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フェス特集2024

キングレコードから発売される3度目のメジャーデビュー曲も初披露! Zepp DiverCity TOKYOで全国ツアーを完走!

2019/07/10
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6月7日、Zepp DiverCity TOKYOで天晴れ!原宿の全国ツアーのファイナル公演が行われた。太鼓や笛などの和楽器での「overture」が会場に流れた後、朝比奈れい(赤)、成実みく(桃)、藤宮めい(白)、永堀ゆめ(ミントグリーン)、七瀬れあ(黄)、工藤のか(紫)、藍井すず(青)がステージに登場。5月1日にリリースし、オリコンランキングのデイリー1位&ウィークリー2位を記録した最新シングル「アッパライナ」からライブはスタートした。

憧れのZepp DiverCityで“原点回帰”をテーマにパフォーマンス

今の彼女たちの勢いを最も感じられるのはやっぱりこの曲。歌い出した瞬間に大きな歓声が起こり、れいが「ツアーファイナル! 盛り上がっていきましょう!!」と呼びかけるとファンも掛け声と手拍子で会場を熱くする。冒頭からサビにかけてのアップテンポで元気いっぱいのフレーズで一気に盛り上げ、その後、テンポダウンして“「I love me」なんて/僕は言えやしないから”のブロックでは哀愁を感じさせ、“We have to raise fist high once again”を繰り返すところではその歌詞の意味どおり拳を高く突き上げ、力強い一面を見せてくれる。“KAWAII”を基準にしながらも元気さや切なさ、力強さを1曲で体感できるこの曲は天晴れ!原宿の本質と多様性を知ることができる。

この「アッパライナ」の他にも天晴れ!原宿の楽曲は個性が強いものが多い。2曲目に歌った「カラフルミラクルディスカバリー」は、序盤、中盤、後半にある“てぃーりーりーり てぃーりりってぃー”のフレーズに合わせてメンバーが右に左に移動して、ファンも同じように右に左に移動する光景はインパクトが強いが、それだけじゃなくて前向きなメッセージもしっかりと伝わってくるのがこの曲のいいところ。

最初のメジャーデビューシングル収録曲「エンドレスサマー」は、みくが「タオル回して楽しんでいきましょう!」と呼びかけて始まった。和風テイストなサウンドが夏祭りをイメージさせ、タオルを両手で掲げたり、回したりして参加するとより楽しめる曲になっている。

そして、この日一番の注目曲といえば、8曲目の「あっぱれサマーっ!!」。9月18日にキングレコードからリリースされる3度目のメジャーデビュー曲を、発売に先駆けて披露。夏を待ちきれずソワソワする気持ちが感じられ、“アッパレサマー〜”というキャッチーなサビのフレーズは一度聴いたら忘れないインパクトがある。披露を前にMVを公開し、その間にメンバーは衣装をチェンジ。それぞれのカラーがより強調されたこの曲のための新衣装でパフォーマンスを行った。

めいが「Zepp DiverCity、まだまだ盛り上がっていけますか? もっともっと声出るんじゃないですか?」と煽り、終盤に向けて勢いをつけたのは「パレリラパレリラ」。タイトルもそうだが、遊び心のある歌詞というか、言葉の響きが楽しい。

「早いもので、もう少しで終わってしまいます。全国ツアーは東京から始まって、沖縄、名古屋、大阪、仙台、福岡、広島、そしてここZepp DiverCityに帰ってきました。このツアーでの天晴れ!原宿の目標がありまして、それは“原点回帰”でした。ここにいる皆さんに少しでも『天晴れ!原宿のライブ、楽しいな!』とか『ライブを見て元気になったな』って思ってくれる人がここに一人でも多く居たらうれしいです。そして、目標であった憧れのZepp DiverCityでライブができるというのも、ここにいる皆さんがいなかったらできなかったことなので本当に本当に感謝しています」

最後の最後までハッピーな気持ちに

メンバーを代表してゆめが気持ちを伝えると、「Our Music」を聴かせてくれた。ビジョンに歌詞が映し出され、ファンも一緒に口ずさんだり、その歌詞の意味を噛みしめたりして、そのメッセージをみんなで共有し一つになることができた。

アンコールではうれしいお知らせが伝えられた。一つ目は、6月7日からファンクラブ「竹の子族」がスタート。ホームページもリニューアルし、ファンクラブ限定のコンテンツも設けられた。二つ目は7月2日に渋谷クラブクアトロで3周年記念ワンマンライブ開催が決定! デビュー日当日ということでメンバーにとってもファンにとっても思い出深いライブになりそうだ。そして8月19日にイベントライブ「エンドレスサマー」が1年ぶりに開催されることも決定した。

アップテンポな楽曲を畳み掛け、間にミディアムテンポの楽曲も挟むなど緩急のある流れの本編もあっという間に感じられたが、ピアノのイントロも印象的なメロディックな楽曲「幽玄テリトリー」、祭囃子を思わせるサウンドの「原宿サニーデイ」、“グッバイさよならじゃないよ”というフレーズも印象的な「バンチャラ」でメンバーの自筆メッセージ付きの金テープが舞う演出で締めくくったアンコールの流れも素晴らしく、最後の最後までハッピーな気持ちにさせてくれた。

アンコールを含めて全19曲を全力でパフォーマンスしてくれた7人。7月のワンマン、9月の3度目のメジャーデビューなど、楽しみが増えた今、メンバーがもっと豆粒に見えるぐらい大きな会場でのライブをするという目標を達成するためにも、勢いはさらに加速していきそうだ。


取材・文=田中隆信

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