【ライブレポート】ルナフェス、オープニングアクトはLUNACY! 当時のビジュアルそのままの艶やかな演出で狂おしき奇跡!
2018/06/296月23日(土)、千葉・幕張メッセにてLUNA SEA主催のロックフェス・LUNATIC FEST. 2018初日が行われた。「狂おしき奇跡のFES再び。」をテーマに、史上最狂のロックフェスは幕を開けた。
今回は、MOTHER STAGE、MOON STAGEと、同規模のステージを2つ対極に設置。「全バンドがメインアクト」という主旨を前面に打ち出して行われた。
MOTHER STAGEのオープニングアクトとして“LUNACY”が出演とのことで、朝から会場は人で溢れている。
オーディエンスのクラップと歓声。LUNACYが登場するのを待ちわびるオーディエンスは、ステージに引き寄せられるようにグイッと前に詰めた。LUNACYとは、LUNA SEA結成当初の名義だ。金属音が混じった民族系のBGMに乗って、LUNACYがステージに現れた。
激しいイントロが響き渡り『SHADE』からパフォーマンスがスタート。ブラックの衣装で揃えたLUNACYは王道ビジュアル系の装いだ。黒く囲んだ目元が印象的なRYUICHIは、両手でマイク握りしめて歌いあげる。
特に目をひいたのは、赤く染まった長い髪を盛った真矢(ドラム)だ。デビューの頃を彷彿とさせるビジュアルにオーディエンスは狂喜乱舞した。
シームレスに『SYMPTOM』を披露。RYUICHIの色っぽいシャウトが会場を包み込む。歌中のセリフ「拒否反応 愛情の骸」を、RYUICHIが吐息まじりに披露すると、オーディエンスは歓喜の声をあげ、悩殺される。
RYUICHIは、「思いっきりたのしんで返ってくれよー!」と、LUNATIC FEST.のホストとしての立場も忘れない。
ラストは、『NIGHTMARE』。RYUICHIは、薬指と小指にマイクを挟んで艶っぽく歌いあげた。バンドサウンドを聴かせるフェーズも多く、確かな演奏技術を惜しげもないパフォーマンスで見せた。
LUNACYは、艶やかなステージを繰り広げ、LUNATIC FEST.にエンジンをかけた。
(取材/文:村松美紀)
LUNATIC FEST. 2018 MOTHER STAGE
LUNACY
M1 SHADE
M2 SYMPTOM
M3 NIGHTMARE
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