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TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer のライブレビュー (4件)

TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer

TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer

2022/06/25 (土) ~ 2022/07/19 (火)
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TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer

2022/07/19 (火) 18:30開演 @ 東京国際フォーラム ホールA(東京都)

neoparanoizさん

『TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer』@国際フォーラム(2022.07.19) 個人的には、2019年8月の横浜スタジアム以来、約3年ぶりのライブ参加。この3年の間にボーカルの前田さんが声帯手術を受けたり、頸椎・腰椎のリハビリを行われるなど、体調的には万全ではないことを知っていただけに、楽しみ半分、心配半分での緊張感でライブが始まった。 ツアータイトル『Emotional Summer』の定義はどこに置いてあるのかな?と想像を膨らませる中での1曲目が『Remember Summer』。’92年発売の1’st ミニアルバム『Smile』からの1曲。やばい、すっげーエモい(笑)。続いた2曲目『めぐりくるSeason』(’91年発売の11thアルバム『湘南』収録)で、まんまと「郷愁に浸りきってしまう」くらいの「エモーショナルな夏」が蘇る。ちょうどこの頃の自身としては、遊び盛り真っ只中だったこともあり、夏を最高潮に満喫していた時代だったと思う。と同時に、まだまだ多感な年頃でもあったので、この時代のTUBEの曲を聴くだけで、その時々に抱えた喜怒哀楽の感情が鮮明に蘇ってくるのだ。 ライブ中の数曲の歌いだしで音程がつかみきれずなご様子があり、聴いているこちらがハラハラしてしまうこともあったけど、速攻でキーをつかみ切るところや、その後の安定した伸びのある歌声はさすが前田さん!と、聴いてるこちらの高揚感も青空を突き抜けるような、あの夏の気持ち良さに浸ることが出来た。 先日の6月に発売された、63枚目(!)のシングル『夏立ちぬ』。夏の季語とも言えるキーワードが連なる歌詞のそれは、聴いた当初は気恥ずかしさもあったのだが、このライブでの前田さんのMCや、セトリを通して聴いてみると、この数年で失われてしまった「夏の情緒」へのレトロスペクティブなのだなと感じた。四季がはっきりとしている日本特有のそれぞれの季節にある情緒。それぞれの良さを忘れないこと、それらを永遠としたい気持ち。その気持ちが、この数年での、中止になった夏祭り、マスクをしての海水浴などの「こうじゃない感」をそのままで終わらせたくないよねという、夏(情緒)への敬意というか。 いつからか、それぞれの季節を楽しめなくなってたり、感じようとしていなかったりし始めてるなと、特にこの数年で感じてもいたので、改めて、「(季節柄を)めっちゃ楽しんでた」感覚を大事にしたいなと思った。 そんな思いがじわじわと高まっていた中でのアンコールで『夕方チャンス到来』はまじ反則(笑)。最高潮にTUBEに傾倒していた高校時代に最も影響を受けたアルバム『Beach Time』の収録曲でもあり、’88年8月に初めて行われた横浜スタジアムでのライブの2曲目でもあった曲。’88年の横スタのライブは諸事情を経ての開催でもあったから、それも同時に思い出す、個人的には最強にエモい曲なのだ。 更には、ツアー千秋楽でもあったこともあり、特別にダブルアンコールも。何を演るのかと期待していたら…『Lonely Revolution』やないの!もう完全にノックアウトですわ。この曲こそがティーンエイジャーだった頃の「ぶつけ先の分からない怒りや不安感、叫び」みたいな感情を一身に表現してくれていた曲でもあったので、いま聴いても、自然に涙が出てきてしまうくらいにエモい1曲なのだ。 あー、完全に『Emotional Summer』だ(笑)。

TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer

2022/07/10 (日) 16:30開演 @ 愛知県芸術劇場(愛知県)

瑠璃色さん

【注意】本投稿はライブ内容のネタバレを含みます、閲覧には十分注意してください。 本ツアー初参戦です。 ツアータイトルがEmotional Summerということで、「Remember Summer」→「めぐりくるSeason」の早速エモい二曲で開幕。 「夏のDeja Vu」や「自由への卒業」など、2020年のアルバムから未披露曲も演奏されました。 生で聴いて改めて思ったのですが、「自由への卒業」は2010年の「最後のLove Song」レベルの名曲ですね、この先も何回も聴きたいと思いました。 中盤のエモいポイント「ひだまり」→「Summer Greeting」、まさか「ひだまり」を聴ける日が来るとは思いませんでした。 そのまま新曲「夏立ちぬ」へ。 自分の大切なものまで捨てないでというメッセージが強く伝わります。 本編終盤は「A Day In The Summer〜想い出は笑顔のまま〜」「真夏のピュ〜!」「裸足のラッキーガール」のTUBE王道爽やかソングで新曲を挟む形となりました。 「真夏のピュ〜!」はステージスクリーン上で振り付けがあったのですが、TUBEの振り付けにしてはいつもより難しかったです笑 あれはハマスタまでにマスターしなきゃいけないのか不安です。振り付け動画をTikTokで出してほしいですね。 本編ラストは「灯台」。 7年前に厚木市文化会館で聴いた時よりもさらにスケールアップしたように聴こえました。 CDを超えるというのはこのことを言うと思います。 アンコールは「泣いちゃえば」からの「夕方チャンス到来」、アンコールに来てまでエモさ全開です! 「泣いちゃえば」の始まり方が2年前のYouTubeを思い出させてくれました。 「夕方チャンス到来」は2014年のハマスタ以来ですが、個人的にはホールライブの終盤にピッタリなんじゃないかと思います。 全体のノリとかホールの一体感とマッチしてて心地よかったです。 メンバー紹介からのサポートメンバー退場して、4人でラスト曲「ひまわり(Love&Peace ver.)」。 リメイクされた「ひまわり」はあの頃聴いたものとはまた違った感情をもたらしてくれました。 最後は4人で「ハマスタで会いましょう!」コール。 満足感に浸りながら会場を後にしました。 今回のライブはカツオさんを活かす曲目がとても多かった印象です。 私はイントロや間奏の主旋律を春畑さんとユニゾンするところが大好きです。 増崎さんのギターも、特徴が春畑さんと違ってまた面白いと思いましたし、最近TUBEの屋台骨になりつつある宮崎さんのキーボードも含めて、サポートメンバーの演奏にも聴き入ってしまいました。 3年ぶりの満員のハマスタに向けて、今から楽しみで仕方ありません!

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