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ゲストさんのレビュー
前回の「結果オーライツアー」がラストツアーと言うことでヒット曲満載の「お客さんが聴きたそうな曲を集めた・・・」選曲でしたが、今回は「今の自分が唄いたい曲を集めた・・・」と言う選曲。「別れ歌の女王」「恨み節の女王」と言われた頃の昭和の歌は「店の名はライフ」の1曲のみ。あとは「歌の女神様・・・」平成・令和の歌ばかりで、昭和時代の私にとっては非常に物足りないコンサートでした。チケット代16,500円・・・これだけの金額を出せるのはある程度の年齢・・・と言うことはみゆきの恨み節を聴いてファンになった人が多いはず。もう少しその辺を考慮して選曲して欲しかった。5曲にも及ぶ夜会特集・・・「夜会工場」があるのだから必要?
前日から仕込み・・・コンサート・・・休演・・・コンサート。体力的に連日公演が難しいのは理解できますが、2回公演するのに4日もホールを押さえているのだから、その分がチケット代に反映?前日から仕込んだにしてはセットも・・・。第2部はそれなりにお金をかけたセット&衣装になっていたが、お金のかけ方を考え直した方がいいように思う。また、過去数回のツアーでも言えることだが、照明があまりに単調である。だいたい1曲でワンパターン。以前ヤマハがムービングライトを開発していた頃はもう少し凝った照明だったのに。セットがしょぼいのならせめて照明ぐらい豪華にして欲しかった。
と、悪いことばかり言っていますが、4年振り、70代のみゆきさんは大変元気で、歌も上手く、声も出ていて非常に良かった。また、ミュージシャンも豪華でストリングスもちょっとだけ人数多めで重厚な音で大変満足できるものでした。「歌会Vol.1」と銘打っているので「Vol.2」を是非期待したい。
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- コメント 1
- 2024/02/23 (金) 04:28
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激しく同意!
ゲスト
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