ひらりさん 10年ぶりとなる彼女の来日公演は、キャリア集大成と呼ぶべき Hit Tune 満載のステージ。これを Billboard 最上級の席である"DXシートDUO"で観たとなれば、気分はもう夢見心地で、未だに感動と興奮による浮き立った感覚から解放されずにおります。 演奏が始まると、すぐさま低音の振動が座席を伝って体中に響き渡る。他者から遮蔽されたボックス席の中では、自分の世界に入り込んで音を楽しむことが容易になるので、座りながらも思わず体はスウィング、四肢はリズムを刻んでしまう。これを彼女が繰り出す極上のパフォーマンスで体感してるなんて、たまらないよホント。 声質の細いヴォーカルを懸念していたけど、それは良い意味で裏切られた。バックとの音量バランスは絶妙だったし、声には張りも伸びもあり、なにより彼女独特の節回しが健在なんだもの。これで珠玉の名曲を演られたら、心地良い満足感に支配されるのは必然でしょ。今宵は間違いなく"音楽依存症"を進行させられた一夜となりました。 いいね! 3 コメント 0 2020/10/23 (金) 16:28