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SUPER BEAVER

2017.09 GUESTSUPER BEAVER

テーマSUPER BEAVERがこれから目指すLIVE

菅野:菅野結以が@FMからお送りしています『LiveFans』
9月のマンスリーゲストは、SUPER BEAVERです! いらっしゃいませ!

渋谷・藤原:あ、おじゃましまーす!

菅野:最終週なんですけど…そろそろ慣れてもらってもいいですか(笑)。

渋谷:そうですね。いい加減ね、慣れないと…。

菅野:(笑)。お願いします。今日来てくれてるのは?

渋谷:ヴォーカルの渋谷龍太です。よろしくお願いします。

藤原:ドラマーの藤原“29才”広明です。よろしくお願いします!

菅野:藤原“29才”広明さんが正式名称?

藤原:正式名称です。

渋谷:あんまり親から頂いた名前なんでそんなに言わないであげてください。

菅野:同い歳だなぁと思って…。

藤原:あ、同い歳なんですね。さっき情報だとぶーちゃん(渋谷)と同い歳だって聞いてたんですけど、間違ってたんですね。

渋谷:えっとですね。おそらく藤原のほうが1つ下です。

菅野:あ、そういうことか。誕生日がまだなんで、学年的には下ってことですね。

渋谷:敬語を使ってください。藤原さん。

藤原:失礼いたしました。

菅野:敬ってください(笑)。いよいよラスト週なんですけど、色々LIVEについてお話を聞いてきましたが、最終週のテーマは、「SUPER BEAVERがこれから目指すLIVE」。9月15日から『真ん中のこと』リリースツアー〜ラクダの、中心〜始まってますけど、今原稿がここにあって、<ラクダの、中心って何ですか?>っていう質問があるんですけど、これ私、前にも聞いたことがあって、やっぱみんな気になるよなぁって思って、もう1回聞いておこうと思います。「ラクダの、中心」って何ですか?

渋谷:ラクダ自体にはですね、そんなに意味がないんですよね。

菅野:それ、そうなんですよ。

渋谷:だから、各所ね、各位、たくさんのところに触れていただいて、何かいい情報があるんじゃないかと思って、すごくたまに目をキラキラして、「ラクダっていうのは一体どういう意味が含まれているんですか?」みたいなことを言われることもあるんですけど…。

藤原:そう、聞かなければいけないとこみたいな…。

渋谷:もう聞かないでって思う…。

菅野:また聞いちゃった(笑)。

渋谷:でも藤原のミドルネームのようにたいした意味はないんですけど…。

藤原:おいおいおいおい。大事なんだよ、俺のミドルネーム。

渋谷:ようやくですよ。満を持して、4週目にして藤原さんが初めて出てきてるんで、真打ちをここで出すっていうのはね。

藤原:ありがとうございます。

渋谷:どうだい?

藤原:どうだい?!ラジオは大好きだよ、俺。

渋谷:そうか、そうなんだ。

藤原:おい、あんま興味ねえのかよ。聞いたのに。

渋谷:(笑)。そう、だからラクダには特に意味は…。もともと僕たちの自主企画で「都会のラクダ」というイベントをやっておりまして、その時に…もう何年前?

藤原:自主やってる前くらいから…。8年くらい前かな?

渋谷:だよね。8年くらい前からずっとラクダとともに歩んできたBEAVERなんで。

菅野:ちょっとよくわかんない感じ(笑)。すごく動物王国みたいな…。

渋谷:そう、動物王国なんですよ。そうですか?藤原さん。

藤原:そうなんですよ。SUPER BEAVER動物王国なんですよ。

渋谷:違いますよ。

菅野:大丈夫かな…今週、この組み合わせ。

渋谷:藤原さんがいるんで大丈夫でしょう。安心してください。

藤原:大丈夫ですよ、はい。

菅野:ブースの外は爆笑とってますけど(笑)。

渋谷:果たしてラジオの外の皆さんに伝わるのか…。

菅野:柳沢くんとマネージャーさんがグーとやっているので大丈夫でしょう。じゃあ、やっといきましょう(笑)。リリースツアー、9月15日からスタートして、各地ゲスト・アーティストも迎えて行われるということですけど、対バンはいつも自分たちで選ぶんですか?

渋谷:自分たちですね。

菅野:どうやって決めてるんですか?たくさんバンドいるなかで。

藤原:単純にやりたいバンド。好きなバンドって感じですかね。

渋谷:自分たちの前にやっていただくわけなんで、自分たちの前においたら自分たちが高揚するバンドしか呼んでないです。

菅野:そっか、自分たちのテンションが上がるっていうのもある?

渋谷:基本、我々のツアーですんで、我々を見に来てくださる方の前で、我々はこんな友達がいるんだよという自慢をしたいって思ってます。こんな素敵な友達がいるんだよと紹介したいと思って。

菅野:先月の(番組の)マンスリーゲストがTHE BACK HORNだったんですよ。THE BACK HOENも10月2日、神戸・太陽と虎に出てくれますけど、結構先輩ですよね?

渋谷:藤原さんと同い歳くらい?

藤原:いやいや。そんなことないですよ。

渋谷:ラジオじゃ伝わりづらいかもしれないですけどね、立派なご尊顔なので、藤原さん。

藤原:言い方がさ(笑)。気になる方は調べてください。

渋谷:こういう興味をそそってこそ、ラジオの醍醐味だよ。

菅野:そこからBEAVERに興味を持つ人もね。

渋谷:藤原の顔から?いないでしょうけど。

藤原:おい!いいじゃねぇか、そういう人がいたってよぉ。

菅野:THE BACK HORNはこの(ゲスト)の中で、唯一の先輩ですか?

渋谷:いやいや。いっぱいいます。

菅野:あ、違うか。10FEET、SiMとか。

渋谷:ほぼ先輩じゃない?

藤原:10FEET、SiM 、HEY-SMITH、coldrain、あと僕からしたらBLUE ENCOUNTとかもそうだしね。ROTTENGRAFFTYもそうだし。

菅野:そっか。THE BACK HORNのLIVEとかは観たことは?

渋谷:ツアーに呼んでいただいて、2本やらせていただいたりとか、ずっと僕たちは好きだったんで、好きな先輩と今ようやくいろんな場所でできるようになって、ツアーに呼んでくれるんですよ。ありがたいことに。後輩冥利に尽きるね。

藤原:ほんとに嬉しいんだよ、これが。

菅野:むこうのツアーに呼んでもらって、今度は自分たちが呼び返すみたいなのっていいですね。

渋谷:でもさ、俺、思ったのね。今まで呼んでもらっているわけですから、確実に先輩より僕たちが前にやってるんですよ。

藤原:そうだね。

渋谷:だから、今回呼ばせていただいたこのバンドの後にやるって、初めての人たちがたくさんいるんです。

藤原:そうね。10-FEETは京都MUSEで出ていただくんですけど…。

渋谷:地元の先輩を地元に呼び出して、しかも先にやらせるんですよ…。

菅野:そっか。

藤原:10-FEETが京都MUSEで先にLIVEをやることは、何年か前の竹原ピストルさん、THA BLUE HERBさんしかないって言われて。

渋谷:そう、地元だから。これ藤原さんが仕入れた情報なんで100%間違いないですけど。

藤原:めちゃめちゃ嬉しい情報。いいLIVEやんなきゃ、ほんとに。

菅野:そっか。いい緊張感ありますね。先輩に前座みたいな形で出てもらうっていうことですもんね。言うなれば…。

渋谷:そうそう。

菅野:じゃあ気合い入りますね。

渋谷:おのずとね。ずっと一緒にやりたいって僕たちが言ってた人たちしか呼んでないので嬉しいです。こうやって出ていただけるっていうのもね、力を貸していただけるということなので、ありがたいなと思っております、ほんとに。めちゃくちゃ嬉しいです。

菅野:そんなゲスト・アーティストを迎えて行うのが9月、10月。11月からはワンマンLIVEになっていくということで、愛知には11月25日(土)名古屋ダイアモンドホール、ワンマン。

藤原:やっとだね。ダイアモンドホール。

渋谷:そうだよ。なんか言いたいことあるか、他には?

藤原:大丈夫です。

渋谷:口下手なんです。すみません。

菅野:ほんとかな?(笑)。ZEPP TOKYOでのファイナルは2DAYS、ワンマンで。どんどんどんどん規模も大きくなってってますけど…。

渋谷:そうですね。やっぱでも名古屋のダイアモンドホールに関しても僕たち初めてやらせていただくんですよ。

菅野:そうなんだあ。

渋谷:初めてで、すごく裏の話をすると、僕ら名古屋でチケットが売り切れなかったことがあるんですね。ワンマンLIVEをやった時に…。名古屋のクラブクアトロというところでワンマンLIVEをやった時に、そのツアーで唯一そこだけ売り切れなかったんですよ。それで、その次の年には他の会場の規模は上げさせてもらったんですけど、名古屋だけ同じ規模でやったんです。

藤原:そう、リベンジだー!ってね。

菅野:そうなんだぁ!

渋谷:そこでようやく売り切って、ようやくキャパを上げようっていった時のダイアモンドホールだし、もうめちゃくちゃ嬉しいんです。しかも東京に関してもZEPP TOKYOで2DAYS。ZEPP TOKYOでワンマンLIVEをやることも初めてならば、ファイナルで2DAYSやるっていうのも初めてなんです、僕らのなかでは。

菅野:ZEPPも初なんだ!

渋谷:ZEPPダイバーシティーではワンマンLIVEさせてもらったんですけど、ZEPP TOKYOが初めてで。

菅野:初でいきなり2DAYS?!

渋谷:そうですね。そうやって聞くとなんかすごいことをしようとしてる…。

藤原:ねえ、思い切ったよね。俺ら意外にビビリなのに。

渋谷:大丈夫かと思ってきちゃったよ、今。心配だ…。

藤原:けど売り切れてるから大丈夫。

渋谷:そうだよ。大丈夫だぁ。

菅野:もう売り切れてるだ!早い!

渋谷:そう、名古屋も東京も本当にありがたいことにSOLD OUTをいただいているんです。

菅野:すごーい!おめでとうございます!

渋谷・藤原:ありがとうございます!

菅野:なんかBEAVERって見てると勇気わきますよね。

渋谷:あ、ほんとですか!たぶん歳が近いからっていうのもある気がする…。

藤原:なるほど。

菅野:それもある!

渋谷:これは絶対あると思いますよ。色々あったじゃないですか、紆余曲折…これだけ生きてれば…。

菅野:わかる!紆余曲折してきて、でも真っ直ぐやってたら、ちゃんと人は見てくれてるんだっていうのをものすごい感じるから応援したくなるんですよね。

渋谷:嬉しい!

藤原:なるほど、同い歳のグルーヴが素敵ですね。

渋谷:なあ!生まれてきた…あなた(藤原)年下か。

藤原:はい。

渋谷:じゃあちょっと帰っていただいて…。

藤原:おいおい(笑)。居させて。

菅野:(笑)。BEAVERはLIVEでこそ力を発揮するというか真髄があるバンドだなと思うんですけど、自分たちのLIVEの最大の特徴というか、こういうところが見どころだよっていうのはどんなところだと思ってますか?

藤原:やっぱり1本1本ほんとに全力だと思いますね、僕らのLIVEは。1本1本違って当たり前だと思うし、まぁ普通は違わないLIVEを、みんな同じクオリティーのLIVEを目指してるのかもしれないですけど、良い意味で違っていてもいいのかなと。その日にしかできないこと、その時しか伝えられないことをできたらなと思ってLIVEをやってるかな。

渋谷:うん、そうだよね。間違いないです。

菅野:それがいいですよね。

渋谷:やっぱね、アベレージ狙っても面白くないじゃないですかね。

菅野:ほんと毎回同じLIVEだともう別に次行かなくていいってなっちゃうから、いつも違うから見逃せないって思うし、エモーションですよね。

渋谷:たとえね…言い方悪いですけど、大空振りしたとしても、大空振りが印象に残ってたほうがいいじゃないですか。

藤原:そうだよね。

渋谷:すっごい振り方したなぁアイツ!みたいな。次打つんじゃねえか!?ってなんか失敗したていで話してるのおかしいですけど…でもそういう意気込みで、絶対打ちますけど、でもそうだったとしてもやっぱり思っ切りやってんなアイツらっていうのを、本当に真剣に対峙してるということを僕たち一番大事にしてるんで、そういうところをしっかりやりたいよね。

菅野:ほんと安パイ狙ってない感じがめちゃめちゃ伝わってくるから、だから熱くなるなぁって感じがするんですけど…。これから目指すLIVEっていうのを聞きたいんですけど。これからBEAVERが目指すところ、向かう場所、どんなものですか?

藤原:やっぱりここまできたらもっとここでやりたいとかも会場だと、あるじゃないですか。そういうところでもちゃんとLIVEもやってみたいと単純に思うし。小さいライブハウス…お世話になってるところでも全国どこでもたくさんあるけど、そういうところでももちろんいいLIVEをやりたいし、またツアーもやりたいし、どっちも大事にこれからはいいLIVEをやりたいなと思ってますけどね。

菅野:渋谷くんはどうですか?

渋谷:ほんとにすごく単純なことですけど、自分たちがどんな気持ちで、どんな思いでステージに立ってるのかということと、あとはどんな気持ちで観にきてくださる方が来ていて、何を求めているのかということまでもちゃんと自分たちがわかるようになりたいっていうのは、僕たちは発信する側の人間ですけども、当然聞いてくださる方っていうのは、その発信したものを受け止めて、何か思うことが絶対にあるはずなんですね。それを僕たちのステージに投げ返してくれてこそ、僕は成り立つものだと、気持ちの往来が。で、それでこそ自分たちがそれを受けとめて、新しく曲にしたりとか、新しいLIVEに繋げたりするっていうそのサイクルみたいなものの純度というものをどんどん高いものにしていって、まあほんとに1人1人にね、やっぱ絆とか言うとすごくくさいんですけど、でも僕、それにつきるなって思うんですよね。信頼関係であったりとか、ここでしか会えないから思いっきり伝えたいし、思いっきり伝えてほしいっていうのを…そういうピュアなバンドでいたいなっていうのは思いますね。

菅野:渋谷くんにはずっとくさいことを言ってほしいんですよ。みんなそれを求めて来てる。

藤原:俺も求めてる!俺ももっとピュアでいてほしい!

菅野:仲良しですね(笑)。今、ツアーも真っ最中ということでね、体に気をつけて全国最後まで回っていってほしいなと思います。

渋谷・藤原:ありがとうございます!

菅野:最後にもう1曲聞きながらお別れになるんですけど、最後何の曲にしましょうか?

渋谷:そうですね、せっかくここまでお世話になりましたので、アルバムの最後に入っている曲で締めたいなと思います。

菅野:じゃあ曲紹介をお願いします。

藤原:SUPER BEAVERで“それくらいのこと”。

菅野:9月のマンスリーゲスト、SUPER BEAVERの皆さんでした!ありがとうございました!

渋谷・藤原:ありがとうございました!

ARTIST INFORMATION

SUPER BEAVER

2005年結成の東京出身の4人組ロックバンド「SUPER BEAVER」

メジャーデビューから自主レーベル設立まで様々な経験をしつつも、2016年6月1日にリリースしたフルアルバム「27」は、オリコン初登場10位を記録。

タイトル曲「27」は、坂口健太郎・miwa主演の映画「君と100回目の恋」の挿入歌に起用。バンド自体も、「主人公が憧れるバンド」として映画に登場する。

10月11日 初のLIVE DVD『未来の続けかた』をリリース。

Vo.渋谷書き下ろしの小説「都会のラクダ」も付属のDVD+BOOKという珍しい形態でのリリースで話題を呼ぶ。

さらに、10月24日付のオリコン週間音楽DVDチャートでは、1位を獲得。2017年に入り「ROCK IN JAPAN FES」「RIZING SUN ROCK FESTIVAL」「SWEET LOVE SHOWER」等10本以上の夏フェスにも出演。

RELEASE

Mini Album真ん中のこと

真ん中のこと

2017.09.06 Release
[NOiD]

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近年、ライブ動員数は増加傾向にあり2016年は過去最高の4,768万人を記録。ライブやフェスといったリアルの場での音楽体験を求めるユーザーが増えています。本番組では、そんなライブに徹底的にこだわり、あらゆる角度からライブの魅力を紹介していきます。