キュウソネコカミ

キュウソネコカミ
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チケットぴあ 情報: 最終更新日:2024/12/10 (火) 14:00

発売種別・期間発売情報公演日会場
先行先着発売中 ~2024-12-15 23:59 ぴあ先着受付/FM802 35th ANNIVERSARY“Be Funky!!” ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2024-レディクレ15th- 2024/12/27 (金) インテックス大阪 チケットぴあ
先行先着発売中 ~2024-12-12 23:59 セブン-イレブン受付/FM802 35th ANNIVERSARY“Be Funky!!” ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2024-レディクレ15th- 2024/12/27 (金) インテックス大阪 チケットぴあ
一般発売予定枚数終了 一般発売/the telephones 2024/12/19 (木) Spotify O-nest チケットぴあ

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ライブレビュー(130件)

2Kさん

言われてみれば確かにおかしな話だが、今回のツアーの主体である最新作「出現!鼠浄土」を聴く前に、私はこの日のチケットを入手していた。つまり、聴いてからの判断ではない。これが結果として功を奏すのが、キュウソネコカミのライブだ。仮に当日入手したとしても、どんなタイミングであれ、楽しいのは間違いないのだが、特に今回はその期待を大幅に上回る満足度。「出現!鼠浄土」のクオリティの高さが根源にあるのは言うまでもない。 先行リリースされた「ネコカミたい」の浸透率は、ワンマンならではの本領を発揮し、1曲目から我々の心をつかんで離さない。そのままアルバム通りに続く「クライマックス同棲」、心地のよい軽快さに身を委ねることができる。広島での3曲目は「ギリ昭和」。ヨコタさんの見せ場でもあるショルダーキーボードの登場は、何億回観ても嬉しいものだが、なにより会場の一体感がガチっと固まるのもこの曲の醍醐味。かと思えば、鬼気とした「爆弾低気圧」で、気圧ごと一変させるもんだから、続く「3minutes」で、早くも心身ともにカオスバロメーターが振り切ってしまった。 「OS」「キャベツ」←(広島=お好み焼き?)は各公演で若干の変化があるため、その日にしか味わえない特別感。そして、今ツアーで最も期待していた「わや」~「BACK TO THE NATURE」になだれ込む。 VANQUISHの音の良さがさらに拍車をかけたか、この日の「わや」の歪みと重さが、あまりにも求めていた通りでゾクゾクした。音へのこだわりはアルバムからも感じるが、こうしてライブで味わえる喜びはまた格別だ。ギタリストとしてのヤマサキセイヤのかっこよさに気づけたのも、この曲のおかげだろう。 初めて聴いた時からライブで体感したかった「BACK TO THE NATURE」は、自分の期待など優に超えてきた。インスト曲とはこんなにも圧倒的で、一心不乱になれるものなのか。楽曲自体の構成にはすでに魅了されていたものの、今まで経験したことのない、キュウソネコカミの新しい魅力に気づいてしまったかもしれない。 ここまでの高揚感から一気に転じる「エキゾチックアニマル」。心に響く丁寧な楽曲はもちろんだが、この緩急に動じることなく対応できるフロアも特筆したい。大切に届けたい気持ちが宿る演奏と、それを真摯に受け取りたい気持ちが交わる空間。そこに儚く浮かぶ残響すらも美しかった。 「秋エモい」からの「KENKO不KENKO」で、再び豹変するフロアへの準備が整う。そのお膳立てから繰り出された「これは俺じゃない」は、キュウソネコカミにおける最先端の尖りか。個人的には「BACK TO THE NATURE」の一心不乱さとは少し異なる、トランス状態に陥った。 「KMDT25」「家」「ビビった」「DQN」、これぞキュウソネコカミ!の連発に、フロアの熱狂も佳境に入る。「The band」の大団円はそのままで、本編をきっちり締める「やってみようぜヒーロー」の位置づけ。この曲の魅力が最大限に生きたセットリストに、胸がいっぱいになった。yeah~~!とピースサインを掲げる自分は、さぞかし幸せな笑顔をしてるんじゃないかな。私だけじゃない、きっとみんな同じだろうなって思う。 すでにライブでもお馴染みの「正義マン」は、満を持してアンコール1曲目。公開されたMVの威力を、ライブでも体感できたのは予想外の喜びだった。「ハッピーポンコツ」から得られる多幸感…だけで終わらないのが、今ツアーの真骨頂か、最後を飾るのは「一喜一憂」。この曲の余韻がなかなかに引きずる。それを振り切るかのように、ライブ後の会場BGMに合わせて共鳴する「ネコカミたい」の大合唱は、もはやライブの一部といっても過言ではないだろう。 あっという間にこのツアーも折り返し。キュウソネコカミのライブは、完成や達成に囚われることのない、言わば永遠の進化系にも思える。だからこそ見逃せない今を共に歩み、成長し、来たる極楽鼠浄土を万全の気持ちでめざしたくなるのかもしれない。その極楽でさえ、進化のひとつに過ぎないんだろうけど。

メジャーデビュー10周年記念!! MV曲だけやりますツアー 2014~2024

2024/07/11 (木) 19:00開演 @ 名古屋CLUB QUATTRO(愛知県)

2Kさん

「MV曲だけやります」と、あからさまにセットリストを表明したツアータイトルは、考えようによっては、はなっからネタバレか?とも思えるが、終始あっけにとられるライブだった。何度も観て、聴いてきたはずのMV曲たちの強さは、ヤマサキセイヤが言った通り、これでもかメインディッシュ。頭では分かっていても、実際に提供されることが、これほどまでに強靭だとは思わなかった。 東名阪、いずれもクアトロという相応な密集密閉密接度で、より楽曲の濃厚さと熱量が凝縮した気もする。「こみゅ力」「華麗なる飯」「NO MORE 劣化実写化」「GALAXY」といった身振り手振りの楽しさが加わり、緩急でいうところの急!急!急!によって、身も心も大きく揺さぶられる中、ファイナルにしてようやく聴くことができた「ひと言」の真髄がたまらなかった。彼らだけでなく、私たちもまた同様に時を経たからか、「泣くな親父」への流れも絶妙に感じた。リリースしたばかりとは思えない、セルフオマージュ「ネコカミたい」の猛攻は、大袈裟でもなんでもなく、これからずっと末永く体感したい。ぶち上がったボルテージのまま、「冷めない夢」そして「わかってんだよ」。キュウソネコカミに心をつかまれてやまない理由も明らかになった。 渋谷、梅田を経て、ここ名古屋で披露される曲は、事前に推測することができた。ネタバレを踏みたくない自分が、あらかじめセットリストを把握するのは稀なことだが、確実に聴ける喜びがあった。この企画だからこそ成立した気持ちだと思う。 ひとつひとつに個性と表情があるMV曲。そこに私たちの生き様が重なる。事前アンケートによる楽曲投票は、自分とキュウソネコカミとの今までを振り返るための良い機会となった。「10周年は通過点」・・そう言ったのは、この企画を提案したヨコタさんだっただろうか。心強い言葉をありがとう。キュウソネコカミと刻む瞬間は、どれだけあっても飽和状態に達しない。今秋発表のフルアルバム、ワンマンツアーにも期待が高まる。

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