チョリース・アンド・ジェントルメン！ 書き出しから何を言っているのか理解不能でしょうが、観た者だけがわかる電気グルーヴのライブは唯一無二。冒頭のワードも含めた「コイツら完全に頭おかしいだろ」って内容のMCを聞けただけで、チケット代の6,800円はモトが取れたも同然なのであります。 石野卓球曰く「キ●ガ●にも『良い』と『悪い』があってさ、俺らは『良い』キ●ガ●とは言わないけど、まあ『カネになる』キ●ガ●だよね」って、絶対に地上波には乗らないしDVDにもできませんから。オープニング早々にステージ上で派手に転倒したピエール瀧は「いやー機材で転んじゃいましてね。機材は大丈夫でしたか。まあ俺のじゃねーからいいけど」と適当発言。しまいには「さあ、今日は物販もたくさん売れたしMCは短めです」だと。いやいや30分以上はMCやってたぞｗ そもそも今回銘打たれたツアータイトルの『クラーケン鷹』だって、彼らのライブでは恒例となったおふざけ。こんなことを25年以上もやってる2人なんだから、もはや呆れるを通り越してリスペクトすら覚える次第です。 音楽のことも一応書いておくと、素晴らしいんですよこれはこれでｗ 電子音が降り注ぐとでも言おうか、音を浴びている感覚を思う存分堪能できるライブなの。ついてこられない観客を容赦なく振り落とすMCや真意を悟られまいとするバカバカしい歌詞も、このカッコいい音に乗せられるとすべてが昇華されてしまうんだよな。CDと異なるライブアレンジが施された各曲はスタンディングフロアを埋め尽くした観客を終始扇動。ハイセンスの映像と無数のレーザー光線が激しく場内を貫く演出も相まって、私たちはただひたすら妄信的に踊らされるのみ。個人的には "B.B.E."（まだ歌詞を覚えてたよ）や "March" など、初期の曲が思い入れや懐かしさもあってより良く聴こえたかな。 アンコールでは、ゲストの日出郎が1992年に発表し、石野卓球によって先月リメイクされた "燃える! バルセロナ" を「エクスタシー得たけりゃ●門よー」と舞い歌い、その妖艶なダンスに合わせるかのように真紅の衣装が美しく棚引いて、観ているこちらのトリップをさらに加速してくれるんだから、もう至れり尽くせりですわ。 私にとって「日本の電子音楽」とは "YMO" と "電気グルーヴ" のみで完結してしまうもの。それ位この同学年の2人は特別な存在なのですが、今夜は改めてその存在感の大きさを認識するとともに「日本のテクノもまだまだ安泰だな」と思いながら家路についたのでした。 本当にくだらねーし、イカれてる。だけどカッコいいんだよなあ。 27年ぶりに観た電気グルーヴのライブ、やっぱり最高でした。

フェス！って感じにさせてくれる最高のセトリだった。何よりも躍りつくさせるベテランの心意気を受け止め堪能しました。 汗でベトベトになり、途中何度も水分補給しなくてはならないほど楽しい時間でした。

場所は前から3列目ぐらい、ターンテーブル正面でいい感じ 開場18:30、待ち時間長い… live開始19:30より少し遅れて始まる 出演 電気グルーヴ (石野卓球、ピエール瀧) サポート 牛尾憲輔(agraph) 三人ともアロハシャツ&短パン&サングラス 1人間大統領 「TROPICAL LOVE」より。 いきなりフロアを爆発させるような曲。 映像とレーザーを使用。 いつもの「ハロー！ミスターモンキーマジックオーケストラ」ではない。 2東京チンギスハーン 「TROPICAL LOVE」より。 瀧と目が合って手でグッジョブしあったりピストルしたり。 映像ではチンギスハーンが東京歩いたり。 3顔変わっちゃってる。 「TROPICAL LOVE」より。 CDよりも繋ぎがキレイ。 卓球か楽しそうに歌う。 4プエルトリコのひとりっ子 「TROPICAL LOVE」より。 客に歌わせる。 CDより長め？ 5イチゴ娘 「J-POP」より。よく分からん曲。 映像はかっこいい。 多分この曲で瀧が尻を客に叩かせた。(俺も叩いた。) 6March 「KARATEKA」より。 超懐かしい名曲。 イントロでざわめき&歓声。 楽しくなって俺もちょっと歌う。 歌詞がちょっと変わったのは卓球が覚えてないだけなのか？ でも昔よりポジティブな歌詞で電気のことを歌う。 7The Big Shirts 「人間と動物」より。 曲前に卓球が「でっかいシャツについて歌った曲です」と叫ぶ。 8Missing Beatz 「人間と動物」より。 あんま知らない曲。でもアガる。 9SHAMEFUL 「人間と動物」より。 卓球が歌うまでまあまあ引っ張る。 曲前の「タッタッタッタッ」が好き。 10新幹線 「VITAMIN」より。 五島良子の声は使われず。 でもアガって俺はジャンプしまくり。 11愛のクライネメロディー 「VOXXX」より。 最近繋ぎでよく使われてる感じ。 「DINOSOUR TANK」のような使われ方。 MC 12「モノノケダンス」 「J-POP」より。 卓球の手のひらに卍が書かれてる。 卓球の声がかっこいい。 13「柿の木坂」 「TROPICAL LOVE」より。 メロウな感じが好き。 14「Falin' Down」 「TROPICAL LOVE」より。 シングルに近いアレンジ。 途中どっちかが歌詞間違えてニヤニヤ。 15「Upside Down」 「人間と動物」より。 すみませんが記憶無し。 16「FLASHBACK DISCO」 「VOXXX」より。 アガる曲でまたジャンプしまくる。 17「Baby's on Fire」 「25」より。 卓球にタッチできた。 18「N.O.」 「VITAMIN」より。 最後を客に歌わせる。楽しい。 19「ユーフォリック」 「TROPICAL LOVE」より。 あったっけ？次への自然な繋ぎ？ 20「TROPICAL LOVE」 「TROPICAL LOVE」より。 表題曲で締める。メロディーがやっぱかっこいい。 アンコール 服装は物販で売ってるTシャツに普通のズボン 卓球のズボンは落書きだらけ MC 21「ヴィーナスの丘」 「TROPICAL LOVE」収録。 映像に夏木マリ。 ゆったりと踊った。 卓球と瀧が二人で一つのマイクでコーラス。 22「恐怖カメレオン人間」 前バンド「人生」の曲。 小学生のような下ネタの曲。 最後に最低の歌詞で客との掛け合い。すごい嬉しいし楽しい。 補足 小さいハコなので独特なグルーヴ感が出た。 どっかの曲の途中で卓球が「ブルーマンデー」と叫ぶが今日は火曜日だった事にMCで気付く。 瀧はサービス精神旺盛。 膝、手、肘とか触った。 尻は叩いた。 卓球はそんなに客の方には来なかったけど後半は酔ったのかこっちに来た。 膝と指を触った。 牛尾君は演奏が終わるまでステージにいて、最後にお辞儀するのがかっこよかった。 序盤に客が持ってた「休廷」というプラカードを瀧が笑いながら拾って投げ捨てた。 感想 楽しかった。 絶対また行きたい。 昔からのファンの人達は何故かかっこよかった。 グッズはいっぱい買えて嬉しい。 だがマグネットが10枚中4枚被った事だけは許さん。 二人共にかまってもらえて凄く嬉しかった。

昔の曲をあまりしないでここまで盛り上がれるあたりさすが電気グルーヴ！という感じでした。 zinsay!の曲をやると思っていなかったので感無量です

懐かしい曲から、最新アルバム”トロピカルラヴ”まで充実してました。 特に、”人生”の頃の曲でしめるあたりが、もう♪ そして、大阪公演のスペシャルゲスト”モリヤ”が最高でした。

もちろん、新作トロピカルラブをフューチャーのライブです 全開ノリノリな、レイヴサウンドでしたが・・・客入りが少なかったのか？卓球氏から、フェス以外では名古屋に来ない宣言 が有りましたね (涙)