ひらりさん ここ数年に発表したアルバム2作品が大傑作だった彼女。稀少な単独公演が行われるとのニュースリリースから大きな期待を持ってこの日を迎えました。幸運にもチケットの整理番号は25番、当然のようにスタンディングエリアの中央最前列に陣取って開演を待ちました。 約40分のDJプレイが客席を温めた前座の終了直後から間髪入れずに突入した本編は、壮大なサウンドスケールに歯切れの良いフロウが絡んだ1曲目から盛り上がりが最高潮に。完成度の高い楽曲にライブ特有の疾走感や増長された情趣などが加わるのですから、もはや「敵無し」状態です。客席まで降りて聴衆の中心でラップするサービス精神までもが彼女からの最高のプレゼントとなった1時間10分、味わえたのは時間の長さ以上に濃密な満足感でした。 今夜の公演はスタンディング形式。来場客への案内に少なからず不安を覚えていたのですが、床に貼り付けられたテープによって会場は碁盤上のように一人ずつのスペースが区切られ、大きな混乱もありませんでした。ご時世に起因することとは言え、運営の方々のご苦労にはいつも頭が下がります。おかげで今夜も楽しめました、ありがとうございました。 いいね! 26 コメント 0 2022/09/22 (木) 15:46