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赤菱さんのレビュー
チケット取れずに諦めていて、当日昼過ぎに何気にビルボードのサイトを開いてスケジュールを見たらキャンセルが出ていたみたいで、一瞬悩んだけどソッコーでゲット!
リスケし直し六本木へGO!
1曲目は【DOWN TOWN】
今から47年前に発表されたとは思えない日本の永遠のエバーグリーンな楽曲。
リアルタイムで聴いた訳ではないけど、あのイントロを聴いた瞬間に10代に戻ってしまった。
作詞は銀次だが、作曲は山下達郎となっているけど、1番キーになるサビの部分は銀次が書いたと言われているので銀次が歌っても違和感なく耳に入ってくる。
いきなり心と耳が釘付けになってしまった。
そして次に【夢見る渚】で完全に80年代に完全にタイムスリップした。
会場のオーディエンスが完全に10代、20代に戻ったタイミングを見計らったところでシークレットゲスト(もうシークレットではないが)の登場。
濃い目のダークレッドのスーツを身に付けて、一礼をし【マンハッタンブリッジにたたずんで】を。
「yea〜」のところはWHERE ARE YOU NOW Tourと同じ感じの裏声でオーディエンスを魅了。
銀次が「あの頃はギターだったよね?」に対して元春が「2人がギターだからね。 3人並ぶと総立ちかな〜」で笑いを取って、銀次が「あの頃よりも大人な感じの」で元春が「大人になりました!」でまた笑いを取る、掛け合いが素晴らしい。
「A面で恋をして」では「ドライブッルルー」「Oh Baby!」は忠実に再現。
控えめに言って最高な夜。
アンコールは「君は天然色」を銀次&杉真理が歌い、特徴的なドラムを高橋女史が大変そうに叩いているのを見て、中々ライブでは難しい曲なんだなと改めて思った。
考えてみたら、レコーディングとライブでは全く違うものだしレコーディングのドラマーは上原&林という名ドラマーを考えるとライブでの高橋女史のドラム捌きは凄い事なんだな。
再度元春を招き入れて「彼女はデリケート」。
イントロがなった瞬間にビルボード東京のオーディエンスが総立ちになり見た目 40〜60代だけど気持ちは10〜20代がフロア狭しと身体を揺らしステップを踏んでいた。
サポートメンバーは普段、杉真理のサポートをしているG渡辺格、B藤田哲也、KB細井豊(センチメンタル シティ ロマンス)、高橋結子(GOMES THE HITMAN)
個人的に高橋結子のドラムって好きなんだけど、彼女のソリッドなドラムと元春の声が物凄くマッチしていて、いつかフルで聴いてみたいなと思った。
しかし感慨深いライブだったな。
銀次と杉真理は昨年の武道館で観られたけど、元春と杉真理が並んだ姿は渋公のヘッドホンコンサート振りで、銀次と元春が並んだ姿は名盤ライブ振り。
御大が生きていたら開催されなかっただろうけど、上から観ていただろうな。
長生きしていたら、こうゆうライブがこの先も観られるのかな。
もし叶うのならば、岡村ちゃん、吉川晃司、尾崎が同じステージで立つ姿を観たかったな。
こうなるとミュージシャンも長生きしてくれないとだが。
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- 2022/05/02 (月) 00:28
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