キュウソネコカミ 2025/12/07 (日) 19:00出演 @ 大分DRUM Be-0(大分県) 2Kさん 直近2回の対バンはWienners側のゲスト(TREASURE TOUR 2022@大阪BIGCAT、W Dutch 2024@渋谷 CLUB QUATTRO)だった。キュウソネコカミのツアーにWiennersが出演するのは、2017年以来になるのだろうか。呼ぶ側か、呼ばれる側かといった立場の違い。そして互いの『今』という状況は、どんな化学反応を生み出すのか。 6月から始まった47都道府県ツアー『感謝の鼠回り』、その最終ゲストとして発表されたWiennersは、今までのどの編成とも違う。このタイミングでオファーを受ける心意気を、余すところなくぶちまけ、我が物顔でフロアを席巻したWiennersに対し、その疾走感を譲り受けるかのように、しょっぱなから引っ掻き回すキュウソネコカミ。空気が一変するようにも感じたのは、リリースされたばかりの『マウスピリット』からの楽曲だ。もはや定着した「変な踊り」からの「正義マン」に「歳食ってる」が加わると、キュウソネコカミ独自のグルーヴに身を預けることができる。一聴すると、おちゃらけた歌詞にも聞こえるが、捉え方によってはエモさを兼ね備え、且つ自分の言葉として叫ぶこともできてしまう。このハイブリッド感は、ライブで一段と増幅する。 感謝の鼠回り@F.A.D. YOKOHAMAで初めて「変な踊り」を聴いたとき、ふと浮かんだのがWiennersだった。自分なりの《楽しい》のベクトルが一致した感覚。その後、公開されたMVがWiennersの「TOKYO HOLI」を彷彿とさせる映像で驚いたのだが、Wiennersみたいにしてくれってお願いしたからな!と、ヤマサキセイヤの口から飛び出す未来があるとは、さすがに思ってもみなかった。 「NEKOSAMA」「馬乗りマウンティング」「KMTR645」の流れを「動物つなぎ?」なんて友達と話したが、実際のところはどうなんだろう?ありそうでない流れに、やはり同じ日は一日もないことを思い知る。さらに一転「ネコカミたい」の遠心力をそのままに、この曲をここでやりたかった!と放った「夢想花」。噂に聞いていた楽しさを、ついにこの日体感することができた。ここまで書いておきながら大変申し訳ないのだが、この曲に関しては体感するのが一番だろう。事細かに書き起こす方が野暮かもしれない。更に勢いを増す「DQN~」の猛攻を食らいながら、きっちり「一喜一憂」で本編を締めてくる。散々変化球を投げられた挙句のド直球に、それぞれのバンドの生き様が重なってしまい、どうにも胸が熱くなった。 だいぶ早い段階でゲスト出演をオファーしていたこと、W Dutch 2024でWiennersがカバーした「ファントムヴァイブレーション」のこと、ファントムのフレーズを絶賛されて嬉しかったこと、ひとつひとつ誠実に語るヨコタさんの言葉が宝物になった。「お願いシェンロン」で玉屋2060%が乗る筋斗雲を遠巻きに眺めていると、ライブハウスの2階に、∴560∵さん、ゲストボーカルの眉村ちあきさん、サポートドラマーの諸石さんが、無邪気な笑顔で階下を見つめていた。多幸感に包まれたあの光景は、そう簡単には色褪せそうもない。 特別編成でありながら、キュウソネコカミの「家」を披露したWiennersに対し、キュウソネコカミ最後の曲は、本家としての「家」。どうかこれからも事あるごとに共鳴とガチンコ勝負を!最高な『今』を、共に更新し続けてくれるなら、こんなに嬉しいことはない。 いいね! 5 コメント 0 2025/12/18 (木) 17:30