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フェス特集2024

永遠の名曲「やさしく歌って」、「愛のためいき」からビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」まで人々を魅了し続ける大御所シンガー、ロバータ・フラック日本公演スタート!希少な青山劇場でのコンサートも開催!

2013/12/12

ロバータ・フラック

魂に訴える歌声、しなやかなサウンド作り、華やかな存在感で音楽シーンを牽引。「やさしく歌って」など数多くの大ヒット曲を誇るスーパー・スター、ロバータ・フラックの久々の日本公演が12月11日にスタートした。

ブルーノート東京での初日公演では「やさしく歌って」、「愛は面影の中に」、「愛のためいき」など数多くの名曲と共にザ・ビートルズのカヴァー・アルバム『レット・イット・ビー・ロバータ』より「ヘイ・ジュード」、「サムシング」などを披露。「ヘイ・ジュード」では客席と大合唱。通常は先日のポール・マッカートニーの公演のように「NA NA NA」のところを大合唱するところ、ロバータはどうしても本編メロディを一緒に歌いたかったようで、即席で先生のように客席に歌詞を教え、最後は一緒に大合唱に成功。

また圧巻だったのは「イズント・イット・ア・ピティー」。この曲はジョージ・ハリスンがビートルズ解散直後に発表した1970年の傑作『オール・シングス・マスト・パス』収録の壮大なナンバー。元々はビートルズ時代に書かれたもので、『レット・イット・ビー』のレコーディングで既に取り上げられていた、ビートルズとして発表されていたかもしれない楽曲。ロバータのヴァージョンは、この曲の圧倒的な存在感を見事に表現しつつ洗練されたアレンジで間奏やエンディングのギター~コーラスのフレーズも感動的な素晴らしいヴァージョンで聴かせてくれた。

他にもいくつものカヴァーがセットリストに入ったが、どれも原曲のイメージを損なうことなく、ロバータならでは解釈・味付けが行なわれた、大胆かつ挑戦的なアレンジが為されることも。名曲の数々が、新たな命を吹き込まれて、時代を超えて受け継がれていくシーンような一夜。ロバータの気さくな人柄と、日本のファンと一体になりたいという気持ちが伝わってくる、とても温かく、気持ちの良いコンサートとなった。

初日の1stと2ndのセットリストを比較してもわかるように、公演内容は日替わりになりそうである。そして、ブルーノート公演の他、唯一のホールコンサートも発表されている。東京のエンターテイメント史の中でも重要な歴史を担い、伝統と格式を誇る聖地・青山劇場にて12月17日(火)にたった一回だけの公演を行う。不朽の名曲から、ビートルズ・カヴァー、そしてクリスマス曲まで、今回の来日公演の集大成的な幅広い選曲で師走の夜を彩ってくれるに違いない。

【ブルーノート東京 ライヴ・レポートはこちら】
http://www.bluenote.co.jp/jp/reports/2013/12/12/roberta-flack-2.html

【セットリスト】
2013 12.11 WED. Roberta Flack @ Blue Note Tokyo
1st
1. KILLING ME SOFTLY (やさしく歌って)
2. ISN'T IT A PITY
3. SWEET GEORGIA BROWN
4. FOREVER YOUNG
5. I CAN SEE THE SUN IN LATE DECEMBER
6. HEY JUDE
7. MERCY MERCY ME
8. NO WOMAN, NO CRY
9. THE FIRST TIME EVER I SAW YOUR FACE (愛は面影の中に)
10. FEEL LIKE MAKIN' LOVE (愛のためいき)
11. SOMETHING
12. WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW
 
2nd
1. WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW
2. FEELIN' THAT GLOW
3. ISN'T IT A PITY
4. NO WOMAN, NO CRY
5. FOREVER YOUNG
6. HEY JUDE
7. SWEET GEORGIA BROWN
8. FIELDS OF GOLD
9. MERCY MERCY ME
10. THE FIRST TIME EVER I SAW YOUR FACE (愛は面影の中に)
11. KILLING ME SOFTLY (やさしく歌って)
12. I'LL STAND BY YOU
13. FEEL LIKE MAKIN' LOVE (愛のためいき)



『レット・イット・ビー・ロバータ』試聴用動画:http://www.youtube.com/watch?v=uRx99FfVMDQ
公演告知動画:http://www.youtube.com/watch?v=h7XxeS494sI

【公演情報】
25th Blue Note Tokyo Anniversary presents ロバータ・フラック
【東京】青山劇場
2013 12.17 tue. Open 6:30pm Start 7:00pm
http://www.bluenote.co.jp/jp/event/roberta-flack-aoyama/

ブルーノート公演についてはこちら
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/roberta-flack/

【商品情報】
ROBERTA FLACK “Let It Be ROBERTA”
ロバ―タ・フラック 『レット・イット・ビー・ロバータ』
好評発売中 SICP-3386 ¥2520 
●序文:YOKO ONO LENNON
【Yoko Onoからのメッセージ収録(ブックレットにはJohn&Yokoとの3ショットも)】
●日本盤ボーナストラック3曲収録
https://itunes.apple.com/jp/album/let-it-be-roberta/id533162194

【バイオグラフィー】
アメリカ、ノース・カロライナ州出身の女性シンガーソングライター。 1969年にアトランティック・レコードからデビュー。1972年「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」が全米1位の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀レコード賞を受賞。翌1973年には「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song)」も全米1位の大ヒットを記録、 グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門で受賞した。 Record Of The Year(最優秀レコード賞)を2年連続で受賞したのは、彼女のほかにはU2のみ。 1970年代にはダニー・ハサウェイとのデュエット曲も多く、「The Closer I Get To You(私の気持ち)」などの 大ヒットを放っている。1983年にはピーボ・ブライソンとのデュエット曲「Tonight, I Celebrate My Love(愛のセレブレーション)」がヒットした。



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■ Live Fansのアーティスト情報ページ
[Roberta Flack] https://www.livefans.jp/artists/1405

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