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ゲストさんのレビュー
1曲目のさよならメランコリアから銀の月、クロエと続くオープニング3曲で心を掴まれた。もはや佐野元春とThe Coyote Bandはバンドとして完全体であると言えるだろう。その演奏は元春が求める高い次元の理想を具現化したものだった。元春がステージ上で時折発する「みんな、いい感じ?」という言葉は、元春の自信の表れだろう。構成も素晴らしく本編19曲は一貫したストーリーに貫かれた映画を見ているようなステージだった。
アンコールは珠玉の2曲、Sweet16とアンジェリーナ。元春クラシックスであるアンジェリーナをThe Coyote Bandが新しい解釈でスピード感あふれる演奏をしてくれた。特にドラムスの小松シゲルの演奏は秀逸だった。
元春、ありがとうと心から言いたい。素晴らしい福岡の夜だった。
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- 2023/07/04 (火) 11:17
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