« 前へ| レビュー一覧へ (1/1) |次へ »
赤菱さんのレビュー
デビュー時から古内東子の曲のリズムが非常に好きで、一度はライブに行ってみたいと思っていたのに30年もかかってしまった。
当時は恋愛(OL)の教祖と言われていたので、きっと女性ファンばかりで居心地が悪く感じちゃうかと勝手なイメージで足を止めていたのだったが、気持ち女性が多いくらいで居心地は全く悪くなく、ソロ参戦している男性ファンも多数見受けられたのを知って、何でもっと早く来なかったのかと後悔してしまった。
とにかく、これが周年ライブの見本と言っていいくらいの2時間40分のステージでした。
セトリもスカしたり外したりせずに、ほぼ王道のセトリで、THE古内東子というラインナップ。(peach melbaが入っていなかったのは残念だったが)
今年観た周年ライブのミ○○○、E・YやC・Mより何倍もセトリの構成やステージ時間は大満足。
まぁ上記のミュージシャンも良かったのだけど、外してくるパターンは期待ハズレ的なイメージになってしまうので。
出だし3曲の掴みもバッチリで、嫌な上でも期待をしてしまった。
デビュー当時は枕詞で、古内東子と言えば恋愛の教祖や神様と言われていたけど(事務所やレコード会社主導だったのだろうけど)キャリアと共にファンの年齢層も上がっていき、この30周年の曲はファンの方々がそれぞれの歩んで来た人生(恋愛)を振り返るような感じだったのではないかな?
全25曲、160分は多幸感溢れるステージだった。
今まで彼女のライブに行かなかった30年って大損していたなと後悔。
そして古内東子のベースといったらオリラブの小松秀行が好きだったのだけど、この周年ライブには今の若手ベーシストのお気に入り、LAGHEADSの山本連がサポートに入っていて何か感慨深さを感じでしまった。
普段は自バンドや大比良瑞希、AAAAMYYY、kiki vivi lilyなどのサポートをしている彼が、大ベテランの古内東子のバックで弾いている姿は観ていて嬉しくなってしまった。
それとキーボードがブルー・ペパーズの井上薫というのも驚き!
彼女のバックで山本連&井上薫を観られ最高の夜をプレゼントされたなと。
初めて生で聴いたけど、30年前からchillをやっていたんだな。
そういえば、山本連ってパステルカラーのイメージが強かったのだけど、シックな黒も似合っていたな。
シックと言えば、古内東子も黒のドレスからアンコールでのオレンジ色(赤?)のギャップは素敵だったな。
- いいね! 11
- コメント 0
- 2022/10/12 (水) 02:07
« 前へ| レビュー一覧へ (1/1) |次へ »