ゲストさん 新鮮味に溢れており、BUCK-TICKでは今までにない感覚でした。 バラードと激しいナンバーのバランスが素晴らしい。 アルバム以外の選曲もデジタルで奇妙な、もしくはカッコイイ曲が多くてピッタリ。 ヴォーカルの櫻井さんの迫力が増していました。 すごかった。退廃的で美しく、芯の通った強さがある声なのに表現が細やか。 男性的な歌い方はもちろん、時に女性のような表現も出来る。こんなに演じ分けが出来る人はなかなかいないなと思います。 メンバーの演奏に関しても、エネルギッシュで硬質で、聴いたことのないようなキラキラしてる音に包まれながら、これが50代のバンドかな? とあらためて驚かされてしまいました。 ノリノリすぎて会場が揺れていたし、バックの演出も素敵でした。 最後のNEW WORLD - beginning - 優しさに溢れ、すべてを巻き上げて天に召してくれそうな歌。 始まりなのに終わってしまうと思いつつも、満足。 前作「或いはアナーキー」の「形而上流星」や、「世界は闇で満ちている」とつながる表現がBUCK-TICKらしくて素敵。 「アトム未来派No.9」ツアー。 新しさと妖しさ、激しさとたくさんの彩りのあるアルバムは、期待以上のライブになっていた。これから武道館まででどう変化していくのか楽しみです。 いいね! 12 コメント 0 2016/10/23 (日) 02:58