ライブレビュー(12件)

エレファントカシマシ

2018/03/18 (日) 19:40出演 @ さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)

 ラストは主催のエレファントカシマシ。ステージは地明かりで照らされていて、そこにメンバーがすっと入ってくる。静寂のあと、唐突に「RAINBOW」で始まった。とてつもないパワーだった。スピッツとMr.Childrenのライヴの余韻を打ち消してやる、とでもいうような勢い。ファンの盛り上がりも最高潮だった(主催だから当たり前なのだが)。パワータイプの冒頭二曲から一転、「悲しみの果て」や「風に吹かれて」などのメロディアスな曲も披露。ベテランバンドの幅の広さを改めて確認した。マイペースにオルタナサウンドを聴かせたスピッツ、会場を一つにまとめ上げたMr.Childrenに対して、エレファントカシマシのライヴはカオス。なにがなんだか分からないまま、宮本を始めとするメンバーの繊細かつ力強いライヴに会場が巻き込まれている、といったような感じだった。  ライヴも終盤になったところで、なにやら知らない曲を演奏していると思ったらまさかの新曲「Easy Go」だった。いい意味でアマチュアバンドのような若さを感じさせる曲だった。そしてシングルにならなかった「FLYER」で締めた。  その後はアンコール。宮本の呼びかけに応じてスピッツとMr.Childrenが登場! 「ファイティングマン」を演奏した。この日一番のカオスはこのセッションだった。意味不明な感動と興奮を残したまま、3マンライヴは幕を閉じた。

Mr.Children

2018/03/18 (日) 18:20出演 @ さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)

 スピッツの次はMr.Children。三バンドの中では一番売れており、ファンクラブの会員数も一番多いバンドだと思われる。自分はそこまで普段からMr.Childrenを聴いているわけではないのだが、それでも聴き覚えのある曲が盛りだくさんのセトリで、まさに「国民的ロックバンド」と呼ぶにふさわしいバンドだということを再確認した。「HANABI」、「innocent world」で他バンドのファンがいるにも関わらず客に「歌える?」とマイクを向ける場面も。この王様っぷりもある意味ロックである。  四曲目ではエレファントカシマシの「太陽ギラギラ」をカヴァー。知らない人が聴いたら「こんな曲もできるんだ!」と勘違いをするのではないか、と思われるほど自分たちのものにしていた。素晴らしいカヴァーだった。有名曲だけではなく、最新曲も披露。まだこれからいくらでもいけるバンドだと宣言するかのようだった。  自分は個人的にはサビなどを客に歌わせるパフォーマンスは苦手なのだが、今回Mr.Childrenのライヴを観て聴いて、会場の全員を惹きつけるためには必要不可欠なパフォーマンスなんだと理解できた。他の二バンドからもそうだが、今回の3マンライヴでは多くの発見、収穫があった。素晴らしいことだ。

エレファントカシマシ

2018/03/18 (日) 19:40出演 @ さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)

靴ひもさん

トップバッターのスピッツ。 この3組のバンドの中で唯一生で観るのが初でした。1曲目の「春の歌」でワクワクしていたこの日の興奮が溢れ出て、ボロボロと相当な量の涙を流しました。カバーをした「浮雲男」は「みなと」で使うあの白いギターで弾いてました。イメージとしては「風呂上がりの大将」のような大らかな曲になってました。そして最後のシャウトはマサムネさんの高音がメロディーと絡まって魅了されました。改めてスピッツの熱が再燃したLIVEでした。 2組目のミスチルはThanksgiving25以来のLIVEで、久しぶりに観るためワクワクしてました。「prologue」から始まりもう興奮が止まらなくなり、「Everything(It's you)」で涙がドバーッと出てきました。久しぶりに聴いて泣いたと思ったら「HANABI」がきて、初めてすすり泣きしながら曲を聴きました。この曲によって支えられて生きてきたんだと改めて感じました。 カバーした「太陽ギラギラ」は「REM」や「WALTZ」のような感じで、ちょっと危ないながらもエレカシワールドをミスチルワールドにするところに流石だと思ってしまいました。 「hear comes my love」のギターソロが桜井さんだったり、「himawari」聴いて泣いたり、もうミスチルがより好きになりました。 そしてラストのエレカシ。「RAINBOW」「奴隷天国」で会場を盛り上げる所は流石の一言です。この日は石くんの誕生日でもあったため、「今宵の月のように」の終わりに1人の女性が「おめでとう!」と叫んで会場一体となって拍手が沸き上がりました。あれには心震えました。 「桜の花、舞い上がる道を」を聴いて泣いて、締めの「FLYER」。「FLYER」好きだったので聴けてものすごく嬉しかったです! そしてアンコール。3組が出てきてエレカシの「ファイティングマン」を桜井さんが1番、マサムネさんが2番、ラストはみやじと歌を届けさせてくれました。3組による演奏とダンスの「ファイティングマン」が観れて聴けて感極まりました。 思えば大阪城ホールから始まったこのツアーの1曲目が「ファイティングマン」で、30周年ツアーの延長戦にして競演した最後の曲の「ファイティングマン」。 あの壇上にいた3組のバンドはファイティングマンであり、エレカシこそ永遠の「ファイティングマン」だと思いました。 共演を「競演」としたのも同世代バンドだからこそであり、競いながら切磋琢磨して良い曲を世に出し続けているからこその「競演」なのだと終わった後に思いました。 あの夜に、あの3組のバンドの競演が観れて最高でした。ありがとうございました!

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