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フェス特集2024

JABBA DA FOOTBALL CLUB、万感のワンマンツアーファイナル@渋谷WWW最速レポ!

2018/07/09
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4人組HIPHOPグループ“ジャバ”ことJABBA DA FOOTBALL CLUBのワンマンライブが 6月6日(金)夜に東京・渋谷WWWで開催。この公演を以て6月からスタートしたグループ初のワンマンツアーを大盛況の下に完走した。

3月に発売されたEP「FUCKING GOOD MILK SHAKE」が“タワレコメン”に選出され、この夏にはFUJI ROCK FES.への出演も決定し注目度が増していく中でのグループ初となるワンマンツアー。6月より名古屋・大阪の各会場を盛り上げ、いよいよファイナルとなったこの日。

生憎の雨となったが、開演時刻にはびっしりと埋まった客席。そんな中、ジャバの登場に先駆けてオープニングアクトを務めたのは“週末City Play Boyz”。福岡の地から駆けつけたジャバの後輩達からは、MCの端々で先輩であるジャバがとにかく大好きである事、両グループの仲の良さが滲み出ており、心地よいビートで会場を温め先輩の晴れ舞台に華を添えた。

週末City Play Boyzのアクトが終わった後、ステージにはスクリーンが現れ映像が流れる。「この映像はしっかり長いです」とあらかじめ告知されたオープニングムービーは、ジャバと交流の深いミュージシャンたちからの“ワンマンおめでとうコメント”。

Tempalayの 小原 綾斗(Gt,VO)やChelmico、ドミコのさかしたひかる(Gt,VO)、TENDOJIのアサノケンジ(Gt,VO) ヨシダタカマサ(Ba)という個性豊かな面々からのコメントから、ジャバのジャンルレスな活動と交友関係が感じ取れた。

「しっかり長い」オープニング映像終了後、ステージにいよいよ現れたジャバ。のっけから代表曲「STAY GOLD, LIFE GOES ON」で会場のテンションをぶち上げ、畳みかける様にアッパーな楽曲を打ち込む。
メンバ―自身もワンマンのファイナルと満員御礼の景色にアガりまくっている様子を隠さない。

YouTubeでミュージックビデオのみが公開され、今回のワンマンツアーの前売り特典音源ともなっている新曲「好きにしちゃえば?」「CANDY IN THE POWDER」に続き、心地よくグルーブするトラックを続けて会場を横に揺らし一旦退場。

ジャバのメンバーに代わってステージに現れたのは先月同じくWWWでワンマンを行い、ジャバがフロントアクトを務めたシンガーのKick a show。
「0時ちょうど」を歌い上げた後、ステージに再び登場したジャバとともに自身の代表曲「友達以上恋人未満」のRemix、ジャバの楽曲にKick a showが参加している「THINK RICH, LOOK GOOD」を披露するスペシャルなコラボレーションで会場を沸かせた。

短い幕間を挟んでスタートしたライブ後半戦一曲目の「DISTANCE」では、メンバーが一人ずつステージに登場する中、リーダーのNOLOVはまさかの客席から登場。満員のWWWのフロアを掻き分けステージにあがる。

その後も、今年になって発表した新曲は勿論、まだグループ名が“ジャバザハットフットボールクラブ”だった頃(ハットがまだあった頃)の楽曲も贅沢に披露。中でもレアなパフォーマンスとなったのは、まだグループがNOLOVとBAOBAB MCの二人だけだった頃、4年前に最初に作った楽曲「JBFC」。

4年前に出会った所属レーベル“OMAKE CLUB”のオーナーTSUBAME(TOKYO HEALTH CLUB)を始めとした関係者、そして自分たちを好きになってくれたファンへ、この日WWWでのワンマンを行えるまでになった事に対する感謝の言葉と共に披露された。

終盤、こちらも前売り特典音源となっている「OK」に続き、3月発売のEPから「MONKEYS」ではMVに登場した猿人『ジャバゴン』もステージに駆けつけ、盟友Tempalayの楽曲「革命前夜」をサンプリングした楽曲「月にタッチ」で最後の最後までテンション高く会場を盛り上げライブ本編は終了。

もちろん巻き起こったアンコールに応え、「ONE TIME」「君の街まで」と、ジャバのライブと言えばなお決まりのアンセムで締めくくるが、それでも冷めない会場の熱に応える形で、ROVINがステージに登場。「学校や仕事で辛い事も沢山あると思うけど、俺らの音楽が助けになってくれれば嬉しい」というアーティスト活動への想い、それ以上に「とにかく今日来てくれてうれしい」という目の前に集まってくれたファンへの万感の想いを語った。

また、同じく音楽を生業としている仲間達に向けては「仲良しこよしはダセえから、ずっとカッコいいやつでいたいから、お互い高めあっていこう」と、お互いへのエールでもあり、今回のワンマンでも様々な形で関わってくれた仲間達へROVINなりの感謝の言葉を投げた。最後にはメンバー全員がステージにそろい、再び代表曲である「STAY GOLD, LIFE GOES ON」を披露、グループとして初のワンマンツアーを大成功に収めた。

たっぷり20曲以上、2時間強にわたるセットでも飽きさせることない楽曲と、しっかり長いオープニング映像や、メンバーが客席から出てきたり、ステージに猿人が登場したりと盛り沢山な演出で、彼らのエンタテイメント性の高さと、まさに“キャラ立ち4本マイク”と呼ぶにふさわしい個性あふれるキャラクター性がぎっしり詰め込まれたステージ。その彼らのキャラクターの魅力と親しみやすさがシーンの中でも稀有な存在になりつつある事が、オープニング映像から客演まで、ジャンルレスなアーティスト達が彼らの仲間として集っている事からも感じ取れる一夜だった。
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<セットリスト>
JABBA DA FOOTBALL CLUB 『Oh? Then, Where is Cheese』ファイナル@渋谷WWW

01.STAY GOLD , LIFE GOES ON
02.PANNA DONNA -short-
03.MESSI COOL
04.BRAIN WASH DYSCOPIA
-MC-
05.好きにしちゃえば?
06.CANDY IN THE POWDER
07.WALKIN’ -short-
08.Revenge For Summer Part.2  short-
09.ハッピーアイスクリーム
-Kick a Show-
10.0時ちょうど
11.友達以上恋人未満 -Remix-
12.THINK RICH,LOOK GOOD
-幕間-
13.DISTANCE
14.終電
15.JBHFC
16.MIDNIGHT GOOD GOOD MOOD feat.KEMMY
-MC-
17.Navy
18.BIG WHEEL
19.死む。
20.BUSY!BUSY!BUSY!
-MC-
21.FANTASTIC 4
22.MONKEYS
22.OK
23.月にタッチ

-ENCORE-
01.ONE TIME
02.君の街まで

-W ENCORE-
01.STAY GOLD,LIFE GOES ON

JABBA DA FOOTBALL CLUB HP : http://jbfc.jp/   

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