コロナ禍の2021夏フェス。感染防止策の現状と課題を「春フェス」から探ってみた!

コロナ禍の2021夏フェス。感染防止策の現状と課題を「春フェス」から探ってみた!

新型コロナウイルスの拡大が続く中、2020年は中止やオンライン開催となったフェスが有観客開催されることも増えてきました。そこで気になるのはもちろん感染症拡大防止策はちゃんととられているか、ということ! 5月に開催された春フェス『VIVA LA ROCK』『JAPAN JAM』の例を調べてみました。

更新日:2021/07/19

現地の様子は?当日の模様を報じたニュース記事をまずはご覧ください!(リンク切れ御免!)

リンク先ページが消えてしまう可能性があるため、一部を引用します。

日本経済新聞 (2021/5/17 2:00配信)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD109EY0Q1A510C2000000/
”「この40年間でここまで音楽が危機的なのは初めて。感染症がないフェスが作れると、皆さんと証明したいと思います」。主催者を代表してロッキング・オン総編集長の山崎洋一郎が呼びかけると、大きな拍手が起きた。感染症対策で歓声や合唱は禁止だが、観客は手を振ったりたたいたりしてステージを盛り上げる。
(中略)
客席の前方エリアは1人1㍍四方の枠に区切られていて、安心してライブを楽しむことができた。飲食エリアでもスタッフがひっきりなしに座席の消毒をしているのが印象的だった。
(中略)
一方、感染症対策の課題も見えてきた。人気者のステージの前後では、前方エリアのすぐ外で混雑が生じがちだった。1日目には雷雲が近づき、休憩場所のフクダ電子アリーナに観客全員が避難する場面があったが、階段など狭くなっている場所は一時的に人が集中していた。終了後の退場時も同様だ。誘導方法や動線の改善点を洗い出し、夏の音楽フェスに向けて知見を生かしてほしい。”

日テレNEWS24 (2021/5/4 3:26配信)

https://news.yahoo.co.jp/articles/15da40eeba41d5dceaa8b8b33b612f976c6e9905
”イベント会場までの道では。
運営スタッフ「会場内でのアルコール類の販売はございません。アルコール類の持ち込みはご遠慮いただきますよう」「マスクは鼻まで隠しましょう。マスクは鼻まで隠してください」
何人もの運営スタッフがひっきりなしにアナウンス。
会場内も、観客が密にならない、工夫が。
アナウンス「1m×1mの黄色の枠内でライブを見てください。歓声や大声、合唱は禁止です」
(中略)
対策は、イベント終了後もありました。間隔をあけて信号待ち。密になっているような場所も、常にスタッフがアナウンス。多くの参加者がマナーを守っていました。”

JAPAN JAM 実際の参加者の声


ニュース記事にもあった通り、混雑が生じる場所や緊急時の対応など、課題もたくさん見つかりました。
どちらのフェスでもクラスターの発生はなく無事に終了しましたが、問題がなかったとは言えません。
これから本格的な夏フェスシーズンを迎えるにあたり、主催者はもちろん、参加者全員が一丸となって感染症対策に取り組んでいく必要があります!

もちろん、「参加しない」決断も間違いではありません。オンライン配信のあるフェスなら、おうちでビール片手に楽しむのも大アリ!
今はそれぞれがやれること・やるべきこと・やってはいけないことを正しく認識したうえで、精一杯フェスを楽しみましょう!

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