My Songsと銘打たれた、ポリス時代からのスティングのヒット曲を集めたライブ。
シンプルなバックバンドの構成だからこそ生きる変わらぬボーカル。
会場にも参加を促し "So Lonely" "Desert rose" "Magic" "Roxane"などのさびの部分に参加するのも楽しい
Englishman In New Yorkの "(Be yourself) no matter what they say"には生き方を考えさせられる部分も。
改めて聞くと歌詞の深さがあるからこそヒットし、聞き続けられるのだろう。
ハーモニカのシェインによるBrand New Dayのイントロ、女性ボーカルのメリッサとの"If You Can't Find Love"、ギターのルーカスそれぞれ若いミュージシャンも素晴らしい。
ロック、ジャズ、レゲエ、中東音楽、さまざまなジャンルと融合した音をつくってきたことも実感できた。
個人的にはEvery Breathはレゲエ調ではなくオリジナルでやって欲しかった。
MCはメンバー紹介だけで音楽に集中した、40年以上のキャリアを2時間弱にまとめた濃密なライブ。