細野晴臣氏によるメンバー紹介で、福岡近隣の山口県に実家のあるバンドメンバー:野村卓史氏の母親がご来場との事で一瞬客電が点いたが、ご本人は名乗り出なかった。 MCを挟んだ構成で終始和やか、短い曲が殆んどな分、曲数も多く、またバンドの演奏力も抜群で文句のない楽しいコンサートでした。

200名弱の小さなハコで細野さんのライブを聴けるなんて、贅沢の極みです。音響も細野さんが言っていた通り素晴らしい。 小学校低学年くらいの子どもがいて、内容をわかっているのかわかっていないのか、細野さんのMCで大笑いして、細野さんも和んでいました。 今回のツアーで唯一"Hosonova"から"Smile"をやってくれました。絶品でした。 さすがはグルーヴの魔術師と言われただけあって、4ピースのアコースティックな編成でもクラクラするようなビートでした。 例えるならば熟成されたワインのような芳醇なライブでした。

全曲説明までは出来ないが、昔の無国籍サウンドの3部作から、最近の枯れた戦中戦後のアメリカンミュージックのカバーまで、軽妙なトークを交えて約2時間を切るステージでした！欲を言えば、あのサウンドなら、椅子に座ってじっくり聴きたかった(涙)