コブクロ、17年ぶりのストリートライブを大阪・天王寺MIO前で決行 ゆかりの地で結成のきっかけ「桜」も披露
2018/09/109月8日(土)、大阪・天王寺MIO前にて、シークレットライブを行った。
この日は、コブクロの結成20周年記念日。インディーズ時代に毎週ストリートライブを行っていたゆかりの地である大阪・天王寺MIO前で、19時30分から『コブクロ 祝!結成20周年 プレミア映像放出スペシャル』と題したインディーズ時代の秘蔵映像を中心とする特別番組を配信した。
天王寺MIO前でのストリート写真(1999から2000年頃)
天王寺MIO
過去を懐かしみながら見る二人の映像は、実は収録されたもの。この日、コブクロの二人は、大阪・天王寺に向かっていた。インディーズ時代に“毎週土曜日PM8時”と決めてストリートライブを行っていたことから、同じ土曜日、同じ時間、同じ場所でシークレットライブを決行した。
コブクロが扉から出て行くと、すぐに大勢の人が二人を囲む。一気に300人以上の人が集まり、現地は大歓声で沸いた。小渕健太郎は「コブクロでーす!今日9月8日コブクロ結成日、20周年です、ありがとう!!」と話し、インディーズ時代に手作りしていた看板のリメイクを手人に、ギターケースを広げる。そして、「ここ天王寺は僕らの想い出の場所です。聴いて下さい」と、インディーズ時代から披露していた「轍-わだち-」を1曲目に披露。一気にライブ会場のように盛り上がりをみせ、続いて結成のきっかけとなった曲「桜」を披露した。ギターのイントロから歓声が上がっており、ファンは大混雑の中でしっとりとした歌声に耳を傾けた。
コブクロ
コブクロ
後半はどんどんギター音を下げ、途中からアカペラにしてパフォーマンス。「これぞコブクロ」を見せつけた瞬間となった。黒田俊介は「僕ら今日が結成20周年。僕ら(昔)ずっとここでやらせて頂いていて、今回特別にご許可頂きましてご無理言ってやらせて頂いています」と感謝の言葉を投げかける。コブクロは、約10分間で300人以上のファンを大いに魅了し、その場を去った。
コブクロはこの日、12月5日に初のコンプリートベストアルバム『ALL TIME BEST 1998-2018』を発売することを発表。作品詳細は、『ALL TIME BEST 1998-2018』 特設サイトを確認しよう。また、来週9月16日には、小渕の地元・宮崎県にて20周年記念ライブが開催される。