Paul McCartney

ポール・マッカートニー

Paul McCartney

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ライブレビュー(28件)

OUT THERE

2013/11/19 (火) 19:00開演 @ 東京ドーム(東京都)

ひらりさん

照明が落ちてからのライブ本編はまさしく「夢の中にいるような」時間。超一流のミュージシャンたちが紡ぐ稀代の名曲たちは、CDで聴くそれらと比較してロックはより激しく、バラードはより優しく、そしてポップソングはより楽しく響き、とにかく1曲々々の存在感が尋常じゃない。ポールは曲ごとにエレキ、アコースティックとギターを何本も持ち替え、時にはピアノを華麗に弾きこなし、とまさに獅子奮迅。そして極めつけは、激しいシャウトも厭わず衰えを知らないそのヴォーカル。アリーナは終始総立ちの状態で大盛り上がりのステージとなったのでした。 語るまでもなくそのすべてが印象的だったのですが、敢えていくつかを挙げるとすれば、今回のジャパンツアーでは初演奏となった "Jet"。公民権運動盛んな当時のアメリカへ贈ったとの紹介で始まり、可動式舞台の上でアコースティックギター1本で歌った "Black Bird"。ジョージ・ハリソンの所持していたウクレレでアレンジを加えた "Something"。会場全員が歌うことを楽しんだ "Ob-La-Di Ob-La-Da"、"Hey Jude"。ドームの中に火柱が何度も上がった "Live And Let Die"。フクシマへ捧げるよ、との言葉とともに始まった "Yesterday" あたりでしょうか。 そして、英語のMCにスクリーンで日本語訳を表示させてくれたり、「キョウモ ニホンゴ ガンバリマス」、「デモ エイゴノホウガ トクイデス」とカンペを見ながらMCを頑張る姿に、観客全員を楽しませようとするプロフェッショナルとしてのこだわりが垣間見えて感動しました。 まだまだパワフルなこの御方、今後も私たちをワクワクさせてくれそうです。

OUT THERE

2015/04/28 (火) 18:30開演 @ 日本武道館(東京都)

ひらりさん

次々と客席で巻き起こるウェーブに出迎えられ、開演前から思わず二ヤリ。普段の親しみ慣れたライブとは異なり、観衆の期待や興奮などが作り出す雰囲気が重厚で、途切れない地鳴りのような歓声など、その熱狂や反応がビシビシ伝わってきた今夜は、改めて武道館が持つコンサート会場としてのポテンシャルの高さを再認識できました。 注目されていた演奏は、通常のドーム公演より曲数、時間ともに少なかったのですが、レアな演奏曲が含まれたことや、「ブドーカン!」と連呼するポールのMCを体感すると、日本人が「ビートルズ武道館公演」に抱く特別性を理解してくれたように思えて嬉しかったな。そしてやはり、楽曲の持つ魅力がそれぞれ尋常ではないのです。これをナマ音で直撃されて「冷静でいろ」というのは、あまりにも無理な注文ですよね。 さらに今夜は、すべての客席に発光型リストバンドが配られるという特別な趣向があり、『座席ごとにプログラミングされたこのライトのスイッチをONにして手首に付けて下さい。(これはポール本人には内緒の演出です)』との内容で、主催者であるキョードー東京からの協力要請が同封されていたのです。果たして"Let It Be"のイントロで炎のような灯りが無数に点灯し、幻想的に彩られた場内の華やかさには、「ワォ」「スゴイね」と驚いてくれたポールのみならず、私も思わず感嘆のため息。この仕掛けは終演まで続き、アンコール時に日英両国の国旗を客席に浮かび上がらせたり、様々な色彩に点灯を変化させたりと、素晴らしいアイデアで場内の興奮も一気に最高潮に。 すべての演奏を終えたポールが叫んだ「マタ、アイマショー」の言葉。この感動を再び日本で体感できるかもしれないという新たな期待を刻んで武道館を後にした私にとって、紛れもなく今夜は贅沢すぎる時間でありました。

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シャウト 投稿

編集部:

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