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昨年のキネマ倶楽部公演に行けなかったので、今回は予定を絶対に入れないように満を持しての参戦。 今、東京キネマ倶楽部に合う3大ミュージシャンと言ったらEGO-WRAPPIN、Night Tempo、そしてTOKIMEKI RECORDSと個人的には思っていたので、コレで2バンドを制覇し、後は来年のNight Tempoのみと。 初のオリジナルアルバム、透明ガールのrelease patyとタイトルにあるように、まるで名盤ライブのような曲順で初披露でバッチリと観客の心を掴んだ感じだった。 アルバムの曲順通りだったので、古町ミナのイメージがすんなりと入ってきて、耳からの音と頭の中に浮かび上がったイメージのビジュアルがシンクロしていて、初のオリジナルなのに、何か懐かしい香りがする曲ばかりで、初見(聴)の人でも自然と身体が揺れてしまうノリの良さ。 途中、SHAKATAKの2曲で一瞬にして昭和に呼び戻された感覚になりつつ、久々に聴くmelrawのSAXが心地良く、改めてブラスの凄さを感じてしまった。 宮脇翔平が奏でるNight Birdsのピアノ(key)部分とmelrawのSAXの絡みは鳥肌もんだった。 その後2曲オリジナル曲を披露したのだが、完全にこの2曲は昭和の曲と錯覚してしまうSHAKATAK効果もあったはず。 現代の曲と80年代が融合したような雰囲気だった。 勿論、東京キネマ倶楽部という箱も大切なピースで。 アンコールは言うまでもなく。80年代の名曲の3曲を。 数あるPlastic Loveのカバーの中でもひかりの歌唱はカバーPlastic Loveベスト5に入るくらいの好みなので生で聴けたことは幸せだった。 次は最新カバー、オリジナル ラブの接吻。 こちらもmelrawのSAXとバンド(特にベースとドラム)&ひかりの絡み方が最高だった。 オーラスにtonunが登場し、山下達郎のSOMEDAYをひかりとコラボ。 これもThe ライブといった感じでレア感を出してくれて楽しめたな。 いつかTOKIMEKI RECORDSの(ひかり)でのフルライブ(2時間)を観てみたいな。 楽曲も20曲以上あるしね。 それと宇多田ヒカルのように、フル撮影をOKしてくれて嬉しかった。

春茶 @ 東京キネマ倶楽部(東京都)

2022/11/16 (水) 18:30開演

お初の春茶。 一十三十一、kojikoji、DIALUCKのハル、城戸あき子、Cody•Lee(李)の尾崎リノと個人的癒しボイスシンガーベスト6(半端な人数だけど)なんだけど、生で聴くと良さが増幅されてしまった。 系統としてはさよポニの息が漏れるような歌い方なんだけど、それが妙にハマってしまうな。 先月、コロナに罹患したけど普通に声が出ているようで良かった。 ライブタイトルがコンセプチュアルとなっていたので、終まぎとは違うセトリなんだろうなと思っていたけど、ここまでカバーソングを揃えてくるなんて逆に悪くないw しかも、ほぼほぼ自分が好きな曲というご褒美で満足。 整理番号が早かったから、2列目くらいをキープ出来たのだけど、腰が痛かったので1番後ろの壁に寄りかかって観ようと、腰的好位置をキープ出来たのだけど、東京キネマ倶楽部の特性を忘れていた。 屋根と観客の頭の隙間が1m弱しかないので観ずらさといったらなかった。 そしてライティングもほぼ逆光だったし、マスクして歌っていたのかな?+フードを深めに被っていたので、まるっきり御尊顔を拝見出来なかった。 顔出しNGは知っていたけど、まさかここまでガードが堅いとは思わなかった。 ラブリーサマーちゃんも(最近そうでもないけど)顔出しNGだけどライブではそこまで厳重じゃなかったから、春茶もそうなんだろうなと勝手に思っていた。 コレはコレでいいのだろうけど、今後キャパが大きくなって、ライティングなども制限されないのかな? 仕方ないことなのだろうけど本人顔出ししない人なので、ライブ中も顔を隠し、ほぼ闇鍋状態でのライブなので耳からしか楽しむことが出来ないのはライブを観る価値があるのかななんて一瞬迷いが生じてしまうな。 ライブだから臨場感を味わうのも醍醐味だからなぁ。

9月にXinUとmimeのライブが小さめな教会だったのだけど、その時に感じたのは音が素晴らしくクリアに聴けて良いなと感じていて、今回も音は良いのだろうなと漠然と思いながら教会の中へ。 中に入った瞬間に「えっ⁈」と口から出るくらいの天井の高さと広さ。 平面的な広さでいうと恵比寿ガーデンホールの1.5倍はある感じ。 それよりも目を引いたのは、コンクリートで出来た壁が素人の自分でもわかるくらいに音響効果抜群な反響を考慮した造りで、始まる前からワクワク感が半端なくなってしまった。 そして1曲目にこの空間にバッチリハマる「ペチュニアの花」、まさにアコギと歌声だけのためにあるのではないかな? ぶっちゃけ、外からの音を遮断出来ればレコーディングスタジオとしてもいけちゃうんじゃないかと思うようなクリアな感じ。 セトリは前回とほぼ変わらず( 曲順が変わったくらい)だったけど、カバーの1曲がTLCからジャネットに変更とアンコール1曲目はTEL meから新曲のmade by dayに。 サプライズとして、今月に発売される新曲をサビの部分だけ聴かせてもらえたのはラッキーだったかな。 弾き語りで聴くとしっとりした感じだったが、本人曰くロック調らしいのでこれを聴けたのはレアだったかな。 後はライブ中にずっとアンプラグドでやってくれないかなと思っていたのだけど、Love Your Loveの1番だけやってくれてラッキーだった。 何なら全曲アンプラグドでもいける箱だと思うな。 一度やって欲しいかな。

11月2本目は9月振りの十一嬢。 バンドセットでは記憶にないくらい久々。 1曲目から聴きたかったミステリートレインのイントロが鳴り始め、テンション爆上がり。 ビルボードの紹介でも書かれていりるが、本当にエアリーでコケティッシュなヴォーカルは唯一無二の存在だし、彼女が歌い出すとそこはアーバンな夏の景色が自然と浮かんで来て素晴らしい空間が生まれてしまうのは中々レアなヴォーカリストだと思う。 こんな上質なポップスを20年も歌い続けているのに、一般的に知名度が低いのは個人的には残念というか歯痒いな。 まぁ本人がそれほど売れることを目標にして活動しているわけでもないのだから、第三者がとやかく言うことではないのだけど、売れる→お金入る→活動費増える→大きめな箱や弦楽器や管楽器などのサポートメンバーフルで 的なライブも観てみたいとは思う。 今回は定番な曲からゲスト堀込泰行登場ということで、レアな曲も披露してくれた。 羽田までを歌ってくれたのだけど、せっかく来てくれたのだから3号線を外さないで欲しかったな。 やっぱり2人が揃うのって中々ないことだしね。 そう言えばサポートメンバーや一十三十一に合わせて出来るだけ衣装を合わせようとしたけど、合うものがなかったから青系で来てみたけど、意外と合っているのではないかと堀込泰行は言っていたが、間違いなく普段着にしか見えなかったw

11月3本目は1年振りのsirup。 sirupは小さな箱でしか観たことないから、武道館が本当に埋まるのかなと心配していたら、そんなこと気にするのがバカじゃんっていうくらいの満員だった。 ビルボード東京で一十三十一の20周年 を見終わって、ダッシュでタクシーに乗り武道館へ。 自分の予想では2〜3曲目は観られないなと思っていたが、Need You Badの途中で入場。 後で調べてみると、7曲目って? 20分遅れだったのに、7曲も披露しているってどんだけ詰め込みのMC無しだったんだ? 間がないままのハシゴとビルボードと武道館という違いがあり過ぎる空間に、入り込むまでCRAZYまで慣らし運転に時間がかかってしまってハシゴはするもんじゃないなと誓ったが今月は後2回しなくてはだった。 徐々に雰囲気にも溶け込んでいったら、もうこっちのもの。 跳ねて揺れて、マスク内で歌っての状態で、心地良い時間を過ごすことが出来た。 サポートメンバーもファミリーが一同に集まり、安定の音を供給していて素晴らしいメンバーを揃えたなと感じた。 しかしフル曲ではなかったけど、120分にMCを少なめにし29曲を詰め込むのは、sirupが如何に武道館への意気込みが強くサービス精神が旺盛なのかが伝わってきたな。 sirup第一章が終わって、新たな始まりの場所に参戦出来たのは良かった。

3ヶ月振りのCody•Lee(李)。 そしてお初のchelmico&真空ジェシカ。 何が楽しみって、ライブもなのだけど、キネマの2Fで観られるのが楽しみで仕方なかった。 整理番号は20番台だったから余裕で柵前をキープ出来るかと思っていたら、関係者席を半分近く取られていて、真逆の2列目というがっかり感。 柵に寄りかかって俯瞰して観たかったが、それでもキネマの2階からの眺めは最高で3組十分に満喫出来ました。 真空ジェシカがしっかり会場を暖めてくれていたのでどちらかというとvisitorなchelmicoも1曲目からノリノリになっていて、対バンじゃないくらいに盛り上がっていた。 ステージをいっぱいに使用してのパフォーマンスは、お初な人も取り込んでしまうくらいのパワーがあったように感じた。 iriとツーマンをやるらしいから、日程があったら行ってみたいな。 舞台転換もchelmicoがバンドセットとかではないので、スムーズな転換でCody•Lee(李)に。 前公演の郡山とは違ったセトリを用意してきていたが(個人的には郡山の方に聴きたい曲があったけど)コレはコレで有りなセトリだな。 2年前に制作したという未発表曲も聴けて、東京も聴けたし。 何より機材トラブルでDANCE風呂a!も1.3曲聴けたしで紫色のトラブルも個人的にはウェルカムでw アンコールにchelmicoが再登場と思いきや、鈴木真海子とガクが登場し場を盛り上げてありがとうって感じだった。 そしてRachelが登場してからは居場所が無くなった感も笑えた。 すももハイツへようこそ、来年もあるようだったらまた参戦してみたいかな。 勿論、ワンマンもね。

まさか、この時代にカルロス・トシキを観られるとは思いもしなかった。 あのハイトーンボイスを生で聴けるとは期待せずにはいられない。  と思ったら、1曲目の出だしから「おやっ?」と思う感じで、何か声がおかしいなと。 水を頻繁に飲み、水とは違う何か交互に口にしていたのがMCの時にわかった。 グルテンアレルギーで、知らない間に食べてしまったらしく喉にきたらしい。 水と別な物はハチミツで、大丈夫か?あんなに大量に摂取してと思うくらい摂取していた。 アレルギーが出たたのは仕方ないのだけど、ちょっと酷いくらいの声で往年のあのハイトーンボイスが聴けないのは非常に残念。 頑張って声を出そうとしているのだけど、どうしても掠れてしまい伸びもなくて観ていてこちら側が申し訳なるくらいな感覚になってしまった。 カルロス本人も申し訳なく感じていたのか、ファンサで握手やハイタッチ、写真撮影と女性ファンには堪らなかったのてまはないかな。 あの声さえ出たら☆は5だったのだけど、流石にステージをやるコンディションじゃないな。 Cotton Clucb、最高に良席で良かったし音も演奏も素晴らしく、SAXの響きはハンパなく良かったな。 喉を治ったらもう一度観たいとは思うけど・・・。 上でも書いたけど、握手やハイタッチ、歌唱までしたのはコロナ禍になってから初めてだった。 やっぱり声出しはいいよなぁ。

こう見えてオフコース時代、いやラブストーリーは突然に後くらいまで小田和正って苦手だったのに、いつの間にか毎tour参戦するようになったな。 子供の頃に鰻が苦手だったけど、歳を重ねて好きになった感覚なのかな? Encore tour以来3年振りのtourがやっと開催。 会場に入って最初に気が付いたのは、小田和正ライブ特有のステージ構成というか通路が、スタンド席に伸びて居なくて、ラブストーリーはの時にはファンの中に入って一緒に歌わない(歌えない)んだと「あぁ、コロナ禍だからか」と。 万来の拍手で登場し「風を待って」のイントロでモニターを見るとストリングスの面々がマイクを持ってコーラスをしていたのに驚いたのだけど、金原さんが満面の笑みで歌っていた姿は印象的だったな。 ミヤジのライブでヴァイオリンを弾いていた時に見せた以上に微笑んでいたな。 さて久々の小田和正。 ハイトーンボイスは変わらずに出ていたけど、ところどころ辛そうな印象も見受けられたのだけど、前日も150分の公演をこなしているのだから当たり前かな。 逆に75歳でこんなに綺麗なハイトーンボイスを出している方が凄いかと思う。 そしてtourお決まりのステージ(通路)を150分間に渡って歩きながら歌唱は、これも凄いことかな。 一辺45歩で歩いているから、単純に1公演で10000歩は越えていそう。 ただ前回、前々回のtourから比べると、やっぱりしんどそうで、そう思ってしまうと歩き方が大変そうに見えてしまった。 MCでも何度も「ボヤァー」としていると言っていたので少し心配をしてしまった。 今回、1度だけ走ったのだけど、走り終えて直ぐに息を切らさずに歌っていたのだから危惧し過ぎだったかな? まぁ言っても後期高齢者(枕詞にはスゲぇーが付くのだけどね) とにかく、無事にさいたま公演を終了して良かった。 残り僅かだけど、tour終了したら2019年のように追加をお願いしたいです。 無理しない程度にですが。 ここ最近、小田和正のライブを観て思うのは、「凄い」と思うのだが、「疲れた」とか「キツい」と簡単に口に出してはいけないなと思った。 Encore tourから3年の今tour、コロナが無ければ、もっと観られる機会があったのにコロナが憎いね。 そうそう、今tourのベースは何故有賀啓雄じゃなかったのかな?

Haruy @ 渋谷WWW(東京都)

2022/10/15 (土) 18:00開演

ワンマンのつもりで行ったらゲストが2組有りの3マンだった。 取り敢えずゲストの2組は後にして、メインのHauryから。 そりゃあデビューしたばかりで、ワンマンは曲数が足らな過ぎるね。 MAOの5曲と新曲2曲の計7曲を披露。 とにかくサポートメンバーがエゲツなかったから、音がめちゃくちゃ良かった。 彼の力も相当にあったのだろうな。 サポートの3人に負けない、力強さと動じないステージングを魅せてくれた。 アンコールでは、亡くなったHayataのことを話したら涙ぐんでしまいファンからの声援に立て直し、最後の1曲をHayataの盟友TAIHEIと一緒に制作したという曲を2人で披露。 2021年10月に亡くなってから、1年後にライブをお披露目出来たことは天国のHayataに届いたのではないかな? それではゲストなんだけど転換が苦手なんだよなぁ。 1番手はラッパーのole。 この人もお初だったけど、まぁラップはOK! 思ったよりメロディアスで聴きやすく、5曲共違和感なく聴けて、自然と身体が揺れていた。 2番手はTO-YOで、オルタナティブかロックなのかなと思っていたけど、コレが私の苦手なプログレ風でマヂにしんどかったわ。 5月のPHEWとFriday Night Plansの様相を呈するくらい地獄を味わってしまった。 主催のHaury側の事務所の人、もう少し対バンの相手を選んで欲しいな。 フェスじゃないんだから、ジャンルバラバラ過ぎだし。 一応、Hauryだけの☆ということで。

デビュー時から古内東子の曲のリズムが非常に好きで、一度はライブに行ってみたいと思っていたのに30年もかかってしまった。 当時は恋愛(OL)の教祖と言われていたので、きっと女性ファンばかりで居心地が悪く感じちゃうかと勝手なイメージで足を止めていたのだったが、気持ち女性が多いくらいで居心地は全く悪くなく、ソロ参戦している男性ファンも多数見受けられたのを知って、何でもっと早く来なかったのかと後悔してしまった。 とにかく、これが周年ライブの見本と言っていいくらいの2時間40分のステージでした。 セトリもスカしたり外したりせずに、ほぼ王道のセトリで、THE古内東子というラインナップ。(peach melbaが入っていなかったのは残念だったが) 今年観た周年ライブのミ○○○、E・YやC・Mより何倍もセトリの構成やステージ時間は大満足。 まぁ上記のミュージシャンも良かったのだけど、外してくるパターンは期待ハズレ的なイメージになってしまうので。 出だし3曲の掴みもバッチリで、嫌な上でも期待をしてしまった。 デビュー当時は枕詞で、古内東子と言えば恋愛の教祖や神様と言われていたけど(事務所やレコード会社主導だったのだろうけど)キャリアと共にファンの年齢層も上がっていき、この30周年の曲はファンの方々がそれぞれの歩んで来た人生(恋愛)を振り返るような感じだったのではないかな? 全25曲、160分は多幸感溢れるステージだった。 今まで彼女のライブに行かなかった30年って大損していたなと後悔。 そして古内東子のベースといったらオリラブの小松秀行が好きだったのだけど、この周年ライブには今の若手ベーシストのお気に入り、LAGHEADSの山本連がサポートに入っていて何か感慨深さを感じでしまった。 普段は自バンドや大比良瑞希、AAAAMYYY、kiki vivi lilyなどのサポートをしている彼が、大ベテランの古内東子のバックで弾いている姿は観ていて嬉しくなってしまった。 それとキーボードがブルー・ペパーズの井上薫というのも驚き! 彼女のバックで山本連&井上薫を観られ最高の夜をプレゼントされたなと。 初めて生で聴いたけど、30年前からchillをやっていたんだな。 そういえば、山本連ってパステルカラーのイメージが強かったのだけど、シックな黒も似合っていたな。 シックと言えば、古内東子も黒のドレスからアンコールでのオレンジ色(赤?)のギャップは素敵だったな。

9月2本目は、最近定番になってきたクレイジーケンバンド。 昨年はツアー+ビルボード 今年は、野宮真貴のゲスト+ツアー+ビルボードの予定で多幸感を何度も味わいに行きます。 出だし20分前で1階席半分も埋まっていなくて、Perfumeのニュースを聞いていたから、「クレイジーもなの?」と不安になってしまった。 開始時間には1階席は埋まったけど、2・3階席は開けなかったから1000人くらいしか入らなかったのか? これはいつも以上に大きなクラッピングとかで盛り上げなければと気合いが入ってしまった。 回りのファンも同じ気持ちだったのか、1曲目から総立ちでいつも以上に盛り上がっていたように感じた。 今回は新作の樹影をメインにセトリが組まれるのかなと想像していたが、出だしの6曲で後は通常営業。 そしてステージは気分が乗ったのか、セトリになかった曲が思い付きで2曲(多分)入ったり、 世界、西原商会の世界を突然歌い出した時はトロンボーンの河合わかばが袖で上着を脱いで休憩していたのに慌てて上着を着ずにステージにw 前回ツアーと同じで永ちゃんイジりで(リスペクトね)5曲ほど真似ながら歌ったのはご愛嬌。 剣さんも国立に観に行ったかのようなMC。 拍手で何を歌うかを決める曲は、超絶懐かしいクールスのCINDERELLA LIBERTYを披露。 いやいや贅沢な時間を過ごさせていただきました。 観客を楽しませるステージは相変わらず素晴らしく、クレイジーケンバンドを知らない人も一度はライブに足を運んだら、ハマること請け合いなんだけどな。 さぁ次は、12月のビルボード東京まで暫し我慢をせねば。

初のスタジオシアター&TENDRE。 大元も音が良いけど、こちらも音は抜群に良かった。 箱の感じは恵比寿ガーデンシアターぽい雰囲気で、1段目じゃなければどの席からでも観やすかった。 高崎音楽祭ということと、土岐麻子がゲストなので100%TENDREのファンじゃない高齢者の方もチラホラ(私もそちら寄りかも知れないが)いて、やり辛いステージになるのかなと想像していたけど、全くそんなことはなく途中から総立ちでクラッピング。 簡単にご新規さんを掴んだ感じだった。 サポートメンバーは syn AAAMYYY dr 松浦大樹 sax 小西遼 b高木翔太 pec ギャラクシー松井 と安定の面子。 今年は松浦大樹、小西遼の2人は色んなミュージシャンのサポートや自身のバンドで見かけていて、相当数見かけた感じ。 AAAMYYYは髪を思っていたよりもショートにしていて、今回のサポートは違う人かと思ってしまった。 ある意味、TENDREより楽しみにしていたのでホッとしたw 土岐麻子が入り、MCでは高木、小西の2人が大ファンとカミングアウトし、そこにcymbals時代の野球部に所属していたとギャラクシー松井が割って入ってわちゃわちゃw そう言えば、ギャラクシーのパーカッションを叩く時の笑顔が凄くいい感じだった。 showmoreのサポートdrのタイヘイのような笑顔で叩く姿はたま見ていて幸せにさせてくれた。 こんな地方まできて2曲で終わりなんて、何て贅沢な土岐麻子の使い方をするのだろう? てっきりアンコールで呼び込みをするかと思っていたらサクッと終了て・・・。 箱の音が良いだけではないのだろうなと思ったのは、TENDREの歌声が非常に聴きやすくて歌詞がスムーズに耳に入っていて、ボーカリストとしての才も高いのだなと感じだた。

showmore @ 青山月見ル君想フ(東京都)

2022/09/21 (水) 19:30開演

6月のemeraldとの2マン振りshowmore。 キャパが少ない月見ルで観られるのはラッキーだったな。 どの場所に居ても間近で観られるのは月見ルの良さだね。 1曲目に自分が1番好きなauroaからの入り、もう掴みはバッチリだね。 feat田中光がなくても成立させてしまうauroaの破壊力。(田中光の違う破壊力も凄いのだが) ライブを観るたびに感じるのだけど、ドラムのタイヘイ、ベースの玉木正太郎、トランペットの山田丈造の3人を含めてshowmoreだなとつくづく感じる。 他ミュージシャンのサポートで3人をたまに見かけるのだけど、明らかにshowmoreで演奏している時の方が笑顔が多く、乗りまくっているように見える。 きっと本人たちは、そんなことはなく同じ力でやっていると言うだろうけど、第三者から観ると全く違く感じるのだよなぁ。 そして月見ルには普段はないグランドピアノが置かれており(前日まで別イベントで使用していたものを残したらしい)もう井上惇志のノリがいつもライブより違うように感じた。 そりゃあそうだよね。 生粋のピアニストだもん、目の前にグランドピアノなんかあったらヨダレたらしまくりだろうから。 そして根津まなみ。 もうね、ライブあまりやっていないのに化け物みたいな声量でした。 この人にはもっともっとライブを重ねて欲しいな。 年に1桁なんて少な過ぎ。 小さな箱でもいいから全国ライブハウスツアーを敢行して、生のshowmoreを観たことない人たちに観て欲しい。 CD音源も良いけど、この人達は生を観ないとホントの凄味が伝わらないと思う。 久々に月見ルだったけど、こんなに音の良い箱だったかな? アライ音響が? インディペンデントの誇りを感じられるステージだったな。 12月のライブも楽しみになって来た。

明日館をイメージして行ったけど、もっとこじんまりとした造りだった。 ただ会場に入って歩いた瞬間に、「ここは間違いなく音が良いぞ」と感じた。 程良い反響音が元音を数倍に拡幅してくれていてボーカル、ピアノ、ギターと素晴らしい音になっていた。 XinUがMCで言っていたけど、間違いなく空間の力というものを感じ取れた。 この建築物が101年前に造られているなんて信じられないくらい、素晴らしい音を醸し出してくれた。 【mime】  初見のバンドでした。 音源を聴いていたよりも数段、高音に伸びがあって、バンドとは違う魅力を見せてくれていた。 ピアノ、ギターと織りなすボーカルの強弱が教会の隅々まで届いて、どの席に座っていても音質は全く変わらなく感じたのではないかな? バンドでは今でいうchill風な感じだけど、アコスティックセットも180度違う雰囲気を伝えていたようにかんじた。 また一つ、ワンマンライブに足を運んでみたいバンドが増えてしまった。 【XinU】 コチラも先月、おススメで現れて聴いてみたら、どの曲もどストライクなミュージシャンで、速攻でライブがあると知ってチケットゲット! 初めて見た彼女は想像していたよりも背が高いことに驚いてしまった。 発表されている曲は7曲しかないが、被りを抜かして10曲披露していて初聴が3曲あったが、コチラもどストライクな曲だった。 1曲目の出だしをマイク無しで歌い、コチラも強弱がアクセントになっている歌い方で完全に彼女の虜になってしまった。 そしてサポートの竹田麻里絵が弾くピアノが、彼女の歌声を一つ上のステージに引き上げるくらいのパワーを感じた。 只者ではないピアニストなはず。 emeraldと一緒に制作した曲を披露。 2階にはemeraldのメンバーも来ていて、どうせならば一緒にステージに上がればいいのに。 しかしこの世代のでアーティストたちは横の繋がりがあるなと改めて感じた。 今日、XinUを観てemeraldが同じ空間に居て、自分は6月に emerald&showmoreをUNITで観ていて明明後日にはshowmoreのライブをたと。 昨日のモノンクルのサポートメンバーも繋がりがあるみたいだし、ベテランアーティストとは感覚が違ってきているんだな。 アンコール、ゲストにSAXプレイヤーの海野あゆみ嬢が登場し3人で演奏。 何ともないはずのSAXの音に涙が出てしまった。 コレがXinUが言っていた空間のパワーなんだと感じた。 最後には、mimeと一緒に歌い大円団。 若い素晴らしいミュージシャンがまだまだいるなと改めて感じた夜だった。

paris match @ Billboard Live TOKYO(東京都)

2022/09/15 (木) 18:00開演

初めて5F席に座ったけど(センター近辺)思ったよりも観やすかった。 気持ち椅子が高ければ、乗り出さないで観ることが出来て良かったのだけど。 前々日も初めて4Fサイド席に座ったのだけど、そこは観やすいのは少し落ちるが音は想像していたより良かったけど、5F席は音が篭って聴こえてしまい、元兵庫県の野々村竜太郎のように耳に手を当てて音を反響というか集めないとマヂに聴き辛かった。 やっぱり高さがある分、音の広がりは望めないのは仕方ないのかな。 特にボーカルの声が聴き辛いのは致命的かな。 それさえ気にしなければいつもと変わらずに分厚い音を出してくれてparis matchらしさ全開だった。 特にブラスの2人の存在感は半端ないね。 彼ら2人が居ないとparis matchのサウンドが出てこないなと改めて感じた。 セトリも晩夏から初秋にかけてのイメージのサウンドで構成されていて、久々にライブで聴いた曲もあって中々レアだったかな。 次回カバーアルバムを出すらしが、その中から高橋真梨子の真昼の別れと薬師丸ひろ子のWomanのカバーは絶品でした。 Womanをリハで歌唱している時に泣いてしまったらしいのだが、本番では歌い終わってから涙が出たみたいで感受性の強い人なんだなと。 今、生歌を聴いておくべき女性ボーカリストNo.1かも知れない。

佐野元春 @ Billboard Live TOKYO(東京都)

2022/09/12 (月) 18:00開演

元春のビルボードは3年ぶり。 一応、5月のナイアガラトライアングルでは観たけど。 6分押しての登場。 頭髪に合わせたかのような、上下真っ白なスーツ姿で登場。 70手前の人が着られるようなスーツじゃないよ。 元春だからこそ着こなせていて、イヤらしく感じさせないのだろうな。 今回は【自由の岸辺】と【月と先制君主】からのナンバーを中心にと言ったので予想セトリを考えながら予習をしたのでバッチリでした。 聴きたかった2曲は入っていなかったけどね。 いつも思うのだけどDr.Kyonの多彩な演奏に脱帽しました。 エレクトーンとピアノ、そしてバンドネオンを弾きながら(1曲で順繰り)とか、ギターを弾きながらとか、バンマスって感じでした。 井上富雄は安定したリズムを奏ていて主張も穏やかだけど存在感のある演奏。 しーたかは年齢を感じさせないドラミングで肩は痛くないのかね? 長田進は前日、前々日と浜田省吾のサポートでライブをこなし(初日を観たけどハードに3時間のステージを)今日から2日で4ステージと超人か? 普段は無愛想な表情の彼だけど、旧知の間柄のメンバーと(特にしーたか)のアイコンタクトでの笑顔が何回も見られたのは良かったかな。 元春は笑顔を振り撒きながら、満員のオーディエンスに「お待たせ。 会えて嬉しいよ。」と言っているようで、彼の笑顔を見てオーディエンスもまた笑顔が出るという多幸感が発生している空間が生み出されていたかな。 個人的にはアンコールがなかったのが残念だったくらいでした。

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