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今年44本目のライブは11年振りの浜田省吾。 矢沢永吉→Vaundy→浜田省吾と高低差が有り過ぎるラインナップで、自分の音楽の趣味を褒めて上げたい気分w 浜省や自分の年齢を考えるとこの先、何度も生では観られないかなと思い デビューからずっと聴きまくって追っかけていたけど、正直、聴きまくっていたのは88年の「FATHER'S SON」でそれ以降の作品は買って聴いていたのだが、あまりピンっと来なくなっていて、何か義務感でアルバムを買っていたような。 同時期の佐野元春、山下達郎、は今でも聴きまくりライブにも毎回参戦していたのだけど、浜田省吾、杉真里、山本達彦、伊藤銀次はちょっと遠ざかってしまっていた。 一応、聴いていたので知らない曲はなかったのだけど、ツアータイトルがBack to the Rock Show EVEだったので初期から代表曲を順番にやったりするのかなぁなんて勝手に考えていたけど、そんな甘いセトリではなかったねw まぁ、48年のキャリアがあったらこのセトリは有りなんだろうけどね。 インターバルが空きすぎて、サポートメンバーも誰がいるのかわからずに来たら、長田進、小田原豊と佐野元春の元バンドメンバーに、in motion03に参加した美久月千晴とコーラスで関わっていた竹内宏美と揃っていて個人的に同窓会を見ている気分で多幸感に包まれてしまった。 一つ気になったのは前22曲演奏したのだけど、二部構成は年齢的に厳しいのかな?(それとも観客のことを思ってかな?) 一時期、元春も22〜25曲で二部構成だった時期もあったけど、最近は25曲くらいを一気に演奏しているし、山下達郎や小田和正、矢沢永吉も23〜25曲を一気にやっているので、個人的な思いでは20分の休憩は無駄な気がしてならないかな。 自宅から遠いから20分という長さはなぁ。 しかし久々に観た浜省は声に衰えはないし、動きも軽快でまだまだライブは続けられそうだし、町支や古村のバリバリ現役感な動きでサポートの方も安心しました。

Vaundy @ 日本武道館(東京都)

2022/09/08 (木) 19:00開演

ほぼ360度、20代に埋め尽くされた武道館。 自分の子供たち近い年齢に混じって観る感じは中東で行われる日本代表のような完全アウェイな世界観だったが、始まってしまえば誰のライブに行っても変わらない。 自然とステップを踏んでいるおじさんがいました。 ステージはエレカシと同じ感じの360度で、シンプルな演出になるのかなと思っていたら、光の使い方がハンパなかった。 7個のミラーボールを下から使う演出で、空間に広がりが出て一瞬何処に立っているのだろうと感じた。 ミラーボールを下からって、舞監が考えたのか? Vaundy自身のアイデアなのかが知りたかったな。 それと中盤に現れた、蜘蛛の様な脚が12本有る先からレーザー光線をアリーナやスタンド席に、まるで蜘蛛の糸のように自在に出す演出は素晴らしかった。 あの機材は初めて観たけど、これから色々なミュージシャンが使いそうだ。 MCも控えめにバンド紹介もなく、そしてアンコールもないcoolなステージングはコレはコレでありなのかなと思った。 ラストの曲でストリングとのコラボも中々良かったな。 まさに魅せるステージだった。 来年のホールツアーが今から楽しみだな。 そう言えば「花占い」の時に噴射した金銀の花吹雪が結構凄まじい量だったのだけど、アリーナ席の椅子を片付けてから回収してまた椅子を並べて直すのだろうか? 凄い手間だな。 頭が下がります。 お金がかかるね。

矢沢永吉 @ 国立競技場(東京都)

2022/08/28 (日) 18:00開演

空模様が雨だったけど、いつの間に雨雲も消え去り昨夜とは打って変わって気温が10度も下がって野外でライブを観るには最高な条件が揃った。 昨夜、マイナスだなと感じた部分で、音響は自分の席が17列前(2層の最高列)に変わって残響はあまり感じなくなって聴きやすい状態になったかな。 セトリは少し弄ってきていて、個人的には今日の方が好みだったかな。 まぁ数ある曲の中でバッチリなんてそうはないからね。 でも、心の中では50周年なんだからなぁという気持ちが大きいかな。 演出も花火控えめになり、キャデラックでトラック1周がなくなり、何故かサンバ隊が現れるという謎演出。 謎演出といえば、昨日もあったけど、途中デカタオルを羽織り何十人がアリーナを走り去っていったのだが、アレは何をしたかったのだろう? 全く理解出来ずにいるのだが? そして、シークレットで誰かゲストが出るとは思っていたけどまさかのB'zの登場に観客のボルテージは最高潮に盛り上がった。 昨夜は1曲でサクッとMisiaが終わってしまい、何て勿体ない使い方だと思っていたけど、今日は2曲の大サービス。 「この曲は観客との掛け合いがあるんだけど、今日はやらない!」と言った次の言葉に「昨日はMisiaが〜ズルいと思っちゃうよね」的なMCから「B'z!!」と言った瞬間の歓声は凄かった。 そして2曲目のファンキー・モンキー・ベイビーのイントロを松本が弾いているという心地良い違和感。 そして「楽しい君といれば」を稲葉が歌い、その稲荷の指先は永ちゃんを指していて心から楽しんでいたことが伺えたかな。 3人の和かな顔がそれを証明していたような気がする。 アンコールでHa〜Haの後に、誰かがメールで「トラバスやらないの?」と送ったらしく、トラバスが1番盛り上がった。 5万人のタオルが宙に舞うシーンこそが焼き付けたい風景そのものだった気がする。 昨夜は☆☆☆でしたが、本日はセトリ以外は大満足でした。

矢沢永吉 @ 国立競技場(東京都)

2022/08/27 (土) 18:00開演

国立競技場でのライブはALL TOGATHR NOW振り。 新国立はどんな感じななだろうと期待を膨らませての参戦。 まずは「ちょっとコレはなぁ」というマイナス部分から。 これは新国立の作りの問題と自分の席の(2層17列の最後方)なんだろうけど、2層1列位までは屋根が被さっていて反響音がきつかった。 永ちゃんが両手を上げて手を叩いていたり、アリーナ席もそれに合わせいるのに2層スタンド(きっと3層も)は残響音のせいなのか、手拍子のタイミングがアリーナとズレてしまい、パン_ _パンとアリーナが手拍子をしているのに、_パン_ _パンとズレていたり、ズレてることに気がついた人がアリーナに合わせようとして、満遍なくパンパン聞こえていた感じだった。 それとスピーカーがステージ両サイドにしかなく、音が非常に悪く感じでしまった。 新国立は初めて尽くしなことなので仕方ないのかも知れないけど、もう少しスピーカーの数を増やさないと新国立でのライブは厳しいなと感じた。 どこの席でも変化が少ないようにPAチェックはして欲しかったかな? 永ちゃんに付いているPAの会社は何処なんだろと、ライブ中気になって気になって仕方なかった。 個人的に気に入っている新井音響だったら、このステージをどうゆう感じでサウンドチェックしたのかな? まっ、その反面、お祭りだからそこまで求める必要ないと言われたらそれまでですが。 後は個人的なことで、観客それぞれの感覚があるから仕方ないのかも知れないけど、周年ライブでこのセトリはイマイチというかイマサンくらいに思ってしまった。 ゲストのMisiaの出し方も、一見coolなのかも知れないが、1曲だけで終わらすのならば出演しなくても良かったのではないかな? キャデラック?に乗って1周していたのだけど、そのシーンもただ回るのではなく歌いながらだったら最高だったのになと。 ただ永ちゃんの体力というか、パワーにはいつも脱帽してしまう。 小田和正しかり山下達郎しかり、この年代のミュージシャンのパワフルさはどこから生まれているのだろうか?(次の世代の佐野元春や浜田省吾、ユーミン、桑田佳祐もそうだけど) それとステージをゴール裏とかにすれば、観客数をもっと増やし収益を上げることが出来たのに敢えてメイン側にステージをもってきたのは、勝手な想像だけど永ちゃんが「少しでもみんなに矢沢を近くに感じてもらおうぜ」的なことを言ってくれたのかな? さて、本日2日目も参戦するので、音響的な調整が出来ていたらいいかな。 ということで厳しいけど初日は☆☆☆ということで。

Night Tempo @ 恵比寿LIQUIDROOM(東京都)

2022/08/16 (火) 19:00開演

10分押しながらの始まりで、DJ TIMEも20分くらいを予定していたけど40分近くプレイするとのことで始まった。 MCからするに人は良いのだろうなと伝わってきたし、慣れない日本語でMCをするのは素晴らしいけど、ゲスト入れ出しのMCで無駄な時間というか妙に間が抜けてしまい観ていて辛かったな。 明らかにBONNY PINKや野宮真貴は困っていた非常が見受けられたのはご愛嬌? 1人目のゲストはフィロソフィーのダンスの十束おとは。 フィロソフィーのダンスは竹内アンナ経由で知ってSAPIOSEXUALは良く聴いていたので単独だけど獣束おとはを聴けたのはラッキーだった。 続いては竹内美宥。 元AKBというのは数日前に知ったので、中々予習的なこともせずに初見に。 AKB自体も中期のヒットしていたくらいしか知らなかったのだけど、このSentimentalという曲は初聴だけど、彼女の声と曲がハマっていて良かった。 3番手はBONNY PINKで、個人的に久々生で観られて良かった。 変わらずに気怠さの中にパワーを秘めたボーカルスタイルは健在でした。 4番手はラストなので野宮真貴かと思っていたら矢上葵が登場。 コレでラストの野宮真貴を入れたらフジロックメンバーが勢揃いという豪華な布陣。 しかも3曲という大サービス。 これから新たなユニットを組むからのお披露目的な意味合いもあったのかな? 勿論、悪くなく良い感じ。 ラストは御大の野宮真貴。 今年は生野宮真貴は3回目という年で、ビルボードやポータブルロックのライブよりも派手な衣装で登場。 自分でも言っていたが、1人ミラーボールという出立ちで2曲を披露。 コレで終了と思いきや、昭和歌謡から淋しい熱帯魚と君は1000%のサービスで観客も飛び跳ねての大円団。 君は1000%がかかった時の会場の盛り上がりはエアコンの効いたフジロックかと勘違いさせる盛り上がりだった。 秋に本家のカルロス・トシキを観るので違う意味でも良かった。 2時間20分のステージが終了。 個人的には良く言えばまったり、悪く言うともっさりしたMCがなければ濃密になって残念。 それにBONNY PINKや十束おとは、竹内美宥を1曲だけという贅沢な使い方は勿体ないかな。

セトリを予習してからライブに行くタイプなので、出だしの驚きは薄れてしまったけど、立て続けにこの2曲を持ってくるのは反則に近いw ミスチルだったらHANABI、佐野元春ならSOMEDAY、山下達郎ならクリスマスイブから始めるような反則技だと思ってしまったw そりゃ1曲目からノリノリになってクラブと化してしまうよ。 (年代的にはディスコかな) この2曲で鷲掴みにされた我々はもう岡村ちゃんの掌で踊らされる孫悟空状態。 新旧合わせ怒涛の7曲を撃ち込まれた身体はまるで操り人形のようにステップを踏んでクラップをしまくって腕を上げまくってしまった。 自分ごとだが、今回は体調がイマイチで席も後ろから2列目だったのでまったり観ようと思い3年振りにデートをしに来たのに、全く予定のない動きに終わってからあたふたしてしまった。 同性だが、岡村ちゃんのデートはやっぱり振り回すのだなと勝手に想像w そしてステージは相変わらずクールに殆どMCを挟まずに進行し、1曲でも多く届けたいのだろうな。 SOMEDAYの時にMCらしきことを言っていて、「川口ベイベ。今夜はどうもありがとう。この環境下を乗り越えて 、この環境下を乗り越えて来てくれていつまでこの環境は続くんだろう。マスクを付けて表情がわからなくてちょっと辛い。でも、ずーっとこんなんじゃないよ。いつか変わるよ。 みんなの笑顔が見えるよ。 Somedayいつか変わるよ。 皆もそうでしょう?」 1番伝えたい事を、他ミュージシャンの曲で伝えるのもクールでカッコいいな。 U2を歌いたがったり、山下達郎を歌ったりするのはお客さんを楽しませようという感覚よりも、自分が楽しもうとするのが優先で、必然的にそれが一番お客さんが楽しんでしまう流れは相変わらずだね。 先月、山下達郎のライブに3年振りに行ってSOMEDAYを聴いて、今月まさかの岡村ちゃんのカバーでSOMEDAYを聴けるとは思わなかった。 そして敢えてこのカバーが1番メッセージ性が強くなっているなとコレを書いていて認識した。 キーボードの富士子氏の声質がDAOKOに聴こえたりチャカに聴こえたりして、個人的には好みだったな。 投げキッスも20回近くしていたのは、初めて見た。 相当に岡村ちゃん自身も手応えがあったのてまはないかな? 次回のツアーでも埼玉が定番になればいいかな。

Cody・Lee(李) @ Spotify O-EAST(東京都)

2022/07/11 (月) 19:00開演

チケット発売日を忘れていてSOLD OUTとなり諦めていたけど、キャンセル分でラッキーにもゲット! まさかこの時代にポータブルロックを生で観られるとは思いもしなかった。 ポータブルロックは初めての参戦なので、どんな雰囲気のライブなのか検討が付かなかったのだけど思っていたよりも非常にまったりとした流れで、MCの回数も結構多く間延びしてしまっていてもう少し何とかならなかったかな? まぁ、曲のタイトルを毎回言っていただけたのはセトリをチェックするには楽で良かったけど。 野宮真貴の現役感が強すぎてて、メンバーとの現役感差が凄まじく感じてしまったけど、腕は間違いない方々ばかりなんだけどね。 MCで言われて鈴木智文って8 1/2に在籍していたんだった!と何十年振りに記憶が蘇り、演奏中は東京ロッカーズを思い出し、8 1/2から初期のポータブルロックってニューウェーブ繋がりだったんだなと改めて流れが気がついた。 途中、negiccoの Kaedeが登場しピアノをバックに4曲歌い、まさかジュピターを聴けるとは感無量。 妊娠中なのに新潟かや参加してくれたことに感謝。 鈴木慶一が登場し(ここは割愛) アンコールでKaedeと野宮真貴がアイドルと小西康陽作のアイドルばかり聴かないをデュエットをしたが、小西negiccoに提供した曲だが、野宮真貴が歌うとピチカートファイブになるのは流石だなぁと。 個人的には、椅子席のあるもう少し大きな箱でやってくれたら良かったのに。 衣装替えもあり、せっかく新しくお披露目出来る機会なのににFEVERだと、ステージが低いので後方からだと肩から上しか見えなかったのは残念だった。 ファンも年齢が上がっていて2時間オーバーはしんどそうだった。

フレンズ @ 恵比寿LIQUIDROOM(東京都)

2022/07/07 (木) 19:00開演

入場寸前で電子チケットが行方不明になり、チケ担当の方と10分以上色々試してみて、やっと入場出来て焦ってしまった。 今年はえみそんのソロを、含めて4度目のフレンズ。 1曲目は新曲、「夜は嫌い」。 コレはwwwでYONA YONA WEEKENDERSとの2マンの時に初おろしをしていてずっと気になっていた曲。 ベースのラインが非常に好みでずっと耳に残っていた。 フレンズもファンを乗せるのが上手くてあっという間に懐に入って行くと言うか入れてしまって会場は直ぐに一体感にしてアウェイだとしても簡単にホームにする力を持っているなと感じた。 U.K.LのMCの時に動画に撮ってSNSに UPしてねと言っていたけど、アンコールのMCでは全編撮っても問題ないようなMCをしていて、宇多田ヒカルのような素晴らしい対応力だなと感じた。 全編とは言わないが、一部の撮影をOKしてSNSに UPすることで新規のファンわ捕まえる可能性があるのは今はの時代には大切なことだよな。 まぁ問題もあるだろけど。 ひろせひろせが居なくなって、一時は心配をしたけど、全くの心配はいらなかったね。 第2次フレンズに突入した感じかな。 まぁ戻ってくれるならばそれが一番いいのだけど。 ちょい不満があるとしたら、曲数が少し少なかったかな? アンコール入れて15曲は物足りないないね。 本編16〜18曲はやって欲しかったかな。

竹内アンナtour final。 ずっと見てきたけど、竹内アンナ史上、1番ファンが入っていて一体感も史上最高だったような気がする。 次の大きなステージに向かう場面を目撃出来たかも知れない。 次はワンマンでZepp Tourが視野に入ってきたかな。 1曲目のLove Your Loveから竹内アンナが煽らなくても全ての観客がノリノリになって揺れているのは、彼女のライブでは初めてかも知れない。 それとMCも格段に上達していて、流れがスムーズになって良い感じだった。 弾き語りも彼女の魅力ではあるが、やっぱりバンドセットでのライブの盛り上がりは素晴らしい。 Free! Free! Free!の時の一体感はヤバかったな。 1時間くらい歌っていても良かったのではと思ってしまった。 リアルタイムは知らないけど、その昔、吉田拓郎が人間なんてを2時間歌い続けていた感じで歌い続けていても文句は出なかったのではないかというくらいの凄味を感じた。 そして年に数本遭遇出来る多幸感溢れるライブだった。 前日に観た、ゆいにしおにも言えることなんだけど、これから大きく前進するためには、10〜30代の女性ファンを付けないと2〜3000人クラスの箱に向けて行くのはシンドイかな? コレは彼女が悪い訳ではなく、スタッフの課題だと思う。 その世代が付いたらLINE CUBEクラスは直ぐに到達しそう。 現状40〜50代のおじさんが結構固定で付いていて、逆に若いファンが観に来ずらいとかの肩身の狭い思いをしている感じだけど、コレが逆転して我々おじさんたちが肩身の狭い思いをしながらライブを観るようにならないと違うシーンに向かうには時間がかかり過ぎてしまうのではないかと感じた。 今日観た、フレンズなんかは動画、写真OKでSNSに UPしてねと言うくらいの緩さで、まるで宇多田ヒカルのように寛大で良かった。 小さなことだけど、SNSから拡散して誰かの目に止まることも必要じゃないかな? 現に、インスタに動画を UPしたら、知らない人達からメッセが届き「行くけ悩んでいたけど、ライブの雰囲気がわかり今度行ってみる」とか「初めて聴いたけどノリノリのバンドでいい感じですね。 サブスクで聴いてみます」とかのメッセが来るくらいだから、微々たるものだけどコツコツ若いファンを増やすことにスタッフは集中して欲しいかな。 このライブもwowowで放映が決まったけど、放映されるのは喜ばしいが今はwowowじゃないんだよな。 ゆいにしおのレコード会社はコロンビア、竹内アンナはテイチクとポップスのミュージシャンの売り方が微妙なんだよな。 竹内アンナは事務所がソニーなのだから、ソニーがもっと大々的にプッシュしなくてはならない次世代ミュージシャンと理解して欲しい。 才能ある彼女を生かすも殺すも事務所とレコード会社のやり方次第だと思うな。

昨年のspece ODD振りのワンマンライブ。 約半年振りに生で観た姿は、垢抜けてきたなと感じた。 ODDの時とは違い掴みはDrink Pray Love!で一気に会場を暖めてくれて出だしのぎこちなさを一気に払拭。 月見ルの時はかかり過ぎちゃっていたから、良い塩梅でのスタート。 サポートメンバーもドラム、キーボードと2人変更になっていたが、中々いい感じでドラムの岡田真帆は色々とアイコンタクトをし笑顔で叩く姿が観ていて楽しくなるし、キーボードのHiromuはクールなイメージで、ゆいにしのサポートでは今までにないタイプで新鮮だった。 今回のバンマス文太はアリーナクラスのエフェクターを持ち込み気合い十分。 松ちゃんは相変わらずハニカミながら顔でリズムを刻み4人の音がゆいにしの声を押し出してくれていて、ライブ毎に良さを更新している。 メジャーデビューも決まって、秋には新しいアルバムが出るみたいなのでそれを引っ提げてツアーを敢行して欲しいな。 次の日に観た竹内アンナにも言えることだけど、ファン層が高く特に男性ばかりなのが気になってしまい、長い目で見て同年代の女性ファンを主流にしないといけない時期に来ているのではないかな? 才能あるミュージシャンだからこそ、事務所の売り方で一気に跳ねる可能性を秘めているのだから事務所やレコード会社は責任重大だと思う。

4日連続ライブの3日目は、昨夜恵比寿でのkojikojiを観て、夜行バスで神戸に入り福山へ。 福山に向かう途中に観光を入れてしまったので、ライブ中寝てしまうのではと少し不安になってしまったが、疲れさても吹き飛ばすライブでした。 取り敢えずタクシーで会場へ向い、入場前に新作CDを予約してサインをゲット。 1発目は、達郎のハーモニーからのライブ定番のSPARKLE。 このギターのカッティングを聴くと、達郎のライブにやっと当選したのだなと毎回実感が湧いてくるから不思議。 3曲目のRECIPEは生で初聴。 ライブ定番曲はしっくりと耳に入ってくるけど、初めての楽曲は心地良い違和感というのだろうか、くすぐったく感じるのは自分だけなのだろうか? まぁ本人も2本目なのでご容赦をと言っていたので、まだライブ用には仕上がっていないのかも(RECIPEのことではないだろうが) (CHEER UP SUMMERはメドレーでなく丸々1曲聴きたかった) 吉田拓郎、中島みゆき、高橋真梨子と同世代のミュージシャンがライブから退く中で、山下達郎も近い将来退いてしまう時期が来るのだなとライブを観ながら思っていて、後何回観られるのだろうと思う中、会場に来ているファンの大半は50代以上なんだと思い、この人の生のパフォーマンスを今の10〜20代に直接観に来て欲しいなと思ってしまった。 ツアーの中で大阪と東京の会場で、20代以下限定ライブとかを開いて欲しいな。 音楽が何かって感じ取ってくれるんじゃないだろうか。 山下達郎のライブに行くといつも思うのだけど、曲中で手拍子はいらないんじゃないかな? 拍手の反響(残響)でせっかく演奏と歌声が掻き消されてしまうのは勿体無いかな。 じっくりと演奏と歌声を堪能した方が満足感が大きいと思える。 いつのライブに行っても、セトリをスカしたり、ハズしたりすることのない安心満点のライブでした。

kojikoji @ 恵比寿LIQUIDROOM(東京都)

2022/06/16 (木) 19:00開演

前日のLUCKY TAPESから本日はkojikoji。 まさか1ケ月に2回もkojikojiを観られるとは思わなかったな。 そして、2日続けてLUCKY TAPESとkojikojiの違うバージョンでのBLUEが聴けるという中々レアな幸せに遭遇。 やっぱりあの声に癒されているからこそ20〜30代の女性客がメインで、中々男性客は(特に1人参戦の)居心地が悪いというかライブが始まるまでは所在無さげでいたのではないかな? 3曲目が始まって直ぐに、フロア前方に居た人が倒れてしまったのだけど、全く動揺しないでスタッフを呼んで対応し、倒れた人が出た後に歌い始めたのは腹が座っている娘だなと感じた。 しかも歌い直しの時、出だしからではなく途切れた所からというのも中々肝っ玉がデカいなと思ってしまった。 しかし彼女の声質と独特の歌い方は稀有な存在で、もっともっと客前で披露して欲しいかな。 出来ればバンドとの絡みに寄って、特徴がもっと明確になると思うのでバンドセットでのツアーをやって欲しい。 前回のwall&wallの時よりもセトリが多く(ワンマンだから当たり前だけど)大満足でした。 久々にLIQUIDROOMだったけど、箱側もこれだけ人が入るのだったらフロアにテープでスクェアサークルを作ってくれないと、後から来た人が通路に溜まってしまい身動きが取れない中、移動する人たちが多くなりライブに集中出来ないのは改善の余地有りじゃないかな?

Lucky Tapes @ Zepp DiverCity(東京都)

2022/06/15 (水) 19:00開演

MCはKensukeから変わったのか? あんなに話す高橋海を見たのは初めてかもしれない。 そして出だしから9曲ぶっ続けで歌いきり、結果 Wアンコールの全22曲はラキテ史上1番セトリが多かったのではないかな? この編成の初っ端のBillboardに参戦したけど、あの時よりも明らかにバンド全体の音がUPしていて、聴いているコチラも自然と身体が揺れてしまった。 2曲目のレイディ・ブルースから揺れるドレスまではジャージーなアレンジに生まれ変わり、ケイティの野太いベースがリズムを刻みホーンセクションとの絡みがヤバかった。 ここにトロンボーンが入ってくれば、もっと分厚くなっていいのになと感じてはいたが贅沢はいえないか。 そしてラキテの3人はもちろんだけど、She her her hersの松浦大樹とLAGHEADSの宮川純とCRCK/LCKSの小西遼存在が相当に大きいなと思った。 松浦とケイティのリズム隊の相性は抜群だし、自分たちのバンドがkiki vivi lilyや大比良瑞希などをサポートし、有り余る若い才能を出しまくりの宮川純もLUCKY TAPESにはなくてはならない存在だし、象眠舎の活動や他ミュージシャンのサポートに引っ張りだこの小西遼、 またそこにゴスペルコーラス隊との相乗効果で分厚いサウンドに変化していた。 セトリに関しても、今までのツアーは曲数や時間的に物足りなさがあったけど、このライブに関してはラキテで1番お腹を満たしてくれる内容だった。 個人的にはMOOD、TONIGIT、22、レイディ・ブルース、MOONなどの曲が聴けて満足のまま帰宅。 しかしKensukeからMCを変わったのはなぜなんだろう?

6月4本目のライブは3月のフレンズとの2マン振り、ワンマンだと去年の12月以来なので半年以上も空いてしまった。 やっぱりワンマンでもお腹いっぱい耳に栄養を蓄えないとならないので、半年に一度はお願いしたいもんだ。 整理番号が300後半だったので、テーブル席は厳しくフロアに降りなきゃならんかなと思っていたが、運の良いことに座れた。 若い人は前に行って盛り上がりたい層ばかりなので逆に助かったわ。 今回はお客にアルコール差し入れ制度みたいなことをしていて、ステージ上にクーラーボックスが置かれ次々に呑み干していっていたのには笑うしかない。 新曲終了後に2組に分かれ、1組づつステージに残り(サポートメンバーを含む)居酒屋LIQUIDROOMを開店。 客もバーカウンターへ追加のドリンクを買いに行ける時間を作り、微々たるものだろうけど箱に貢献。 やっぱりどこの箱もコロナ禍で厳しい環境に置かれていたから少しでも売上げに貢献出来たのではないかな。 セトリも新旧織り混ぜてきていて、前の定番曲が聴けなかったのは、キャリアを重ねる上で仕方ないこと。 ただ居酒屋LIQUIDROOMを開店させなければ、後4曲は出来たなと酒をやめた自分は少し物足りなさを感じもしたが。 でも、こうゆうバンドもアリなのかも知れない。 まぁ、職人系のベテランミュージシャンからしたら間違いなく一喝されそうでは有るがw それと今日はライブは恵利香嬢のコーラスが良く通っていて、いつもに増して華を添えてくれていたかな。 コロナ禍になってLIQUIDROOMが満員になる光景を久々見られたのは、やっと先が見えて来たかなと感じたし、居酒屋LIQUIDROOMと謳って酒を煽るなんて、数ヶ月前では考えられなかったことだから良い兆しなんだなとプラスに考えられた。 ただ一部の客が1人だが、無駄に動いてビールを下段の人にかけてしまったり、後ろにいた女の子たちも迷惑がっていて何処のライブ会場でも空気を読めない奴はいるもんなんだな。 ビールかけたの自分だと疑われてしまったし(容疑は晴れたが) 徐々に解禁になるのだろうけど、ミュージシャンや回りの客に迷惑をかけたらいかんな。 それと磯野くんも言っていたたが、LIQUIDROOMがYYM史上最大の箱らしいが、ここを SOLDOUTにしたのだから次はzeppかなと思っていたが、日比谷野音を目標にするらしい。 武道館は酒を飲めないから、目標から除外の方向でみたいなw

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