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フェス特集2024

宮本浩次 (エレファントカシマシ) のライブレビュー (9件)

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ロマンスの夜

2023/01/16 (月) 18:30開演 @ 東京ガーデンシアター(東京都)

赤菱さん

4日連チャンライブ最終日。 前日4時間ライブだったのでちょっとお疲れ気味なので、アリーナ席だけどスタンディングしなさそうなのでまったりとロマンスの夜を堪能しようと思っていたら、まぁ背のお高いおばさまが2列空けてその前2列にお座りになってしまい、これは立たないとシンドいと思っていたのだが、コレが立たないんだなぁ。 「マヂかぁ」 誰も立たないので仕方なく、頭と頭の隙間から風呂場の格子の隙間から覗く感じで15曲目までその状態。 愚痴は置いといて、歌声は完全復活したようで頭と頭の隙間どころか、頭を突き抜けてくるくらいの勢いでビシバシと耳に頭にそしてハートに響いて来て、楽曲が発表された時の思い出したりしながら、日本のスタンダードナンバーを新たな声とアレンジで過去と現在がクロスする感覚だった。 子供の頃に聴いた曲が、新たな息吹を注入されてREBORNされていく感じがまた気持ちが安らかになっていく。 全23曲、どの曲も甲乙付け難いくらい素晴らしく、「1曲選んで、いや3曲で」と言われても誰しも選ぶのは非常に困難な作業だろうな。 【喝采】でちあきなおみが乗り移ったようなパフォーマンス、ミヤジの後ろに中島みゆきが薄っすらと見えた【化粧】(ドッペルゲンガー?) 物凄くセクシーに感じた梓みちよの【二人でお酒を】 何度、聴いてもグッとくる「木綿のハンカチーフ】や【異邦人】 どれも捨て難い。 でも今回は、座りぱなしのストレスを解放してくれ一気に総立ちになった【ロマンス】は決まり。 そしてゾワゾワしてしまった【DESIER】はベスト3と2で、1番胸な刺さったのは、リアルタイムで聴いたことがなかった平山みきの【愛の戯れ】が1番だった。 アレンジが秀逸なのは当たり前だけど、ミヤジが抑えて歌う姿が妙に心に伝わってきた。 ライブ盤を出して欲しいな。 【恋人はサンタクロース】の歌詞飛ばしもカットしないでw 今回のセトリは自分の曲と沢田研二の【カサブランカダンディ】が男性の曲だったけど、次回同じ様なアルバムを出すならば男性の楽曲だけを選曲して、ライブでは【カサブランカダンディ】から始まるセトリが面白いな。 昭和歌謡はいいね! 来月のNight Tempoが待ち遠しいぞ。(普段はスタンディングは怠いと思っているのにw)

縦横無尽完結編 on birthday

2022/06/11 (土) 17:00開演 @ 国立代々木競技場 第一体育館(東京都)

赤菱さん

この日はJ:COM八王子で 川´3`) のライブの申し込みをしていて前々日に当落がわかり八王子を断念。 しかし何気で覗いた代々木公演が残っていてギリギリでミヤジの注釈付きの代々木チケットをゲットし(2日前という奇跡)流れ流れて代々木に参上。 2月振り今年3度目の参戦はBirthday Liveという記念すべきライブ。 しかしミヤジは大袈裟でなく、命を削って歌っているかのように感じる。 通常ツアーと違い、少しスペシャルな構成だった。 ステージ上の映像が映し出され、ツアーの場所を次々と映し出して、会場にいた全ての人がステージ上に集中していていつ現れるのかと見入っていたら、いきなりセンターステージから飛び出してくるという奇襲に度肝を抜かれてしまった。 そして1部のセトリでMCが3回程有るようになっていますが、MCと言うには短すぎる喋りで、1部15曲殆ど歌いまくっていてどんだけ肺活量があるのだと驚愕するしかない。 もう少し身体や喉を気をつけてよと逆に心配してしまうくらいの凄味を感じる。 (2部も同じくらい凄いし) 獣ゆく細道でステージ上から赤いハート型のヒラヒラが大量に落ちてきたのだけど、奇跡というか持っているというのかジャケットの胸ポケットに上手く入り込み、ハートのポケットチーフになったのはオシャレ。 メンバー紹介では名越のフレーズにスキャットのような唸りで合わせていくものの、途中に「長いと覚えられないから短く」とお茶目な面を出し、ドラムの玉田は素手でドラムソロを叩くという痛そうだったが凄いシーンを見られた。 rain-愛だけを信じて-ではセンターステージに円形の雨を降らし一瞬、博多のキャナルシティかと思ってしまった。 獣ゆく細道を聴いていてもしかしたら、椎名林檎嬢が明日ゲストで出るんじゃないかというように思ってしまった。 林檎博で椎名林檎の誕生日にミヤジが登場しているということを考えると無きにしも非ずかな? 明日行かれる方が羨ましい。 このコロナ禍の時代に3時間弱、28曲というお腹いっぱいになるステージを魅せてくれるのって本当のエンターティナーだと改めて感じさせてくれました。 そう言えば、ミヤジはステージの右側ばかり(アリーナから見て)来ていたけどクセなのかな? 壮大な祭りも終了し、次はバンドツアーを期待しちゃいますね。

宮本浩次 TOUR 2021~2022 日本全国縦横無尽

2022/02/27 (日) 18:00開演 @ iichiko総合文化センター グランシアタ(大分県)

utehkscさん

まず会場に入って驚いたのは客層の厚さ。 COVERの影響か、老若男女、特に私よりも先輩方が増えてる印象でした。(エレファントカシマシ比較) 指令塔小林武史さん率いる贅沢なバンド編成の音の中を、まさに縦横無尽に歌って踊りまくるミヤジさんは、新鮮かつ、なんとも自分自身も楽しんでいる印象で、更にそれがこちらにも伝わり、会場中にあふれんばかりのパワーを感じました。 2022年を迎え春も感じられるような曲も加わり、私たちに元気と愛と幸と…様々なパワーを送り続けてくれているようでした。 個人的には、小学生の卒業遠足で歌った「春なのに」を聞いて、当時を鮮明に思い出しました。音楽の凄さ、ミヤジ生声のその威力たるや、驚きと感動と共に実感しました。 出身地の「オオイタベイベー」も「愛してるぜー」も何度も言ってくれて、「かわいいぜ、かっこいいぜ、愛してるぜーーー!」と、Dr.豊夢さんとの臼杵トークもモエました。 いいコンサートだって何度か言ってくれたのも最高に嬉しかったし、こっちのセリフだよ!って感じです。 これからの人生、前向きに楽しもう!って思いました。 この気持ちを忘れないために、ミーハーレビュー、お許しください。 声が出せない代わりに、拍手と腕上げるの多めになって、筋肉痛も清々しいいい思い出です。 最高の五人衆、ありがとうございました!

宮本浩次 TOUR 2021~2022 日本全国縦横無尽

2022/02/13 (日) 18:00開演 @ 東京国際フォーラム ホールA(東京都)

赤菱さん

暗闇の中で「光の世界」が始まり2曲目の「夜明けのうた」で徐々にステージ後ろに朝日が昇って明るさが現れる演出から始まり、エレカシがcoolなステージだとしたら宮本浩次のステージはHotな印象でMCのシーンもエレカシの時よりも多く、彼の人柄が良く現れていたと思う。 昭和の名曲も彼が歌うと、彼の持ち歌に思えてしまうから不思議だ。 女性の歌でさえも宮本浩次のオリジナルと感じてしまう。 獣行く細道を歌っている時に、ふと思ったのだけど、「明日はバレンタインだなぁ」と。 もしかしたら林檎嬢のたまアリの周年ライブにミヤジがゲストで出演したから、お返しで14日公演に林檎嬢がゲストで出演したりしてと妄想しながら観てしまった。 東京は蔓防が発令していて、他のミュージシャンのライブは中止や延期が多い中、5000人キャパの箱をフルに入れて時間短縮や開始時間を早めるということもせずに愚直に真っ直ぐに歌を届ける姿は、東京国際フォーラムに来ている人だけではなく、コロナ禍の中で同じ想いをしている他のミュージシャンにも「そんなに怖がらなくても大丈夫だよべいべぇー」と伝えているように感じた。 蔓防と言う名の元に、20時過ぎたらコロナが起き出すらしいので飲食店は大体が閉店の中、26曲を18時から20時20分まで5000人が集まった会場でやり切る姿は素晴らしい。 まさに一体感を感じさせてくれたライブだった。 しかしMCもほぼ無いに等しいのに26曲+0.5曲も歌い続ける喉は一体どんな強靭な喉を持っているのだろうか? 0.5は東京協奏曲の歌詞を間違えていないのに、間違えたと思い新たに歌い直したということで、ちょっとお得でした。 後、ミヤジが観客に向かって「窮屈な思いをさせてゴメン」と言った後「俺が謝ることじゃないけど」とミヤジらしい優しさも見えてほっこりしてしまった。 それとバックのミュージシャンもあのkb小林武史.Gに名越由貴夫、D r玉田豊夢、BにSyrup 16gのキタダマキと錚々たるメンバーで驚いてしまった。

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