桑田佳祐

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うーじさん

AAAが2018年に終わりましたので、それ以来ですかねこういうイベントは。過去の名曲を桑田さんが歌い上げるという楽しみもあります。しかし今回はゲスト、が出ると。ゲストがどんな人なのかとも思っていましたが、相変わらずチケットが取れないので半ば諦めかけていたら、当日券を当日12時から売ると。ダメもとでやってみたら奇跡が起きました。桑田さん関係での武道館は今回のリセールと同じく一人1枚だった2015年葡萄以来です。席は真横の1階。周りは全員1人ですが案外若かった印象です。 住吉美紀さんという司会も最初に出て、桑田さんプロデュースのオープニングアクト後に桑田さん登場。拓郎さんの曲と明日へのマーチをたたみかけた後、「ロックを聴かないよね‥‥」とかましながら登場したのがまさかのあいみょん!これは驚きました。そして桑田さんハーモニーとともに「君はロックを聴かない」をぶちかましました。2002年に桑田さんがロッキンに出て以降ロッキンにはまり、その中でもあいみょんにも出逢っています。50代でもスッと入ってくる楽曲に癒されています。それが推しの桑田さんとの邂逅は一瞬にしてテンションMAX、夢のような共演ですね。 そして桜井さんは盟友ですが、もう19年振りになってるんですね、夢人島から。あれ以来だったようです。でもやはり絵になる。「奇跡の地球」が注目されましたけど「慕情」を二人で歌い上げたのは圧巻です。これは聴けません。 こうなると原さんは予想できましたが、ソロライブはハズれてましたからソロ楽曲聴けたのは新鮮です。「いちょう並木のセレナーデ」は秋ソングでこの時期によく聴く曲でこれも嬉しい。 吉井さんは昨年ロッキンの大団円の中心にもいましたが、桑田さんの「東京」を歌い上げたのが、桑田さん以外の人が歌っても、かっこよさを感じたのは意外でした。お互い闘病を乗り越えた同志なのですが、素敵な関係が垣間見れるのです。 桑田さんと桜井さんと吉井さんのコラボや、あいみょんの歌のうまさを再認識した「なごり雪」など、うちでの小槌のようです。 その後のゲストは年齢層も相まって地響きのような歓声が、相当なレアアイテムと言える竹内まりやさんの登場です。これはスゴかったですね。桑田さん入院時にスーパーで聴いて涙したエピソードを語り「涙のキッス」を歌ったのは新鮮中の新鮮ですよ。弟がベターデイズで桑田さんの後輩というのは初見でしたね。 しかし、今日の最強アイテムはまりやさんの「静かな伝説」ですね。達郎さんがいたら最高でしたが、桑田さん原さんが生コーラスで歌い上げたのは、最強アイテムでした。鳥肌中の鳥肌で、これは耳に焼き付けようと必死でした。 アンコールは全員揃ってシングして、最後の最後は桑田さんひとりで「祭りのあと」‥…いやぁ、こんな贅沢な空間はそうはありませんよ。昨年ロッキンや2006年の夢人島の希望の轍や93年AAAの勝手にシンドバッドなど大団円はたくさんありましたが、ゲスト全員が持ち歌ありで桑田さんのハーモニー付きというものは、そんな簡単に聴けませんって。当日券ありがとうです。 あと、桑田さんの「ヨイトマケの唄」を久しぶりに生で聴けました。初めて聴いたのが93年の武道館。あの時観客をグッと引き寄せ、それが名盤「孤独の太陽」に繋がる大きな1曲、やはりスゴい。こういうイベントの必要性を感じますね。 まだまだこれからも可能性がいろいろ期待できる、ホントに素晴らしいライブだったと思います。桑田さんまたお祭りよろしくお願いします。あと、ソロになったら秋にもなったしロッキンに出てください。ソロだからサザンじゃないので。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2002

2002/08/10 (土) 19:00出演 @ GRASS STAGE at 国営ひたち海浜公園(茨城県)

うーじさん

渋谷さんの主催なので、遅かれ早かれ桑田さんがロッキンへ出ることは予想されました。ソロワークなら出やすい環境であろうと思ったので、2002年は攻めの桑田さんでしたので、この頃多くなってきたロックフェスへの参戦が実現しました。 この時点でソロだと50曲までは無かった時期。フェスはある意味アウェー感ありますので、つかみは「希望の轍」を選曲しましたね。2000年の茅ヶ崎ライブや2018年のロッキンでも魅せた技術ですね。この曲がここまで大衆に入り込むとは、ホントに分からないですね。 しかしながら、LIVE初登場の新しいアルバムの曲を続けてやってきましたが、初見の人は知った曲は少ないわけで、良し悪しを確実に判断していました。BLUE MONDAYなどは吸い込まれていた若年層が多く感じました。自分も初見で吸い込まれたわけですが。 月→東京というスゴい流れはファンの間でも賛否のある楽曲ですが、この空間では相当受け入れられていた空気です。私はフェスは前に突っ込まないでそこそこ見えて踊りまくれる空間を選びます。前というのはその演者のファンが陣取るので反応が良いのは当たり前。ある程度後ろだと初見も揃うので、本当の反応を味わえます。つまらなければ桑田さんであってもすぐいなくなりますから。それがフェスの厳しさでもあり凄さでもあります。2002年はまだ20代でも桑田さんをある程度聴く層も今より多かったし、理解度も今よりあるはず。この2曲に引き込まれていましたね。 あとは波乗りの水かけやマンピーやHotel Pacificなどやりたい放題の、大盛り上がり大会。桑田さんのエンターテイメントさを感じましたね。 締めは「祭りのあと」でした。前年の札幌LIVEでラストで初めて演奏したのですが、泣けるんですよ、この曲は。そしてロッキンでも泣き泣きでした。一緒に連れてきた当時22歳の女が、この曲で号泣してたのを見て、やはりこの曲の持っている力を感じました。そもそもセットリストで流れが難しいのでラストにしたみたいな桑田さんの発言を聞いたことがあります。大正解ですよね。最後の方に演奏することが多くなったのは、このロッキンが大きかったのではないでしょうか。 サザンでは2024年フェス最後と言いますが、ソロではまだ出て頂きたいですね。JAPANJAMもありますので、夏に拘らず元気なうちはよろしくお願いしたいですね。

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シャウト 投稿

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