愛知芸術劇場大ホールという最高の音響環境での名古屋公演。次にこの規模のライブはあるか分からないプレミア感。バンドミュージックだけでも満足できそうな質の高さ。MACOのVOCAL力は磨きがかかり、MCは初々しさを残しながらもハッキリと聞こえやすい声で話してくれなんとも気持ちいい。 (以下ネタバレあり) 楽曲はメジャーアルバム以前からの曲を精力的に取り入れ、初期から最新までMACOの歴史を感じられるセットリストとなっている。メジャーのアルバムだけを聴いている人は半分ほどは分からない曲になってしまうので「22」「23(plus)」を聴いておくべきだろう。また、シングルのカップリングのカバー曲「Story」や「ONE DAY」を披露してくれるのでチェックしておくと良いでしょう。22や23の曲とシングル曲を組み合わせたバランスの良い選曲。中盤にはオリジナルアレンジ(うれし涙、恋心)もあり新鮮さをプラスしている。 観客に「歌って」アピールも多く、観客の声にも対話的に応えてくれサービス精神が高い。 ただ、MACOからの質問(「大切な人はいますか？」など)には観客の発言が少なめで寂しく観客の盛り上げ力は低かったところが残念である。アーティストからの質問には収拾がつかないほど声が飛び交うともっと盛り上がれると思います。 名古屋周辺の方々は本当にシャイです。ホントは言いたいのに恥ずかしいという感じです。ごめんなさいMACOさん(｡•́•̀｡) 次はもっとみんなで声を出して参加してライブを最高のものにしていきましょう。 観客パフォーマンスの伸びしろに期待して星4です。 あとライブTシャツ売り切れで残念でした。