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【ライブレポート】10-FEETが神セトリでヤバTとジャムセッション!これぞJAPAN JAMな最終夜を彩る<JAPAN JAM 2022>

2022/05/16

2022年5月1日(日)・3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)・7日(土)の5日間、株式会社ロッキング・オン・ジャパン企画制作の国内最大級のGWフェス「JAPAN JAM 2022」が千葉市蘇我スポーツ公園にて開催された。

入場ゲートでは手指消毒・検温を実施するなど「JAPAN JAM 2022」は感染症対策に万全の対応を取りつつ実施された。

本記事では、最終日となる5月7日(土)に出演した10-FEETのライブレポートをお届けする。


「JAPAN JAM 2022」の大トリとして、満を持してSKY STAGEに登場したのは10-FEET。暗くなった夜空に三日月がぽっかりと浮かぶ中、彼らの入場曲が流れると「やっとこの時が来た!」という高揚感に包まれる。

「ありがとう、こんなにたくさん。OK!さっそくいこうか」TAKUMA(Vo./Gu.)のラフな第一声から『goes on』がスタート。歌詞の中にさりげなく「今日楽しみにしてた人、手ぇ上げて」と含ませる意気な計らいに彼のセンスが感じられる。

「今日を一生の思い出にしたいから!これが生涯最後のライブやという気持ちでどんどん行きます!」
この日、そう宣言したTAKUMA。『ハローフィクサー』ではNAOKI(Ba./Vo.)のベースが吠え、それに対抗するかのように間奏のギターソロでは、TAKUMAも自身のテクニックを魅せつける。

「この景色、久しぶりに見ました。コロナになってから、いろいろ意見があって、いろんなところで争ったりケンカして。メールとかSNSでいろいろ届くスピードが速くなってきたけど、好きやとか嫌いやとか、ありがとうとかごめんって感情は、向き合ったその場とかで届くもんだと思う。今、ライブで言葉とかナシやけど、音楽が気持ちを届けてくれると信じてる!」TAKUMAが現状への思いを一気に語り、曲は『蜃気楼』へ。ライブでの超定番曲でありながらも、TAKUMAのメッセージと重なるエモーショナルな歌詞に胸を打たれたオーディエンスも多かったことだろう。

続く『シエラのように』でも歌詞の中に「またライブハウスで会おうぜ」とメッセージを含ませるTAKUMA。「いろんなことがあって、でも先を信じてる人がいたから今日みたいな日があんねんな」彼のあたたかい言葉たちが聴く者の胸に響く。

ここからも神セトリは止まらない。「ぶっ飛ばすぞ!置いていかれんな」と激を飛ばしてドロップされたのはド定番の『その向こうへ』。そして『VIBES BY VIBES』へと続いた。「アンコールの枠まで時間もらってるんで、時間いっぱい演れるだけ演ります!」TAKKUMAのスピリッツに会場中が熱い拍手で応える。

ここで突然、どこかで聞いたことのある「はーじまーるよー!」の声がスピーカーから飛び出した。この声で始まるライブといえばヤバイTシャツ屋さん。案の定、ヤバTの3人がステージにサプライズで現れると『JUST A FALSE! JUST A HOLE!』で10-FEETとヤバイTシャツ屋さんのジャムセッションが始まった。奇しくもヤバTも10-FEETと同じ3ピースバンド。ということで、ヤバTの3人が10-FEETメンバーのパートをすり替えて曲をプレイした。手ぶらになった10-FEETの3人は、ステージ上で飛び跳ねたり肩を並べたりと自由に振る舞って演奏を盛り上げた。

ヤバTとのジャムセッションに続いては人気曲の『ヒトリセカイ』、さらに「あとちょっと時間あるからやろう!」とエモーショナルな『RIVER』を展開。『RIVER』の曲中、TAKUMAの提案でスマホのライトを点灯したオーディエンスが一斉にウェーブして盛り上がる場面もあった。そして、最後の最後は「まだ1分10秒ある!あと1曲演りますね」と、タイトな中でショートな1曲『DO YOU LIKE…?』をプレイ。「OK、3秒前!」と、残り3秒まで持ち時間を見事に使い切って彼らのステージは締めくくられた。

(取材・テキスト:バッキー☆大坂)


5月7日 JAPAN JAM2022 10-FEET セットリスト
M01:goes on
M02:ハローフィクサー
M03:アオ
M04:蜃気楼
M05:シエラのように
M06:その向こうへ
M07:VIBES BY VIBES
M08:JUST A FALSE! JUST A HOLE!
M09:ヒトリセカイ
M10:RIVER
M11:DO YOU LIKE…?

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