ヤッホイくんさんのレビュー

本当に皆さんのいう通りです。最後の最後にブレたのが残念です。たまアリの時は2daysでも初日はearthly worldやenergyなど初日のみの遊びもあり、2日目の男祭りとの違いもあって2日目はこれまでの男祭りのセトリを踏襲していてとても良いライブでした。
それだけにラストの男祭りはたまアリでは外されたace of aceやLIMITLESS、6つの風などの曲を混ぜた男祭りの集大成にふさわしいセットリストになると思っていました。
7th triggerや、Fight for liverty、バーベルまでもが外れるとは思ってもいませんでした。
しかも、ライブの始まり方がフェスや普通の公演でも使われるDon’t Think.Feelというなんの捻りも驚きもない始まりです。
こんなセトリでラストを飾ろうとした意味が本当に解りません。
7th triggerや16日にやったレア曲をドームでやらなかったのはTAKUYA∞が自分の生誕祭のセトリを一番豪華にしたかっただけという穿った考えしかできません。
UVERworldの心情としては、ドームでこそ今までのUVERworldではなく一番新しい、一番かっこいい今のUVERworldを見て欲しいという想いがあるというのはわかりますが、それでも過去の男祭りの系譜を無かったことにして新曲中心にしたのは残念です。
TAKUYA∞は新曲はすごいパワーがあってドームでいきなりやっても盛り上がるだろうとか安易に考えているかもしれませんが決してそんなことはありません。
人気のあるODD FUTUREでさえオールタイムベストツアーの最初の方ではあまり盛り上がらなかったがファンが曲のノリ方を徐々に覚えていくとともに、UVERworldがODD FUTUREを何回何十回も演奏していくにつれて、今ではライブに欠かせない曲になっていきました。
境界やMaking it Drive、First Sightは良い曲ですが、東京ドームまでにまだ4回しか演奏していないのでファンはノリ方がわかっていませんでした。境界やMaking it Driveは合いの手を入れるところがあるのですが、そこをまだ知らない人がいるので全然グルーブは生まれず、中だるみしていました。
TAKUYA∞は新曲たちはパワーが凄いから初見で聴いてもなんとかなるとか思い上がっていたかもしれませんがそんなことは決してありません。
何回何十回と演奏することでUVERworldとファンとの一体感が生まれます。Making it Driveは本当に見ていられないぐらい酷いものでした。
TAKUYA∞はそんな当たり前のことさえ忘れていたのでしょうか。
さらに一番ダメだったところが男祭りの開催趣旨がブレてしまっていたことです。
男祭りは、TAKUYA∞自身が「この男祭りで得た感動や想いは、扉の向こうへ持って行け。男祭りが開催できるのは今まで支えてくれた女の子のおかげで、この男祭りが終わった後に、違うライブで女の子が困っていたら助けてあげようよ。そんなかっこいい男になれよ。」と言っていたのに対し今回の男祭りでは、First Sightをなぜかフルで演奏するという暴挙に出ました。
しかも、後方ステージの一番近い席のど真ん中は全部女の子で埋め尽くされていました。
男祭りは、ゲストで来た女の子を喜ばせる場所ではなくて、ゲストできた女の子たちに男祭りの凄さ、UVERworldのカッコよさを伝える場所じゃなかったのですか？UVERworldの中のカッコよさの定義が変わったのですか？男祭りは決してゲストの女の子たちに媚を売るようなことはしない場所ですよね？
男同士の熱い語り合いの場所ではなかったのですか？
MCで言ってることが2017年末から変わっていないのも、TAKUYA∞としての限界はここなのかなと思わされてしまいます。写真撮ってる場合じゃないですよ。
最後の最後でこんなブレブレの男祭りをして満足しているUVERworldを見て悲しいです。
男祭りを全部見てる者としてはこんなナヨナヨした不完全燃焼なライブになるとは思いませんでした。

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• 2019/12/23 (月) 19:37

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