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フェス特集2024

セットリスト: 投稿:masPigmen

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東京

メンバー紹介

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overture

アコースティックギター

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アンコール:
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男女比:
半々
[1票/1票]
年齢層:
年齢問わず
[1票/1票]
グッズの待ち時間:
10分以下
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ライブレビュー (1件)

5.0

masPigmenさん

※セトリに触れています。ネタバレ注意でお願いします。 東京では日比谷野音以来となるリーガルリリーのワンマンライブ。この日をずっとずっと楽しみにしていた。先行物販に駆け付けた人々、開場を待つ人々、東京キネマ倶楽部周辺はすでに開場前から祝祭ムード。みんなの表情がこの日のライブへの期待でキラキラ輝いていた。 ---------- 東京キネマ倶楽部は、かつてグランドキャバレーだった時代の意匠を残して作られたレトロモダンなとても良い雰囲気のライブハウス。ステージ下手には、重厚なビロードの両開きカーテンから下りの階段がステージまで繋がっていて、きっとかつてはここから踊り子さんが登場したんだろうな、などと想像しながら開演を待つ。 ---------- 客席の照明が落とされ、さあ開演。 先ほど触れた階段上のカーテンからリーガルリリーの3人が登場。この時点で会場のボルテージはすでに沸騰状態、大きな歓声に迎えられた3人は階段上で並んでお辞儀。3人も客席もみんなニコニコ。 ---------- ドラム前に集まった3人が息を合わせる。ゆきやまのスネアとキックが鳴らされ『Where?』1曲目の「若者たち」から演奏スタート。素晴らしい音響と音圧に思わずのけぞる。鳥肌が立つ。 目の前で海がニコニコしながら強力にグルーブする低音を繰り出している。ゆきやまはジョン・ボーナム譲りの強靭で力いっぱいのビートを黙々と刻み続ける。たかはしほのかは口元をほころばせながらしかし鋭い目線でメンバーを、会場を見渡す。ギターからは火を噴くような、しかし限りなく美しい轟音が飛び出す。丸くてほがらかな声、しかし心の一番深いところまでまっすぐに射貫いてくるような声が会場を支配する。 もうじっとしてなんかいられなかった。気が付いたら3人の名前を大声で叫んでいた。 胸の前で手を組み合わせて微動だにせずに祈るようにステージを見つめている人、大きく体をゆすってこぶしを突き上げている人、"みんなひとりぼっちのメロディが" 交差して会場全体がリーガルリリー愛に満ち溢れていた。 時おりチューニングのために間をとるだけであまりMCも挟まず次から次へ名曲を繰り出す3人。確信に満ちていた。 6曲目の「東京」では、野音から演るようになったメンバー紹介から続いて、いつもなら「東京」と叫ぶように放たれるタイトルコールを少し前倒しして「東京キネマ倶楽部!」と。 「明日戦争がおきるなら」「蛍狩り」はリーガルリリーならではの轟音と静謐が見事に交差する凄まじい演奏だった。 「管制塔の退屈」。もうみんな黙っていられない。泣きながら、笑いながら、体を大きく揺らしながらの「ラララ~」が会場全体に響き渡る。みんなひとりぼっちなんだ。ひとりぼっちのメロディを大声で、心の中だけで、それぞれのやり方でステージ上の3人に反射させていた。 本編ラストは「キラーチューン」。東京では初演となるバンド編成でのこの曲。"そんな旋律が、鳴り止まないよ、鳴り止まないよ"。アンコールを求める拍手も鳴り止まない。アンコール「ジョニー」「はしるこども」を渾身のプレイで走り抜けた3人にこの日一番の拍手と歓声が会場全体に鳴り響いた。客電が点いても退場を促されるまでダブルアンコールを求める拍手はずっと鳴り止まなかった。 ---------- この日、東京キネマ倶楽部で体感したリーガルリリー、火を吐き足を踏み鳴らす巨大な怪獣だった。湖畔でふと月を見上げる鹿のようでもあった。ゆきやまのキックに何度も蹴飛ばされた。海の上下する低音に腰を揺さぶられた。たかはしほのかの火を噴くギターに焼かれまくった。静謐な祈りに涙が止まらなくなった。何度も繰り返し聴いたあの曲もこの曲もたった今産まれたばかりのように深く心に響いた。轟音と静謐の対比が見事だった。でもそれは「演出」なんてものとは完全に無縁。怒りやいらだちをキッチリと止揚して鳴らされる轟音。会場を、東京の空さえ突き抜けて、月や星々まで届けと云わんばかりの祈り。紛れもなくロックだった。これがリーガルリリー。 圧巻でした。生きててよかったと思えたよ。ありがとう。リーガルリリー。

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