【ライブレポート】GLIM SPANKY “聴かせるロック”でオーディエンスの心をわしづかみ!<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018>
2018/08/188月12日、日本最大の野外音楽フェスイベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」のLAKE STAGEにGLIM SPANKYが登場し、全8曲を披露した。
2年目となる本イベントへの参加を「とても楽しみにしていた」との事で、ハスキーながら力強く、非常にパワフルなボーカル・松尾レミの歌声と共に映画『不能犯』の主題歌にも抜擢された「愚か者たち」やアップテンポチューン「怒りをくれよ」「褒めろよ」、メロウな新曲「ハートが冷める前に」などロックを軸としながらも様々な趣の楽曲を披露。
そしてオーディエンスに向かって松尾は「ロックの楽しみ方は自由。寝ながら聴いても良いし、とにかく楽しめば良い。一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。
そしてこの日は松尾が大学生の時に作ったという「大人になったら」も披露。
かつて音楽や絵を描いていた松尾に対し、周囲は「大人になれ」と苦言を呈してきたそうだが、その言葉を受けた松尾は「自分が尊敬する大人は目がキラキラしていた。(自分も)何歳になってもそうありたい。そして『大人になれ』と言った人たちにも届く歌を作りたいし、届けたい。そういう想いで作った」とこの楽曲に対する想いを静かに会場へ語りかけた。
この楽曲はロックでありつつ、松尾の優しさと愛情が込められており、聴き手の心を揺さぶるような一曲。
オーディエンスもそのメッセージにじっくりと耳を傾けている様子が見て取れた。
アップテンポなロックから、心に染み入るような“聴かせるロック”まで幅広い魅力を披露したGLIM SPANKY。
この日はファン以外の観客も多い中、その実力をもって多くのオーディエンスの心をわしづかみにしていた。
(取材/文:佐藤早雪)
セットリスト
M1 愚か者たち
M2 END ROLL
M3 怒りをくれよ
M4 ハートが冷める前に
M5 褒めろよ
M6 The Flowers
M7 大人になったら
M8 アイスタンドアローン
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