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さくらしめじ、初のリリース記念イベントが大盛況

2017/03/23
3月22日@豊洲ららぽーと (okmusic UP's)

この春、中学を卒業したばかりの田中雅功と髙田彪我による若手フォークデュオ、さくらしめじ。4月にいよいよ高校生になる彼らが1stミニアルバム『さくら〆じ』の発売日であった3月22日、豊洲ららぽーとにてリリース記念イベントを行なった。

海風が吹いてくるオープンエアのイベント会場に響き渡った1曲目「おたまじゃくし」は、少しずつ訪れる成長の変化に戸惑いながら、いつか必ず訪れる未来への希望に思いを馳せるピアノ・アコースティック・ロック。

実はこの日の前、大阪と福岡で行われたリリースイベントは彪我が体調不良で参加できなかったため、雅功がたった1人で彪我の分まで歌を届けに行っていた。そんなブランクをものともせず、ピタリと息の合った力強いユニゾンの歌声が心地よかった。「雅功さん、すみませんでした!! そのときの姿を後日、映像で見て感動しました!」。そう頭を下げる彪我にニコリと笑って「今日はとことん楽しんでいきましょう!」と雅功。

続く「かぜいろのめろでぃー」は、一歩ずつ確実に大人へと歩んでいるさくらしめじが、同世代の背中をそっと支えてくれる優しいエールソング。軽快なテンポと透明感のあるサウンドが、少し風が強く吹く今日の日にぴったりだ。この曲は『さくら〆じ』のリード曲で、ミュージックビデオも作られている曲。


持ち前のゆる〜いMCで撮影ウラ話を披露し、集まったファンを笑わせながら、次に歌う「ゆめがさめたら」の紹介へ。これはTHURSDAY'S YOUTH(ex.Suck a stew Dry)の篠山浩生氏による作詞・作曲であること、そして先日、岩手県田原中学の卒業生4人と合唱した曲であることを告げる。卒業式を待つ前日の夜の心境を切々と歌う、ちょっぴりセンチメンタルな美しい卒業ソングで、まさに雅功と彪我の“今"を綴っている。

そしてラストは、さくらしめじのワンマンライブでは必ずアンコールの最後に披露するナンバーであり、音源化が待ち望まれた「みちくさこうしんきょく」。この先どんな困難が訪れたとしても、笑顔を絶やさず楽しみながら前に進んでいこうという、さくらしめじのアーティスト・コンセプトを背負った、リズミカルで明るい曲。この雰囲気に引き込まれ、2人の正面から左右、後方まで集まったたくさんファンのファンは一斉に手拍子で盛り上がり、記念すべき初のミニアルバムの発売を祝った。

このミニアルバムの発売と同日3月22日より、さくらしめじの1stシングル「いくじなし」から4thシングル「ひだりむね」に収録されている全曲が各配信サイトにて配信開始、そして4月23日には東京・TOKYO DOME CITY HALLにて4回目であり、高校生になって初のワンマンライブ『春しめじのeat shun』が控えている。

Text by 恒川めぐみ
Photo by ハヤシサトル

【楽曲配信情報】
■iTunes 
https://itunes.apple.com/jp/artist/さくらしめじ/id988303344
■レコチョク
http://recochoku.jp/artist/2000394340/?affiliate=4350010263

ミニアルバム『さくら〆じ』
発売中
【初回限定盤】(ライブ&メイキングDVD付)
ZXRC-2019/¥2,315+税
【通常盤】
ZXRC-2020/¥1,667+税
<収録曲>
01.ひだりむね
02.かぜいろのめろでぃー
03.おたまじゃくし
04.いーでぃーえむ
05.ゆめがさめたら
06.みちくさこうしんきょく

【ワンマンライブ情報】
『さくらしめじ春のワンマンライブ「春しめじの eat shun」』
4月23日(日) TOKYO DOME CITY HALL
OPEN:16:00 / START:17:00

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