【ライブレポート】04 Limited SazabysがJAPAN JAM 2017を灼熱の音楽の楽園へと導く!「皆さんのトラウマも黒歴史も全部洗いざらい俺たちが壊す」
2017/05/19
5月4日、株式会社ロッキング・オン・ジャパン企画制作の『JAPAN JAM 2017』が千葉市蘇我スポーツ公園にて開催され、LOTUS STAGEに、04 Limited Sazabysが出演した。
04 Limited Sazabysのサウンドを求めたオーディエンスが集まったステージは開始前からすでに熱気に包まれていた。そして手拍子が響き渡る中、GEN(Vo.&Ba.)、HIROKAZ(Gt.)、RYU-TA (Gt.&Cho.)、KOUHEI(Dr.&Cho.)がステージへ登場。
「気持ち良いところに一緒に行きましょう!」
GENの叫びと共に『Warp』『climb』『monolith』『escape』が一気に投下されると、待ってましたと言わんばかりにそのサウンドに身を任せて感情を爆発させるオーディエンス。その姿はまさに歓喜乱舞、あっというまに灼熱のステージが築き上げられていく。
「ここにお集りいただいた類稀なるセンスの持ち主の皆さん、ありがとうございます!今日は耳で音楽聴く必要ないんで、身体いっぱい音の中に潜って一緒に良いところに行きましょう!」とGENが挨拶し、RYU-TA が「オマエ等、声出せるのか!?」とガンガンに煽りを入れ『Chicken race』『medley』へと繋ぎ、心地良いサウンドを存分に響かせていく。また『me?』では「ここは千葉県蘇我」と歌詞の中に入れ込み遊び心も加えながらステージを展開したところでGENが語りだす。
「この間、アメリカへ旅行へ行ってたんですけど、皆ラフで好きに生きているなって感じがして。日本だと職業ごとに『こうしなきゃいけない』とか『こういう事はしちゃいけない』みたいな事が多くて、無駄なストレスを感じている人が凄く多い気がしていて。何か不安がいっぱいになるこんな時代だからこそ、こういうエンターテイメント、ロックンロールが皆さんの心を救うと思っています。
音楽はいつでも皆さんの味方です。皆さんのネガティブなものは俺たちが爆音で全部ぶち壊すんで、皆さんのトラウマも黒歴史も全部洗いざらい俺たちが壊すんで、これからまた一緒に良いところへ行きましょう!俺たちなりに生きるパワー与えていくんで、しっかり持って帰ってほしい。皆さんのメンタルを武装させたい。またそれが無くなったらライブハウスへ来てください!集まってくれた皆さん本当にありがとうございました!」
そのありったけの思いをオーディエンスに伝えると温かい拍手がステージへ贈られ『Buster call』が歌唱される。先程のメッセージの後だからこそ、その歌声がより一層心に染み渡った。
日差しが夕日へと姿を変えステージを照らす中『swim』『Remember』と披露し、最初から最後までオーディエンスを熱狂させた04 Limited Sazabysステージは膨大なるエネルギーを生み出し終演の時を迎えた。
(取材/文:山岸一之)
5月4日 JAPAN JAM 2017 LOTUS STAGE
04 Limited Sazabys セットリスト
M1.Warp
M2.climb
M3.monolith
M4.escape
M5.Chicken race
M6.medley
M7.me?
M8.Buster call
M9.swim
M10.Remember
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