、初めて参加した人も最初は思う存分楽しめたことでしょう。 最近、サザンのライブではもっぱら「KAMAKURA」収録曲を披露することが増えていますが、今回もその傾向をやや踏襲したセトリだったのではないでしょうか。その上で過去に縛られすぎず、過去を振り返る。古きを温め新しきを知るようなライブだった気がしました。分かりづらいかもしれませんね、恐らくセトリを見てもらえればその意味がよくわかると思います。 今や伝統芸能の域に達しつつあるサザンオールスターズ。還暦を迎えたロックバンドは未だかつて日本にはいないことでしょう。これからも最前線を突っ走る姿を刮目させていただきます。令和になってもどうか末長く続いてください。 詳しい楽曲のレビューはもう一回東京ドーム公演に参加してから投稿しますので、そちらもどうかチェックしてもらえると幸いです。 恐らくセットリスト的に色々意見はあると思いますが、私の持論は後ほど。 4年振りのサザンライブツアー。とことん盛り上がりましょう!! 最後に一つ。これから参戦される方、どうかとことん予習を怠ることなくしていってください。サザンは初心者を平気で置いてくライブをします。お気をつけあれ!&楽しんでください!! ではまたお会いしましょう。お相手はたっちゅうでした。

サザンオールスターズ @ ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018

2018/08/12 (日) 18:00出演 @ GRASS STAGE at 国営ひたち海浜公園(茨城県)

去年のソロではあまり評判が良くなかったとか…おいおいどういうことだと思っていましたが今年のサザンはこれぞThe Southern All Starsというライブを見せてくれたのではないでしょうか。 追加発表でサザンが発表された時今年一、いやここ3年間で1番高いジャンプを繰り広げた私ですが今日のライブはもう誰からも文句のつけようがないんじゃないと思っています。フェスというのは本来のファン以外の人も観に来るため、有名曲をやる分だけ評価は必然的に上がります。いやもう有名曲どころか全国民知ってるレベルの君が代に次ぐ(言い過ぎかもしれませんが許してください…)名曲の数々。しかも1曲目が伝説の茅ヶ崎ライブを彷彿とさせる希望の轍から、どれだけ好カードを切っても切っても有り余るほどの楽曲の層の厚さを感じさせるセットリスト。キックオフライブの時とは明らかに違う野外ならではの演出。水をかけられる位置で見ていた私はただただもう感動と興奮が入り混じり乱れた感情を抱いてました。一緒に行った人はサザンをそんなに知らないと言っていたのですが、終わった後聞いたら「ほとんど知ってる歌だったよー!」と言われるくらい。これぞサザンの真骨頂。国民的バンドの40年はこれだけのものだと言わんばかりの曲の数々。てか、そもそも15曲+アンコール2曲で計69,000人を沸かせたサザンオールスターズ。まだまだ現役でゾンビのように続けてください。無理だけはしないように、ファンはいつでも待ってますから。ありがとうサザン、ありがとうロッキン!!

福山雅治 @ 東京ドーム(東京都)

2018/05/27 (日) 17:00開演

(決して宣伝ではないのですが僕の前回の福山雅治ライブのレビューを見てもらえればより内容がわかるかもしれません、宣伝みたいになってしまいすみません…)昨年の冬の大感謝祭、アリーナツアーから始まりドーム公演まで6ヶ月ほど続いたツアー最終日。福山さん本人も言っていたが、圧倒的ファイナル感、圧倒的一体感、圧倒的ドーム感を意識していた内容だった気がしました。 僕が初めて福山さんのライブに行ったのは2016年の冬の大感謝祭でした。その時のセットリストは個人的に大満足、120点でした。今回は途中まで80点くらいでした。初めてIT'S ONLY LOVEが聞けたり大好きなHELLOが聞けたりしましたが、何より新曲が多い。こんなに出してたのかというくらいの曲数でめちゃめちゃ働いてるなと思いつつも前回を上回ってませんでした、あの曲が来るまでは。 前日の東京ドーム公演に僕の両親が参戦したのですが少しだけ聞いた話によると日替わりコーナーで僕がずっと聞きたかった、明日の☆SHOWを歌ってしまった。僕はずっと思ってました、今回も聞けないのかと… ただ、運命って突然来るんですね。今日、本編で念願の明日の☆SHOWが!涙流れました、本当に。 ずっと動画でしか観れてなかった憧れの腕振り&歌唱シーンを体験できて最高でした。本当に最高でした。特に男性福山ファンは永遠の憧れのシーンなんですよ、あれ。 今回のレビューは主観要素が強くとても読みづらいかもしれませんが、それくらいの熱量をそのまま伝えたくこのような感じになってしまいすみませんでした。 2018年上半期いい締めになりそうです。あと7ヶ月頑張ろう、てか、とりあえず明日学校に行かないと… 明日の☆SHOW聞いて今週も頑張ります。 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

ややネタバレがあるのでこれから参加される方はご注意ください。 2018年ライブ初めは人生初クアトロで人生初あいみょんのライブでした。知ったのは約半年前、君はロックを聴かないを聞いてどハマりして。あいみょんファンの方には本当に申し訳ないのですが、メンヘラな歌も多いから心がややブルーな気持ちで帰るのかな…とか始まる前は思ってました。 会場入るとやはり圧倒的女性率。支持の高さが感じられるような気がしました。 単刀直入に言うと、セットリストが個人的にとても良かった。本当に良かった。僕好みの歌がとても多くてずっと口ずさんでいました。始まる前に思ってたことなんか吹っ飛ばしてくれるくらい良かった。特に1曲目。一気に心掴まれました。3曲目も本当に良かったな…前半でテンションが急上昇。後半は印象的なイントロの、憧れてきたんだから始まりデビューシングルを挟みつつ、ツアーの為の書き下ろしも歌って。チケット完売とあって客は多かったけど、それを感じさせない爽快感、疾走感となんかどこかしら考えさせられるようなワードセンス。本編最後は僕が知ったきっかけとなったあの名曲で締められました。やはりこの曲は生で聴けて良かった。もうあいみょんしか聴かない(そんなことはないけども…)と思わせてくれる最高の演奏でした。マイラバのHello againをどこか感じさせるイントロがかかった瞬間はやや涙目にもなってました…アンコールは新曲含め2曲。2時間弱に及ぶライブは幕を閉じました。ライブハウス特有の時間をアーティストとファンが共有してるなと思える環境で心に語りかけてくるような名曲の数々。本当に楽しかった。また参戦したいと思えるライブでした。ライブに参加した方、できなかった方、偶然この文章を読んだだけの方全ての方にオススメできるライブでした。また行きたいけどチケット取れるかな… あいみょんさん、バンドメンバーの皆さん、お疲れ様でした!!

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