まさか、人生でビートルズナンバーを生で観る日が来るなんて…。 その一言です。 現在30代、小中学生の頃に父親が当時の洋楽、フォーク、ニューミュージック、演歌、GS等をカセットテープで教えてくれた世代です。 父親、几帳面なんですよ。学生の頃に、友人から借りたレコードをダビングしたテープや、FMを録音して、曲の部分だけを切り取ってオムニバス化したテープなんかが400本だかありましてね。全部通し番号をつけて、それを当時の新聞広告の裏側に「10、ビートルズ、オブラディオブラダ、レットイットビー、…」みたいに管理してまして(笑) 私が小学5年生の頃に、ビールのCMソングでカーペンターズの『トップオブザワールド』が流れたときに「いい歌」と思いまして。誰のなんて歌かはずっとわからなかったのですが、当時、偉人の半生を紹介する『驚き桃ノ木20世紀』という関口宏の番組がありまして、そこでカレンカーペンターが取り上げられて「あー！この曲！」となった訳です。それを見た父親が「なにそんな古い歌好きなのか」と押し入れの奥からゴソゴソと取り出したテープが70's洋楽との出会いでした。そこから父親の「これ聞いてみろ」と嬉しそうに差し出すテープの嵐ですよ(笑)「オブラディオブラダっていいぞ」からビートルズとの出会いは始まりましたね。シーラブズユー、キャントバイミーラブ、カムトゥゲザー、などなど。小学生の頃には図書館で借りたアンソロジーを見てました。 前置きは長くなりましたが、改めてレポを。 こう振り返ると40曲近くやってたんですね！ 私が参戦前に予想していたのは、チャックベリーが本当のロックンロールの神様になっちゃった後のステージだったので、チャックの曲はやるなって思っていました。「初来日の1曲目、ROCK'N ROLL MUSICあたりやってくれないかな」なんて予想はしてましたがそれは外れちゃいましたね。 他の日程にやった日替わり曲の『BIRTHDAY』は聞きたかったな。志村けんのだいじょぶだぁ世代なので(笑) 他の方も何かに書かれていましたが、ステージはもうちょっと観客を配慮した形だったらな、なんて思いました。 私は3塁側のはじで、ギリギリ本人が見えましたが、私よりももっとはじの方は気の毒です。囲われたステージの側面にあるモニターを見てましたから。 もう生きるレジェンド、実は明日も参戦です。 まさか人生で2度ポールを見れるとは。 父親が教えてくれた音楽と、それを今でもPLAYし続けるポールに感謝です！