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フェス特集2024

THE SKIPPERS主催『PUNK THIS TOWN』が地元・池田で初開催、「来年も絶対にやります!」と高らかに宣言

2017/08/08
PUNK THIS TOWN 2017

PUNK THIS TOWN 2017.8.6 猪名川河川敷公園

今年15周年を迎えるTHE SKIPPERSが、8月6日に地元である大阪池田市の猪名川河川敷公園で、バンド初の野外フェス『PUNK THIS TOWN』を開催した。突如、SPICE編集部に届いた謎の宣誓書から始まったTHE SKIPPERS特集も今回のライブレポートで最終回! 全13組が猪名川ステージと五月山ステージに分かれて繰り広げられた熱いライブをレポート。池田市、パンク、そしてTHE SKIPPERSへの愛とリスペクトに溢れた当日の模様をお届け!

最寄りの阪急池田駅から少し歩くと、静かにせせらぐ川が眼前に広がりその向こうには連なる山々が望める自然豊かな猪名川河川敷公園。そこにドーンと大きなステージが組まれ、地元ならではの食も楽しめる露店が並んだ『PUNK THIS TOWN』が出現。会場にはファミリーエリアも設けられ、老若男女が楽しめる野外フェスに。ピーカン照りの夏真っ盛りな空の下、開催を今か今かと待ち望む観客の前に主催者THE SKIPPERSのメンバー3人が登場。応援にかけつけた池田市のイメージキャラクターのふくまるくん、そして倉田薫市長と一緒になって開会宣言を実施。「PUNK THIS TOWN IN IKEDA」の掛け声で、イベントをスタートさせた!

開会宣言

開会宣言

 

猪名川ステージ・BUZZ THE BEARS

猪名川ステージのトップバッターを務めたのは、BUZZ THE BEARS。まさかのTHE SKIPPERSのカバー「GOING SKIP」でライブがスタート! のっけからフルスロットルに畳みかけていき、瞬く間に猪名川河川敷公園を青空の下に広がるライブハウスへと変えてみせた。

BUZZ THE BEARS 撮影=イケガミ ノノ

BUZZ THE BEARS 撮影=イケガミ ノノ

越智健太(Vo/Gt)が「こうしてたくさんの人のおかげで、またひとつ、俺らが遊べる場所を作ってくれたことをありがたく思います」と語り、THE SKIPPERSへの感謝を込めてJAGGER(Vo/Gt/THE SKIPPERS)のリクエスト曲「ひまわり」を披露。約10年のバンドの歴史と共に、磨き上げられた人気曲とあってフロアからは歓喜の声が飛ぶ。続く「全てを」では、袖で観ていたJAGGERもステージに飛び出して、観客と一緒にシンガロング!大興奮の幕開けを飾った。

BUZZ THE BEARS 撮影=イケガミ ノノ

BUZZ THE BEARS 撮影=イケガミ ノノ


 

五月山ステージ・POT

五月山ステージ、トップバッターはPOT。「忘れられないSundayにしようぜ!」と、「Sunday」から始まったライブは初っ端からハッピーな空間が続いていく。メインボーカルは3人、代わる代わる歌い上げていく楽曲はピークが常に最高潮のまんま。

POT 撮影=KEIJU

POT 撮影=KEIJU

フィールドには早々にモッシュピットが大量発生し、「最高って言って帰ろうぜ!」の言葉のままに、オーディエンスはみな満面の笑顔を見せてくれる。途中、機材トラブルで音が出なくなるハプニングに見舞われるも、メンバー自らフィールドへ飛びこみ、観客と一緒になってシンガロングでより大きな一体感を作り上げ、そのままラスト「COUNTDOWN」へ。心晴れやかになる楽曲陣を打ち出し、勢いの良いスタートダッシュをキメてくれた。

POT 撮影=KEIJU

POT 撮影=KEIJU

猪名川ステージ・Nothern19

猪名川ステージの2番手はNorthern19。矢継ぎ早に鳴らされるメロディックなナンバーにのせ、笠原健太郎(Vo/Gt)と井村知治(Ba&Vo)のツインボーカルが美しいハーモニーを届けていく。「俺たちが大好きな季節がやってきました! 夏の陣、見せてくれ!」と笠原の呼びかけに応じて、サークルが出現した「SUMMER」。

Northern19 撮影=KEIJU

Northern19 撮影=KEIJU

Northern19も地元・新潟をロックで盛り上げたいと2014年から「TOKI ROCK NIIGATA」を開催してきた。だからこそ笠原は、こうしてイベントを主催することの苦労も喜びも共感できるとメッセージを送る。そして、「夢を追いかけ続けるやつらへ!」とTHE SKIPPERSへ「BELIEVER」を捧げた。ラストはバンド屈指のアンセム「STAY YOUTH FOREVER」を、再び登場したJAGGERと共に歌い上げ、会場を一つに。

Northern19 撮影=KEIJU

Northern19 撮影=KEIJU


 

五月山ステージ・SIX LOUNGE

大分発の3ピースロックバンドSIX LOUNGEは「ロックンロールやりにきました!」と、真正面から牙を向く潔いステージで魅せる! 「メリールー」から始まったステージ、じっくりと心に入り込むメロウな楽曲は3人が打ち出すストレートなロックサウンドを着実にオーディエンスへ浸透させていく。

SIX LOUNGE 撮影=イケガミ ノノ

SIX LOUNGE 撮影=イケガミ ノノ

MCではTHE SKIPPERSに感謝の気持ちを伝えつつ、「あのかっこいいパンクロックを超えるロックンロールができました! オレたちは本気でぶっ倒しにきた!」と、この日のライブに懸ける思いを叫び、「俺のロックンロール」へ。今にも爆ぜそうな荒ぶる姿の中にも、真摯に音楽に向き合う彼らの音はラストに向けてより高みを感じさせ、全6曲のステージを勢いよく駆け抜けていった。

SIX LOUNGE 撮影=イケガミ ノノ

SIX LOUNGE 撮影=イケガミ ノノ


猪名川ステージ・ガガガSP

結成20周年を迎えた、神戸のガガガSPが登場。JAGGERにとって、音楽を始めるきっかけのひとつにもなったという「卒業」が披露されると、もちろん、いてもたってもいられないJAGGERもステージで大合唱! 定番曲「線香花火」では全てを出し切り燃え尽きる勢いで、もみくちゃになって拳を突き上げる観客たち。

ガガガSP 撮影=KEIJU

ガガガSP 撮影=KEIJU

MCでは、コザック前田(Vo)が、ET-KINGと神戸のイベントで会って話をしたと切り出す。がんを公表したばかりリーダー・いときんについて、「周りのみんなは本気で治ると思ってる。(闘病中のいときんが)生きると言うてるねんから、俺らも最低限しっかり生きなあかんよね。“死ぬまで生きてやろうじゃないか”。それが人生の目標でもいいんと違う?」と「晩秋」へ。泥臭くも生き抜くことの力強さを、圧倒的なステージングでみせてくれた。

ガガガSP 撮影=KEIJU

ガガガSP 撮影=KEIJU

 

五月山ステージ・SHIMA

オーディエンスをがっつり巻き込んだ、底抜けにハッピーなライブで盛大な粉塵を巻き起こしたのが、福岡·北九州発のSHIMA1曲目「PARISLOTTEからノンストップで駆け抜け、多彩な楽曲陣を投下していく。「ライブは正直。感じたままに動いていってちょうだい」と、「DOGGYMAN」へ。

SHIMA 撮影=イケガミ ノノ

SHIMA 撮影=イケガミ ノノ

怒涛のスピードで展開される楽曲に、オーディエンスはより大きなサークルモッシュで応えていく。共に歌い、踊り、ステップを刻み、暴れ、ステージはラストへ。「(フェスは)どこでどういうふうに音楽に出会うかわからない。どういう形でもいい、音楽を楽しんでほしい」と、短い時間しかないステージ、そこに懸ける自分たちの思いを真摯に伝え、「USUAL THINGS」へ。よりタフなサウンドで観客を沸かし、メインステージのニューロティカへ頼もしいバトンを繋いでくれた

SHIMA 撮影=イケガミ ノノ

SHIMA 撮影=イケガミ ノノ


猪名川ステージ・ニューロティカ

結成33歳のレジェンド、ニューロティカ。ピエロメイクのアツシがサーフボードを掲げて登場。すかさず「夏・渚・17才」、「夏・NANCY・16才」と、夏真っ盛りな灼熱ナンバーを連発したかと思えば、「夏は嫌いだぜー!」と叫ぶニューアルバム 『良いか悪いかは別として(笑)』から「OH!サマー」、そして「太陽族」……と、これでもかとぶちかまして開放的な高揚感で煽りまくる! 

ニューロティカ 撮影=イケガミ ノノ

ニューロティカ 撮影=イケガミ ノノ

「53歳で一生懸命歌ってるんだよ! ついてこいよ!」と全身全霊で歌うアツシに、負けじと手を上げ応える観客たち。アツシの生きざまを凝縮したような「永遠ピエロ」、JAGGERも呼び込まれコラボした「ア・イ・キ・タ」と異様な気迫が突き刺さるライブパワーを爆発させ怒涛のステージを締めくくった。

ニューロティカ 撮影=イケガミ ノノ

ニューロティカ 撮影=イケガミ ノノ


 

五月山ステージ・STANCE PUNKS

STANCE PUNKSは「原発ソング」からライブがスタート。 この日は“86日”という大切な1日、想いの込められた楽曲はシンプルながらも熱い芯を確認させてくれる。「パンクロックの時間だよ~」と、続いて「ザ·ワールド イズ·マイン」へ。ぐっとスピードを上げ、全身からあふれ出るフラストレーションを音にブチ込んでいくと、ちっぽけな悩みは音に乗っかり瞬時に昇華されてしまう。

STANCE PUNKS 撮影=KEIJU

STANCE PUNKS 撮影=KEIJU

「鬱憤抱えてるか? 今日は普通のフェスじゃない。PUNKがついてる。幸せいっぱいな人はあっちの出口に! ムラムラしてるやつは入口こっちー!」と、観客を煽り、「クソッタレ解放区~クソッタレ2」「stay young」へと続ける。無性に胸が熱くなるリリック、ストレートなパンクロックサウンドに煽られ、コザック前田や桑原康伸(Ba/ガガガSP)も乱入! その後も血潮に染み込む熱い楽曲陣を披露し、観客にパンクロックの真髄をしかと見せつけてくれた。

STANCE PUNKS 撮影=KEIJU

STANCE PUNKS 撮影=KEIJU

 

猪名川ステージ・KNOCK OUT MONKEY

「リハーサルの時間ももったいない!」と、突如ライブをスタートさせたKNOCK OUT MONKEY。「まとめて面倒見てやるからかかってこい!」と、w-shun(Vo/Gt)がけしかけると、波のようにドドドッと観客が前へ押しよせる。「Scream & Shout」ではフロアに身を乗り出し観客に支えられながら歌い、「この瞬間、この場所にパンク好きを集めたTHE SKIPPERSを前に、ぬるいライブをしたくない」と、THE SKIPPERSとは同世代であり、長年ライブハウスで共に闘い抜いてきたからこその意地とプライドが、さらに会場の沸点を突き上げていく。

KNOCK OUT MONKEY 撮影=KEIJU

KNOCK OUT MONKEY 撮影=KEIJU

ステージ袖で観ているJAGGERに向かって、「PUNK THIS TOWNをこれからもずっと続けていくべき。今日はオープニングセレモニーやと思ってます。来年も宜しくお願いします!!」と高らかに宣言。ラスト「Fight」では、観客の興奮が大爆発したお祭り騒ぎのまたとない光景を生み出した。

KNOCK OUT MONKEY 撮影=KEIJU

KNOCK OUT MONKEY 撮影=KEIJU


五月山ステージ・SHANK

13組の出演者の中でダントツのスピード感と楽曲数で、ダイバー∞製造バンドと化したのがSHANK。「MONKEY FUCK」「Life is…」と、3ピースならではの瞬発力高いソリッドなロックサウンドを次々にオーディエンスへぶつけていく。

SHANK 撮影=KEIJU

SHANK 撮影=KEIJU

釣り好きとしても有名な彼ら、ステージ合間には客席にルアーを投げ込む“らしい”サプライズも。 「時間がないんで、曲いっぱいやって帰ります」と、MCもそこそこに「Departure」から、ギラギラと本性剥き出し&狂騒感たっぷりな楽曲陣をぶつけていく。さらに「Restart」からラストへ向けてフルスロットルで駆け抜けると思いきや、あまりのスピード感に持ち時間が余るという嬉しいハプニングが。 急遽2曲を追加、全12曲をハイスピードで突き抜けていった。

SHANK 撮影=KEIJU

SHANK 撮影=KEIJU



猪名川ステージ・My Hair is Bad

「SHANKの次は任せとけ!」と前のめりにMy Hair is Badがライブの火蓋を切ると、衝動をかきむしるようなサウンドで、やりきれない悶々とした歌詞をストレートに届ける。「先輩の企画に出て、簡単には終われねぇ!」、「目をそらすな!」、「俺が変えてやる!」と激情のままに言葉を投げつけていく椎木知仁(Vo/Gt)。地元以外で初めて見たライブがTHE SKIPPERSだったこと、今や10年の付き合いとなり、JAGGERと酒を酌み交わし酔っ払った夜のこと。つのる想いを振り返りながら、リスペクトしているからこそ「一発食らわすような後輩でいてぇ!」と食らいつていく。

My Hair is Bad 撮影=イケガミ ノノ

My Hair is Bad 撮影=イケガミ ノノ

喜びや怒り、憂い、あらゆる感情を即興でリリックにして問いかけた「ディアウェンディ」。そして、今この瞬間に懸けて全てを出し切りぶつかっていく「フロムナウオン」は圧巻だった。

My Hair is Bad 撮影=イケガミ ノノ

My Hair is Bad 撮影=イケガミ ノノ


五月山ステージ・GELUGUGU

五月山ステージのトリはGELUGUGU。同じ地元・池田出身であり、THE SKIPPERSのJAGGERが音楽活動を始めるキッカケにもなった、結成21年を迎えるスカバンドだ。揃いの赤のボーリングシャツで決め込んだ彼らは1曲目「CHAMAX AND THE MAGICAL BOOK 2」でオーディエンスを全力で踊らせると、スリリングなホーンに心躍る「LOVE TRAIN」、タイトなスカビートが堪らない「TOXIC CRUSADERS A GO GO」と、ご機嫌なスカナンバーを次々に展開。さらに、池田で生まれた名曲「100 SKA」「ONE TWO」にはオーディエンスも息ぴったりに音に反応していく。 MCでは本イベントが生まれるキッカケでもある、1999~2001年に同場所で開催された野外イベント『Hot Spin Splash』について語り、再び地元の野外でライブができること、それを実現させたTHE SKIPPERSに感謝の気持ちを伝える。

GELUGUGU 撮影=KEIJU

GELUGUGU 撮影=KEIJU

そして「最後、全力で楽しんで」とトリのステージへエールを送り、ステージはいよいよラストへ。彼らのホームでもあったライブハウス・ベイサイドジェニーをタイトルに配した「BAYSIDE JENNY」へ。後輩へのエール代わりか、高らかにホーンが響かせ全8曲のステージが終了した。

GELUGUGU 撮影=KEIJU

GELUGUGU 撮影=KEIJU


猪名川ステージ・THE SKIPPERS

いよいよトリを飾るTHE SKIPPERSが登場。高まりきった会場のボルテージをガソリンに、トップギアで「APOLLO」、「FIGHT FOR US」が繰り出されると、待ってましたといわんばかりに拳がゾクゾクと突きあがっていく。市のゆるキャラ・ふくまるくんも最前列で釘付けになって頭を振ってエールを送る中、「この町でやりたかった!」とJAGGERが喜びを爆発させ「PUNK THIS TOWN」へ。MCでは感極まりながらも、しっかりと地元・池田で思い描いてきたことが実現できた喜びと感謝を真摯に伝えるJAGGER。「もっとかっこいいTHE SKIPPERSを見せたい! これからもずっとPUNK THIS TOWNを続けたいからしっかり生きざま見せて帰るぞーッ!」と「WAY OF LIFE」。

THE SKIPPERS 撮影=KEIJU

THE SKIPPERS 撮影=KEIJU

切り開いてきた道のりの分だけ、より説得力を増した歌詞がグッとくる。「高校を卒業して18歳の頃、ダサい自分が嫌やから夢持ってTHE SKIPPERSを結成して、池田を出てから15年。“フェスやって、カッコいい自分を見せに帰ったろうや”って。その夢が池田市の協力があって開催できました!」と想いの丈を語り、生まれ育った土地や家族、仲間、そして自分と向き合えたからこそ生まれた新曲「WHEREABOUT」を披露。叫び、歌い、一心不乱に踊る観客の汗と笑顔が広がる忘れられない情景を生み出した。アンコール「THAT TIME」、「FLY」で全てふり絞り、「来年も絶対にやります! ありがとうございました」と言葉を残して締めくくった。

THE SKIPPERS 撮影=KEIJU

THE SKIPPERS 撮影=KEIJU

メンバーがステージを後にしても、しばらく止むことのなかったダブルアンコール。余韻はそのままに、この日の興奮を求めてライブハウスに足を運んでみたり、あるいは触発されて音楽を始めたり、地元への貢献、何か新しいことを始めてみるのもいい。そんな風に思う1日だった。何より、ここ池田でしか観れない景色のために、来年の『PUNK THIS TOWN』開催を信じて待ってみたい。

取材・文=大西健斗(BUZZ THE BEARS、Northern19、ガガガSP、ニューロティカ、KNOCK OUT MONKEY、My Hair is Bad、THE SKIPPERS) / 黒田奈保子(POT、SIX LOJNGE、SHIMA、STANCE PUNKS、SHANK、GELUGUGU)

撮影=KEIJU(POT、Northern19、ガガガSP、STANCE PUNKS、KNOCK OUT MONKEY、SHANK、GELUGUGU、THE SKIPPERS)・イケガミ ノノ(BUZZ THE BEARS、SIX LOJNGE、SHIMA、ニューロティカ、My Hair is Bad)

 
イベント情報
THE SKIPPERS presents PUNK THIS TOWN 2017 IN IKEDA
日程:2017年8月6日
場所:大阪池田市猪名川運動公園
時間:開場/10:30 開演/11:30 終演予定/18:55
値段:前売り/4500円
 
出演
THE SKIPPERS / GELUGUGU / ニューロティカ / My Hair is Bad / BUZZ THE BEARS / ガガガSP / Northern19 / SHANK  / SHIMA / SIX LOUNGE / KNOCK OUT MONKEY / POT / STANCE PUNKS

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