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フェス特集2024

英国が誇るギターロック・センセーション<ザ・ヴァクシーンズ>、大熱狂の来日公演レポート公開

2018/11/22
全世界トータル・アルバム・セールス100万枚上を誇る、英国が誇るギターロック・センセーション<ザ・ヴァクシーンズ>が最新アルバム『コンバット・スポーツ』を引っさげ、実に約6年ぶりとなる単独来日公演を開催した。

昨日(11/21)東京/渋谷のDUO MUSIC EXCHANGEには、来日を待ちわびた大勢のファンが会場に詰め掛け、バンドは最新アルバムからはもちろん、「イフ・ユー・ワナ」はじめ往年の名曲の数々や、先週リリースされたばかりの最新シングル「オール・マイ・フレンズ・アー・フォーリング・イン・ラヴ」など、新旧織り交ぜたパワフルなセットを披露。久々の日本で、会場は鳴り止まない大歓声と熱狂の連続となった。期間限定で11月21日渋谷MUSIC DUO EXCHANGEのセットリストが公開されている。

<ザ・ヴァクシーンズ来日公演セトリ・プレイリスト>
https://SonyMusicJapan.lnk.to/VaccinesLiveInTokyo

<「オール・マイ・フレンズ・アー・フォーリング・イン・ラヴ」>

●楽曲試聴/購入リンク:https://SonyMusicJapan.lnk.to/AMFAFIL

●ミュージック・ビデオ視聴リンク:


<ザ・ヴァクシーンズ: 来日公演ライヴ・レポート>

2018年11月21日(水) 東京 DUO MUSIC EXCHANGE


ジャスティン・ヤング(Vo&G)は最新アルバム『コンバット・スポーツ』について、「自分たちがどんなバンドだったのか、どのようなバンドになりたかったのかを再発見したアルバム」だと語っていたが、ギター・ロック・バンドとしてのアイデンティティを100%奪還した彼らが打ち鳴らす、最高のロックンロール・ステージとなった今回のザ・ヴァクシーンズの来日公演は、まさに彼のこの言葉を証明するものだったと言っていいだろう。
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デビュー・アルバム『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』と『コンバット・スポーツ』のナンバーが過半を占めたセットリストも、新作が原点回帰の作品であることと、パンキッシュでラウドなギター・サウンドをエンジンとして疾走していくこの日のライヴを象徴していた。トリプル・ギターでつんのめり気味に始まった冒頭の「ナイトクラブ」からノンストップ、リリカルなギター・ポップ、モッシュを巻き起こしたアンセミックな8ビート・ガレージ、ブーミーなアナログシンセの効いたニューウェイヴとくるくる表情を変えながらも、オーセンティックなUKギターの揺るぎない軸が中心にビシッと通っているパフォーマンスだ。
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圧倒的なメロディの良さ。歌うようにリリカルで饒舌なギター。華のあるフロントマン。思いっきりノイジーでフリーキーだけれど、要所要所で角をピシッと揃えていく5人のジャストな呼吸。そして共同体としてのバンドへの絶対の信頼――そんな、ギター・バンド、ギター・ミュージックの根源的な魅力を全て兼ね備えていたのがこの日の彼らだった。過剰な情報に常に晒され続ける2010年代後半のギター・バンドにとって、それはシンプルだからこそ難しかったりもするわけだが、ヴァクシーンズはもう迷わないと決めたのだ。クラシック・アンセムの「イフ・ユー・ワナ」から最新アンセム「アイ・キャント・クイット」へとリレーされた後半のクライマックス、あの歓喜の光景が彼らの選び取った道の正しさを何よりも物語っていた。

(文: 粉川しの)(写真:Masanori Naruse)

2010年にリリースしたシングル「イフ・ユー・ワナ」でいきなり大ブレイクを果たし、全英1位を獲得した2作目『カム・オブ・エイジ』を含むこれまでの全世界トータル・アルバム・セールス100万枚上を誇る<ザ・ヴァクシーンズ>。今年の4月にはロス・オートン(アークティック・モンキーズ/ザ・フォール/M.I.A他)を迎えて制作された通算4作目のスタジオ・アルバム『コンバット・スポーツ』をリリースし、彼らの本来の魅力である“ラウド、キャッチー、メロディック”の三拍子が揃った、原点回帰と言えるド直球なガレージ/ギターロック・サウンドを聞かせ、ベスト・アルバムとの呼び声が高い作品となっている。又、バンドはアルバム発売以来のリリースとなるニュー・シングル「オール・マイ・フレンズ・アー・フォーリング・イン・ラヴ」をミュージック・ビデオとともに11月14日にリリースした。

【プロフィール】
http://www.sonymusic.co.jp/artist/thevaccines/profile/

●2010年結成、英ロンドン出身のインディ・ロック・バンド。
●2010年、デモ曲「イフ・ユー・ワナ」をウェブサイトにアップすると、英国メディアが一斉に大絶賛し、勢いそのままに決行した国内ツアーでソールド・アウト・ショーを連発するなどUKで爆発的人気に。
●2011年、デビュー・アルバム『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』をリリースし、全英チャート4位を獲得。2011年で最も売れたデビュー・アルバムとなり、NMEアワード新人賞獲得するなど輝かしいデビューを飾る。
●2012年、2ndアルバム『カム・オブ・エイジ』を発表。念願の全英チャート1を獲得。
●2013年、3rdアルバム『イングリッシュ・グラフィティ』を発表。シンセやピアノ・サウンドを大胆に導入した意欲作。全英チャート2位を獲得。
●2018年、4thアルバム『コンバット・スポーツ』を発表。前作から一転して、原点回帰を思わせるド直球のギターロック・サウンドにカムバックし、大傑作との呼び声が高い。全英チャート4位を獲得。
●これまでのトータル・レコード・セールスは全世界で100万枚以上を誇り、ローリング・ストーンズやアークティック・モンキーズのツアーに帯同するなど、名実ともに英国を代表するロック・バンドとしての地位を築いている。
●これまでに、<フジロックフェスティバル ’11><サマーソニック2012>、2012年と2013年に単独公演を開催し、計4度来日を経験している。

【関連サイト】
●海外オフィシャルサイト:https://www.thevaccines.com/
●日本オフィシャルサイト:
http://www.sonymusic.co.jp/artist/thevaccines/

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