COVID19の五類移行で、自粛していたエンタメが一気にほとばしった感があった。特にJ-POP界隈ではいわゆる大御所クラスがこぞってツアーを実施し、ファンのみなさんもフォローが大変だったのではと思うほど。完全に警戒を解ける状態ではまだないにしても、対処が分かったことは大きいですよね。やっぱりLIVEは私には欠かせないものです。

国民的スーパーバンドの「里帰り」公演はやっぱりスペシャル。茅ヶ崎の海ちかくで聞くあの曲この曲、胸にしみた。ホームタウン茅ヶ崎の街じゅうで喜んでいる感じもあって、祝祭感に満ちていて、自分にはコロナ禍以降で最高の開放感とともに味わったLIVE。茅ヶ崎市ゆかりの民としては本当にありがたいバンドです。

前年のツアーではできなかった「声出し」を、小田氏はどうしても客側にしてほしかったのだなと感じた追加ツアー。前年はコロナ禍後久々のステージで、小田氏自身もなんだかご自分の声を確かめるような印象がところどころあったのに対し、2023年は一転、最初から最後までのびやかで、とにかくHappy！を全方位に発信していて、それがオーラスの横浜では特に満ち満ちていた。それを見守る私も倖せだった。多幸感にあふれた二夜。

いわゆるアイドルの公演はこれがほぼ初。そのころの新譜で、ビッグバンドフィーチャーしてスイング感がとてもよくてヘビロテしていたところ、公演一般発売が（珍しいことに）あったので出かけた。新設の広い会場の隅々まで、慎吾ちゃん（とよばせてください）の「SHOWが大好き！！」な気持ちが届いてた。スクリーン投影もさすがのクオリティだし、「魅せる」ことを心得た感があり、さすが手練れのパフォーマーと感服。全く初めての私でも心ゆくまで楽しめて、エンターテイナーとはかくあるべし、と満足度高かった。また、開演時間が15時で、終演後食事を楽しめるし遠征組も終電に間に合うしで大助かり。ぜひ休日公演では広まってほしい。