ゲストさん 運良く着座指定席の当日券を入手でき、飛び入りで参加させていただきました。 バンドのライブを着座で鑑賞する初めての経験でしたが、声が出せないコロナ禍を意識したライブ構成だったためか、全く疎外感はなく、ゆったり、時に激しく楽しむことができました。 メンバーの故郷の地でのライブとのことで、アットホーム感のある雰囲気でした。 当方の前列で、メンバーの高校の吹奏楽部のご友人の方々が鑑賞されており、最後に楢崎さんが嗄れた声で挨拶されたの受けて、"昔となにも変わってないね~。"と笑って見送っていらっしゃったのが大変印象的でした。 アリーナツアーと違って大きなモニターや派手な照明機材は無いため、同じ曲でも印象がガラッと変わりました。 ホールの特性に合わせた演出、選曲、アレンジ、曲の繋ぎなど、ファンを楽しませるために手を掛けたことが良く分かるライブでした。 リリースする曲が、何れもヒットしている現状、この曲が聞きけて良かった、あの曲が聞きたかったと、嬉しさ反面、寂しさの入り交じる感想を抱く方が多いことだと思います。 バンドが前進し続けているが故の贅沢な悩みなのでしょう。 ミックスナッツとSubtitleの曲調の降り幅は勿論、新曲の風船はスピッツ感の溢れるどこか懐かしいサウンドと、様々な引き出しで曲作りに取り組まれており、これから創作活動に期待が膨む一方です。 破顔は、このライブのMVPでした。 福山から広島に向かう帰路、運転中のフロントガラスから見える景色を一変させてくれる、本当に素敵な一曲でした。 いいね! 11 コメント 0 2022/11/30 (水) 01:39