×

フェス特集2024

yonige、女性限定のフリーライブは満員御礼!

2017/09/25
25141924_680_453
yonigeが9月21日(木)、東京・Zepp Tokyoで女性限定のフリーライブ「女の子の逆襲」を開催した。

これはメジャーデビューアルバム「girls like girls」のリリースを記念したイベント。同アルバムは、オリコンデイリーアルバムチャートで初登場5位にランクイン、好スタートを切っている。そんな中、フリーライブでは、9/19「girls like girls」のCD帯を持参した2500人の観客の前でメンバーの牛丸ありさ(V/G)、ごっきん(Ba/Cho)は、現在のyonigeの勢いとアルバムの魅力をダイレクトに感じさせる圧巻のステージを繰り広げた。

ライブは「女の子の日」(1st demo「女の子の逆襲」収録)でスタート。女子のリアルな本音をぶつけるようなこの曲によって、会場全体がyonigeの世界に染まっていく。「大阪寝屋川、yonigeです。『女の子の逆襲』にようこそ!」(牛丸)という挨拶を挟み、アルバムのリードトラック「ワンルーム」へ。エッジの効いたバンドサウンドとドラマティックなメロディラインが響き渡り、フロアを埋め尽くした女子(と女装した男子)が体を揺らす。

「寝屋川の片田舎から来た女の子ふたりがメジャーデビューして、Zeppでワンマン。夢があるな」(ごっきん)「メジャーデビューアルバムをリリースして初めてのライブ。新旧いろんな曲をやりたいと思います」(牛丸)というMCの後は、ヘビィな音像が印象的「バッドエンド週末」、ポップなボーカルラインを軸にした「our time city」などの人気曲を次々と披露。yonigeの幅広い音楽性をアピールする。

もちろんアルバム「girls like girls」の楽曲もたっぷり。“好きだって きらいだって 自分で見つけなきゃだめだよ”という歌詞が心に残る「各駅停車」、思うようにいかない切ない恋愛をリリカルに映し出した「バイ・マイ・サイ」、ノイジーなギターサウンドのなかでポエトリーリーディングを取り入れた歌が広がる「とけた、夏」。牛丸は「1カ月半の制作期間で新曲を8曲作って。いま歌詞を見直すと“私、こんなこと考えてたんやな”って思います。このライブのために曲を改めて聴くことで、やっと受け入れられた気がします」と語っていたが、この日のライブからはアルバムの楽曲の素晴らしさを強く感じ取ることができた。

「今日は間違いなく“節目”の日。みんな、付き合ってくれてありがとう」(ごっきん)と感謝の気持ちを伝えた後は、「恋と退屈」「さよならバイバイ」などのライブアンセムを連発、オーディエンスのテンションをさらに引き上げる。本編ラストはアルバムを象徴する極上のロックナンバー「さよならプリズナー」。アンコールでは「今度はお金を取ってZeppでライブをやりたいと思います!」(牛丸)と宣言し、人気曲「アボカド」を演奏。ライブはエンディングを迎えた。

10月12日(木)からはアルバムを引っ提げた全国ツアーがスタート。2018年2月には“ファイナルシリーズ”として東名阪でワンマンライブが開催される。20代女子のリアルな感情を描いた歌、ロックとポップを刺激なバランスで共存させたサウンド。yonigeの音楽はアルバム「girls like girls」と全国ツアーによって、さらに多くのリスナーに伝わっていくことになるはずだ。

[文:森朋之]
25142006_680_453
25142014_333_500
25142024_680_453
25142035_680_453
25142045_680_453
25142055_680_453

[写真:Viola Kam (V'z Twinkle)]

■yonige オフィシャルHP
http://www.yonige.net

関連ライブ

関連アーティスト

レポート一覧に戻る

  • 新着ニュース
  • 新着ライブレポート
バナー