Leolaとchayから届いた冬の贈り物『Sing N' Play』開催

2018/01/11
Sing N' Play

9月に第1回目が開催され、好評を博したライブシリーズ『Sing N' Play』の第2弾が、12月19日に大阪・サンケイホールブリーゼで行われた。今回登場したのは、前回のAnlyとReiに続き、Leolaとchayという今強い輝きを放つ女性シンガーソングライター2人。彼女たちの音世界が、大阪の冬の夜を温めたひと時をご紹介しよう。

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会場の足を踏み入れるとまず目を引くのがステージセット。中央にベンチが置かれ、たくさんのキャンドルも散りばめられている。まるで物語の世界に迷い込んだようだ。また、Leolaとchayというファッションアイコンでもある2人のライブとあり、若い女性の姿が多く年末の華やいだ雰囲気に自然と心も弾む。

Leola

Leola

定刻、照明が落ちてキャンドルがきらめき、ますますロマンチックになったステージに現れたのはLeola。まずは弾き語りからライブがスタートする。

ほのかな明かりの中、彼女の姿が浮かび上がり、しっとりと「Hello, My name is…」をギターと歌声で紡ぎ始めるといっきに曲の世界へ意識が集中。客席は息づかいが聞こえるほどの静けさになる。すると、そんな会場の様子を感じたのかMCでは「なんか緊張しますね(笑)」と告白し、さらに朝に起こった、コーヒーを落とすという失敗談で弾ける笑顔を見せて和やかな空気に。

そして、もう1曲「It's a “New Day”」を披露。今度は伸びやかに《Thank you,my New Day》の言葉を届ける。しなやかなファルセットとギターの音色も際立ち、耳心地もいい。

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chay

そしてスイッチが入った観客のハートをさらに後押しするように、chayの弾き語りが続く。吐息混じりにカバーするシンディ・ローパーの「True Colors」は、なんともエモーショナル。

また「デビュー前から歌っている曲です」と「Together」では、会場に手拍子を起こして空気を上向きに。ヒールの足元がキャッチーなサビに合わせて床を叩き、歌いなれた曲ならではの感情のこもった響きを作る。

さらにMCでは自身が出演した番組「テラスハウス」のトークをユーモアたっぷりに繰り広げ、「次はあの曲で盛り上がってもらおうと思います。Yeah!」と、同番組テーマ、テイラー・スウィフトの「We Are Never Ever Getting Back Together」をプレイ。これには客席もシンガロングで盛り上がる。

Leola

Leola

弾き語りの時間の次は、サポートメンバーを連れてLeolaが再登場。アップテンポな「コイセヨワタシ。」に会場のムードが変わり、観客はスタンディングで“Leolaワールド”を謳歌し始める。そのボーカルには一層熱がこもり、天を指さし歌う姿が印象的だ。

そして熱気そのままに次々とカラフルな表情で魅了。「Winter Magic」ではガーリーにハッピーなラブソングを彩り、「I&I」では胸に手を当て“あなたが好きよ”と情感豊か歌い上げる。加えて、この季節と言えば……の「クリスマス・イブ」(山下達郎)を、軽やかなアレンジでカバーし、アカペラパートではクワイアの感触。

しかも次には、「本邦初披露! 人は一人では生きていけない。誰かと寄り沿ってみようかなと思った女の子の曲です」と、2月7日(水)にリリースするニューシングル「Puzzle」も。そのかき鳴らすギターとパワフルな歌声に引き込まれる存在感十分のナンバーに、会場のボルテージはさらに上昇するが、「まだまだ足りない!」とばかりに「楽しむ準備はできてますか?」の煽りから、「Rainbow」「Let it fly」の2曲で攻撃の手を緩めない。

「Rainbow」ではコール&レスポンス、「Let it fly」では大きなクラップを起こし、突き抜けるように爽快なメロディで会場を一つにしてそのステージを終えた。

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先程の興奮が収まらぬ中、衣装を変えたchayがバンドと共にカムバック。「かわい~」の客席から声が上がる。そして元気良く「あともう少し」へ! ……と思いきや、歌詞を間違えるというハプニング。「申し訳ございません!」と舞台にへたり込む姿は人柄を感じさせ、観客のハートをがっちりつかむ。仕切り直して曲が鳴り出せば、ステージを端から端に移動してジャンプして拳を握っての渾身のアクト。

次の「Twinkle Days」でもテンション高く、今度はファンがタオルを回してジャンプ。今日一番の爆発力を発揮する。そしてMCを挟み「尊敬するユーミンさんの曲です」と「12月の雨」をカバーしてLeolaに続いてクリスマスムードを演出すると、カントリーナンバー「Kiss me」ではバンジョーを手にギターメンバーと背中合わせで綴るグッドハーモニー。ホイッスルも重ねる「Be OK!」ではメリハリあるボーカルで、観客を巻き込み全員でchayの音楽を完成させる。

さらにヒット曲「あなたに恋をしてみました」も贈り、ハイトーンで客席をリードして大合唱も! しかしそんな楽しい時間はあっという間。ラストは「それでしあわせ」をセレクトし、清らかなピアノの音色と、彼女の声と詞をダイレクトに胸に届け、広がる多幸感と静けさが大拍手に変わりライブは幕を下ろした。

Sing N' Play

Sing N' Play

その後、会場に響いたのは2人の名を交互に呼ぶ観客の大きな声。これに応えてLeolaとchayがステージに戻る。今度は並んでベンチに腰かけ、リラックスした表情だ。

そして「この季節にぴったりな曲を一緒に練習したので……」(chay)と曲にいこうとするが、ここでLeolaのシールドが抜けているというひと幕が。chayはついさっき歌詞を間違えただけに「私もたいがいだけど、(Leolaも)あれね~(笑)」とにこり。するとLeolaも「なんか(2人には)通じるものが……(笑)。よくマイクに鼻、ぶつけます!」と答え、「私もぶつける! またツーマンやろうね!!」(chay)と盛り上がる。

そんな息ぴったりの2人が、今宵のアンコールにと選んだのは、桑田佳祐の「白い恋人達」。ステージの背景にはライトが星のように瞬き、会場には思わず「お~」の声がもれる。Leolaの透明感、chayの温度感というそれぞれのボーカルの味わい、そしてそのハーモニーを一度に楽しめるこの曲は今日だけの贅沢。ひと足早い、最高のクリスマスプレゼントとなった。

取材・文=服田昌子 撮影=渡邉一生

イベント情報
Leola 1st Oneman Live “Hello! My name is Leola.”追加公演
2018年2月4日(日)
開場:18:00 / 開演18:30
会場:Hiroshima CAVE-BE
2018年2月9日(金)
開場18:30 / 開演19:00
会場:名古屋 Electric Lady Land
2018年2月17日(土)
開場:17:00 / 開演17:30
会場:熊本 B.9 V1
2018年3月3日(土)
開場:17:00 / 開演17:30
会場:新潟 LIVE HOUSE 柳都SHOW!CASE!!
2018年3月17日(土)
開場17:00 / 開演17:30
会場:神戸VARIT.
【チケット料金】
スタンディング
¥5,000(税別)
※ドリンク代別(500円)
※6歳以上有料、5歳以下入場不可

chay Premium meets Premium 2018​
2018年2月20日(火)
会場:浜離宮朝日ホール 

 

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